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きれぎれ の商品レビュー

3.5

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    1

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2018/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

独特の文章だけど何故かスラスラ読める不思議な本だった。リズムが良くて、目は文字を追ってどんどん先に進んでしまうけど、途端に「えっ?どういう意味?」というシーンが連続してやってくるのでもう一度読み直したりする。読み直しても意味は分からない。 きれぎれの方の主人公は妄想がとどまるところを知らず、人生の聖の主人公は哀れですらある。どちらも生きるのが大変そう。 午後のワークの話が不気味で興味をそそられるのでその後あの工場がどうなったのか読みたい。

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2017/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 カオス!!!!!!!!!!氏の小説の中でも突き抜けてカオス。おいてけぼりとはまさにこのこと。。  第123回芥川龍之介賞受賞作。

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2016/08/25

初めて読んだ夫婦茶碗に比べて強烈で、特に人生の聖はついていけないかも、とも感じたが、何れにせよ、凄い作家だと改めて思いました。

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2015/08/18

きれぎれにいらいらすることありますよね。 なんでおまえそんなにスイカべったりタッチ なんだよと。もう体、改札とおっとるがなと

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2014/10/12

久しぶりに読んだ町田康。 彼の作品はいつもぶっ飛んでるけど、その中でもこれはトップクラスだと思う。 彼岸と此岸を行ったり来たりするような感覚。 凡人の私にはちょっとついていけない。 併録の「人間の聖」の方が好き。 開脚し続けて体が裂け、脳天につま先が突き刺さるってどういうことよ...

久しぶりに読んだ町田康。 彼の作品はいつもぶっ飛んでるけど、その中でもこれはトップクラスだと思う。 彼岸と此岸を行ったり来たりするような感覚。 凡人の私にはちょっとついていけない。 併録の「人間の聖」の方が好き。 開脚し続けて体が裂け、脳天につま先が突き刺さるってどういうことよ…。

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2014/05/02

町田康の芥川賞受賞作ということだけど、マジでわっけわからん。訳わからんけど、天才だと思った。 私はただウラー。

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2015/03/18

脳味噌丸みえはパンツ丸見えよりも恥ずかしいのか? 先に読んだ山下澄人の作品のような完全な脈絡の無さではなく、主人公が一段また一段と不条理の階段を上がっていく様子を体感することができます。それはもう、「今日、ママンが死んだ」の日本版を思わせる不条理のお話でした。脳味噌丸みえはパンツ...

脳味噌丸みえはパンツ丸見えよりも恥ずかしいのか? 先に読んだ山下澄人の作品のような完全な脈絡の無さではなく、主人公が一段また一段と不条理の階段を上がっていく様子を体感することができます。それはもう、「今日、ママンが死んだ」の日本版を思わせる不条理のお話でした。脳味噌丸みえはパンツ丸見えよりも恥ずかしいのか、あるいは、恥ずかしくないのか…考えてしまいます。 ただ、話はとびとびのきれぎれで、この作品のあとはスカッと読みやすいのを読みたいです。

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2013/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

混沌とした世界観…かと思うと急激にリアルな世界の行ったり来たりが癖になりそうだ。このコントラストに知らず知らず引き込まれてしまう。脈絡があるのかないのか、クスっと笑っている自分に気づくのだが何に笑わされたのかさえ判然としない。オチで急に突如研ぎ澄まされた感性で表現される本質を突くような表現にハッとさせられる。主人公が二転三転入れ替わるかのような白昼夢を見ているかのような素敵さ。純テロリスト。略して純テロとはなんてシュールな~ツボった

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2013/11/11

以前読んだものよりブッ飛び具合が酷くなっている(いい意味で)。 突拍子もない展開なのに情景が目に浮かぶのはさすがです。 一個だけ、清酒五合瓶というのはどうかな?と思った。四合瓶じゃないのかな?無いわけじゃないようだけど・・・

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2013/10/14

「くっすん」に劣るというか、どうも内容がスラスラ入ってこなかったんだよな・・。でも賞とってるんですよね。技法がすごいのかしら。

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