オイラの法則 の商品レビュー

リチャード・H.モリタ(著者)

2018/02/24

全527ページからなる本書は、手に取ってもかなりのボリュームを感じる本だ。著者も冒頭で述べている通り、この本は、著者が関係する『マイ・ゴール』『目標設定練習帳』『リアル・サクセス』『ザ・レター』『オリソン・マーデンの黄金のスキル』をはじめとする16冊の関連刊行物の集大成であり、それらの改訂版として着手したものである。

私はこの本を読む以前に著者の本を数冊読んでいる。そのような立場からするとこの本の内容はほとんどが前著の重複であり、特別新しい発見を感じるまでのことはなかった。著者の本をはじめて読まれる方であれば、本書は著者の集大成ということなので、この本を手に取れば良いのではないろうだか。

本書は著者の主張について、解説形式、物語形式、手紙形式、ワーク形式など、いろいろな角度から表現をしている。

もし、要点を手早く掴みたいということであれば、シンプルかつより実践的な視点で書かれている『目標設定練習帳』をお勧めしたい。

いずれにしても、この著者の本はこれ以上の成功法則を追い続けないために、目を通しておきたい本だ。（しかし自分にとっての目標とは何かを追い続けてしまう可能性はあるが…）

本書にはCDが付属している。内容は第三部 レター・オブ・サクセス「成功の書」の内容を音読したものだ。通勤途中などに音声を用いて潜在意識にはたらきかけるような手法が好きな方は、これの特典目当てで本書を選んでも良いだろう。

著者のシリーズに一貫して言えることだが、私自身はこの本からも「答えは自分の中にある。環境に振り回されず、自分を見つめ自分を愛し、目標を掲げ、我が道を行け！」というメッセージを感じた。

表紙がダイアモンド社から出版されているエリヤフ ゴールドラット氏のシリーズによく似ているが、内容に関係は全く無いようだ。

2009/10/04

1900円とちょっと値段は高いが中身は充実している。平成の成功哲学の決定版。拙著『スピード成功論』でも紹介した本。

2009/10/04

成功を語る本で「オイラ」という言葉を使うのは珍しいと思いました。目標そのものに注目しているところが面白いと思いました。

2009/10/04

けっこう厚いだけど読みやすかった。内容的には潜在記憶を明確化し本当にやりたいことを見つけることが成功の秘訣であるみたいなそんな感じ。ただ、ちょっと核心に迫るような感じじゃないのが残念。

2009/10/04

世界中の成功者を100年間にわたって取材し続けてきた、米国『サクセス』誌の膨大な成功にまつわる情報を調査、分析した結果