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迷へる魂 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2014/02/10

尾崎翠という人がどういう女性だったのか、ずっと気になっていた。きらきらした言葉の断片に、彼女という人を垣間見れた気がした。

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2013/10/21

尾崎翠、ますますわからなくなった。 文庫選集のイメージとだいぶ違う。意外と器用な人だった気がしてきた。 だって媒体によってかなり文体違うし。

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2009/10/04

研ぎ澄まされた劇終がこちらをじっと見ているような そんな気分になって読み終わりました。 (2009.07.31)

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2022/03/06

 「今日も斯うして悲しい一秒間の連続によつて費された。」  彼女の文章は、鋭く澄んだ感性と朴訥としたやさしい人間像を根底に宿していて、読んでいるわたしをもかなしくさせます。それは感情の迸る大仰な悲しみではなくて、ひとにそっと溜息をつかせるような、透明であたたかいかなしみ、だけれど...

 「今日も斯うして悲しい一秒間の連続によつて費された。」  彼女の文章は、鋭く澄んだ感性と朴訥としたやさしい人間像を根底に宿していて、読んでいるわたしをもかなしくさせます。それは感情の迸る大仰な悲しみではなくて、ひとにそっと溜息をつかせるような、透明であたたかいかなしみ、だけれども。

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