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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 上下巻2冊セット の商品レビュー

3.9

436件のお客様レビュー

  1. 5つ

    133

  2. 4つ

    119

  3. 3つ

    130

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    2

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2023/01/12

ダンブルドア先生の愛があまりに深くて泣いてた。 癇癪が多くて途中で諦めそうになったけど読んでよかった。

Posted byブクログ

2022/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

J.K.ローリング著、松岡佑子訳『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団;上下巻』(静山社) 2004.9.1発行 2016.8.28読了  5巻は読むのが辛かった。ハリーの反抗的な態度やアンブリッジの卑劣なやり方、マリエッタの裏切り、シリウスの軽率な行動……。ダンブルドアの指示に従っていれば、万事うまく行っていたはずなのにと思わざるを得ない。両面鏡という便利な道具があるなら、なぜ最初からハリーに渡さなかったのかも疑問だ。ペンシーブや逆転時計などを駆使して、大臣にヴォルデモートの復活を説得することは出来なかったのだろうか。色々と疑問だらけだが、組分け帽子が警告した団結にはほど遠かったように思う。果たして結末はどうなるやら。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000007474642 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000007474645

Posted byブクログ

2022/09/26

Audible これはなかなか苦しかった。 頼みの綱のダンブルドアに避けられて、 思春期のせいもあるのか、どうせわかってくれないと、大事な友人にも話ができず、こじらせる挙句孤独で。 死喰い人たちとの対決は鬼滅の刃並みに、次から次へと攻撃を受けて、もうやめてくれ〜とこちらが根を...

Audible これはなかなか苦しかった。 頼みの綱のダンブルドアに避けられて、 思春期のせいもあるのか、どうせわかってくれないと、大事な友人にも話ができず、こじらせる挙句孤独で。 死喰い人たちとの対決は鬼滅の刃並みに、次から次へと攻撃を受けて、もうやめてくれ〜とこちらが根を上げそうだった。 最後の最後でダンブルドアの説明を聞き、そうだったのか、もたっぷりあり、切なくなる。 登場人物の多面性が偲ばれ、返す返すもすごいストーリーだ。

Posted byブクログ

2022/09/23

4巻で転換点を迎えた後、この5巻ではハリー自身また周囲の世界自体が大きく変わる中での葛藤や抵抗が描かれている。冒頭から思春期ならではの態度が垣間見えて面白く、それが様々な経験をしていく中でハリーの孤独感を増幅しており、明らかにこれまでの4巻とは異なるトーンで話が進んでいく。ワクワ...

4巻で転換点を迎えた後、この5巻ではハリー自身また周囲の世界自体が大きく変わる中での葛藤や抵抗が描かれている。冒頭から思春期ならではの態度が垣間見えて面白く、それが様々な経験をしていく中でハリーの孤独感を増幅しており、明らかにこれまでの4巻とは異なるトーンで話が進んでいく。ワクワク感というよりは真実・結末が近づいていることへの覚悟をもって読み進めるようなイメージだった。

Posted byブクログ

2022/09/07

ハリーら思春期真っ只中でイライラ。読み手はアンブリッジの理不尽と不快な性格にイライラ。 そもそも理屈に合わない魔法の世界が舞台なのは承知の上で、その理屈に合わないシステムのせいで隙を突かれるっていう展開が釈然としない。少し考えたら分かるんだから対策しとけよ。。。とか思ってしまう...

ハリーら思春期真っ只中でイライラ。読み手はアンブリッジの理不尽と不快な性格にイライラ。 そもそも理屈に合わない魔法の世界が舞台なのは承知の上で、その理屈に合わないシステムのせいで隙を突かれるっていう展開が釈然としない。少し考えたら分かるんだから対策しとけよ。。。とか思ってしまう。 とは言え、魔法省がヴォルデモードの復活を認めない、認められないといったあたり権威故の欠陥や権力者の下で上手く成り上がった者の特徴なんかは、とてもリアルに感じた。 でも、アンブリッジにはもっと強いしっぺ返しがあっても良かったのでは、、と思うぐらい腹立つ。笑

Posted byブクログ

2022/08/29

色々ありすぎて、こっちまで複雑な気持ち、、 これからまだまだ色んな事あるんやろうけど、ここでハリーポッターは一旦中断! 他の積読消化する!

Posted byブクログ

2022/05/28

面白かった!!!前作の炎のゴブレットは私的イマイチだったのでハリーポッター熱が冷めてきたか…と思ったけど復活!!神秘部でのハラハラがたまらない!! iPhoneのSiriで「アクシオ〇〇」とアクシオの後にアプリの名を呼びかけるとそのアプリを起動します。 英語版のSiriにすれば...

面白かった!!!前作の炎のゴブレットは私的イマイチだったのでハリーポッター熱が冷めてきたか…と思ったけど復活!!神秘部でのハラハラがたまらない!! iPhoneのSiriで「アクシオ〇〇」とアクシオの後にアプリの名を呼びかけるとそのアプリを起動します。 英語版のSiriにすればルーモスで光をつけることもできるそうです 誰かに知らせたくてたまらないけど今更ハリーポッターハマってるの周りで私だけだからなかなか話題に出せず。ここで欲ぶちかまし

Posted byブクログ

2022/02/05

読み直し中。 今までの巻には無かった程の緊張感が冒頭から止まらなくて、勢いよく読み進めた。 ヴォルデモートという絶対的な「悪」は居るものの、アンブリッジみたいな「イラッッッッ」とする登場人物が毎回見事笑 はっきりと言葉にはしていなくともあたたかくて、心強い空気感が伝わってく...

読み直し中。 今までの巻には無かった程の緊張感が冒頭から止まらなくて、勢いよく読み進めた。 ヴォルデモートという絶対的な「悪」は居るものの、アンブリッジみたいな「イラッッッッ」とする登場人物が毎回見事笑 はっきりと言葉にはしていなくともあたたかくて、心強い空気感が伝わってくる終わり方も凄く気持ちよかった。 けど、映画以上にめちゃくちゃあっさりとシリウスが死んでしまった様に見えて(えっっっ!?)となった… でも、実際に戦争中であったり現代の事故や事件であっても、人はあっけなく死んでしまうものだもんな…としんみり…

Posted byブクログ

2022/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は終始「怒り」がテーマだったように思う。 とにかく今回のハリーはエゴが前面に出ていて、なんとダンブルドアまでにも歯向かうことになる。 この辺はこのシリーズの隠された仕掛けが見えてきたような感じもするのだが、逆に云えばお行儀のいい主人公を据えるよりも、こうした現代の15歳の子供が見せる傲慢さをきちんと描く作者の姿勢に感心する。 とにかく今回は先の読めない展開だった。 それというのも今まで物語には主軸となるテーマ―賢者の石、秘密の部屋、脱走した囚人、三校対抗試合―があったのだが、今回はヴォルデモートが復活したものの、語られるのは魔法省のホグワーツ校に対する圧制の連続で、ハグリットもいなく、そしてクィディッチすらハリーから取り上げるという設定!一貫していたのはハリーの謎めいた夢のことである。 今までのシリーズの定型を壊す物語の運び方で、こういうプロットだと作者のストーリーテリングの技量が試されるのだが、この作者は色々なロジックを仕掛けており、ところどころで目から鱗が落ちる思いをさせてくれた。 まず一番印象に残ったのは、ハーマイオニーの知略の冴え。 憎きアンブリッジを出し抜くための数々の謀略の見事さには舌を巻いた。特に魔法省に黙殺されていたヴォルデモートの復活に対して、ゴシップ紙「ザ・クィブラー」にわざとハリーのインタビューを載せて、アンブリッジに「ザ・クィブラー」禁止令を出させた時の、「記事を読んだ事を認めることが出来ないがためにヴォルデモートの復活に対するハリーの意見に反論できない」という論理などはチェスタトンの逆説を髣髴させるほどだ。 他にはセストラルという動物がなぜ特定の人物しか見えなく、さらに今までハリーの目に見えなかった理由にも驚いた。こういう細かい仕掛けがこの作者は本当に上手いと思う。 そしてシリーズの後半に差し掛かった本書でも大きな別れがあった。今まで愉快なサブキャラとして物語に彩りを加えていた双子のフレッド&ジョージ・ウィーズリー兄弟の退学、それとシリウスの死。そして敵役であったマルフォイ親子がもはや敵として眼前に出てきた事も物語が佳境に近づいている事を気付かせてくれた。 今までこのシリーズの読者が抱いていた「ダンブルドアはハリーをひいきしていないか?」という疑問に今回はきちんと明示して答えているのが驚いた。また前作の感想でハリーを特別扱いする件について理由を示した事を書いたが、今作ではさらに突っ込んで、作者が意識的にハリーに英雄癖(物語中では「人助け癖」と語られている)があることをハーマイオニーの口から指摘しているのも斬新だ。 これで前回以上にハリーを特別な人物として描いていた事が自覚的であることを示唆し、またこれをハリーが過ちを犯すファクターとしているのも興味深い。 こういうシリーズで主人公がトラブルに陥る(首を突っ込む?)のは常套手段であるのだが、こんな風にあからさまに登場人物の口から提示するのを見た(読んだ)初めてだ。 かてて加えてハリーの父親が聖人君子、ヒーローの如く描かれておらず、むしろ自分の魔法使いとしての優れた資質を鼻にかけた嫌な人物として描いた事にも驚かされた。それを息子であるハリーに見させて、アイデンティティーを喪失させるなどは、現実の思春期を迎えた青少年・少女が直面する苦悩を用意させ、単なる娯楽読み物として終わらせていない。 こういった細かいエピソードを筆惜しみをせずに書くこの作家が単なるファンタジー作家と一線を画していると強く感じた。

Posted byブクログ

2021/12/21

個人としてはシリーズで最も読み進めるのに勇気が必要になる作品。 両親を幼い頃に亡くし、育てられた親戚たちからはまともな愛を受けずに生きてきたハリー。 そんなハリーに、両親に近い家族の繋がりを感じる存在が出てきます。それが名付け親のシリウス。 濡れ衣により指名手配中の彼と会うこ...

個人としてはシリーズで最も読み進めるのに勇気が必要になる作品。 両親を幼い頃に亡くし、育てられた親戚たちからはまともな愛を受けずに生きてきたハリー。 そんなハリーに、両親に近い家族の繋がりを感じる存在が出てきます。それが名付け親のシリウス。 濡れ衣により指名手配中の彼と会うことは中々できず、基本は手紙が彼との繋がりでした。そんな中でも二人は着実に家族の絆を深めていました。(以下ネタバレ) 不死鳥の騎士団本部として、シリウスは相続した屋敷を提供。 親友のルーピンや犬猿の仲のスネイプらがヴォルデモートに対抗すべく動き回る中、指名手配中のため屋敷から出られない自分にもどかしさを感じていたシリウス。 (ハリーの出発を見送るために外に出て嬉しそうにはしゃぐ犬に扮したシリウスは愛らしかったな…) 終盤、ヴォルデモートの策略でシリウスの身が危ないと思ったハリーは魔法省の神秘部へ行ってしまいます。急いでそれを追いかけるシリウスら騎士団。 急遽ヴォルデモートたちとの戦闘が始まり、その中でシリウスはレストレンジの呪文を受け、神秘部にあったアーチの中に消えてしまいます。 その後ダンブルドアも参戦し、魔法省の役員たちがヴォルデモートを見たことで世間がやっと例のあの人が戻ってきたことを信じることになります。 まさかのシリウスの死というショッキングな出来事。それだけでも耐えられないほど悲しいのに、シリウスの身体はアーチに吸い込まれたのでもう彼を抱きしめることも顔を見ることもできません。 ハリーにとって唯一の家族に近い繋がりを感じていたシリウスを失った絶望ははかり知れません…。 ホグワーツでの1年を終え身支度をしているときに、ハリーは出発の時にシリウスに連絡手段に使ってくれともらった包みを見つけます。 中に入っていたのは両面鏡でした。それに向かって話しかけると対の鏡を持った人と会話ができるのです。 また会えるかもしれないという期待が膨らみ、鏡に向かってシリウスと声をかけます。しかし、鏡からの返事はありません。 ゴーストになって戻ってくるなどシリウスと再会する望みを捨てられなかったハリー。 何も映らない鏡を見て、シリウスの死を再実感するシーンは最も印象的で心が痛むシーンでした。 アーチの中に消えるという別れ方をしたため最初死を実感しにくかったのもあり、本当に辛い別れでした…。 シリウスが大好きだからこそ1番思い入れがあって、1番読み進めるのが怖くなる作品です。 必要なことだったのかもしれないけど、何回読んでもシリウスの死が受け入れられないので星4です。 賢者の石から愛というものをテーマに描かれているハリーシリーズ。本作はそんな愛した人を失うことの辛さを描いた作品だと思います。 自分の周りにいる人たちを改めて大切にしていきたいと思える本作でした。  

Posted byブクログ