すばらしき愚民社会 の商品レビュー
著者の言い分に共感を覚える箇所がたくさんあった。なかには言い過ぎだろーという部分もあったけれども。現代の知識社会に警鐘を鳴らす一冊でもある。
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小谷野さんが言うところの「愚民」とは、無教養な大衆ではなく、いわゆる知識人、つまり「大学」や「学者社会」、そして大学院生や学生たちを指す。知識人への攻撃は凄まじい。引用と槍玉に挙げる知識人の数は圧巻。
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大衆批判かと思いきや、学者批判が殆ど。 「今の大学生はアホだ」とか「バカに選挙権を与えて良いのか?」といったあたりは、共感できるが、途中から身内の学者批判に終始しているのがアウト。 著者の読んだ本や論文の 引用が多く、それをあたかも読者の「共通認識」としている辺りが、 「オレっ...
大衆批判かと思いきや、学者批判が殆ど。 「今の大学生はアホだ」とか「バカに選挙権を与えて良いのか?」といったあたりは、共感できるが、途中から身内の学者批判に終始しているのがアウト。 著者の読んだ本や論文の 引用が多く、それをあたかも読者の「共通認識」としている辺りが、 「オレって知識人、悔しかったら、引用している本なり論文なり読めよ」 というスタンスで、少々腹が立つ。 年末休みをとって、本を読み漁ろうと思った。 →★3.5
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表紙のオトボケさと、題名のオトボケさが胸をついたので購入。 読んでいるうちに気づいたのだが、以前、またしても同様のパターンでその題名に胸をうたれ、古本で購入してしまった、『馬鹿のための〜』という本と作者が同じであることに気づき、魅力半減。
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