武闘派ヤクザが見た地獄と天国 の商品レビュー
キリスト教の方のための本です。 ベラミ事件が鳴海清の単独犯ではなく、当初は3人で計画していたこと。 銃を事務所に置いておき、一旦事務所に戻るべきプロセスだったのに鳴海がたまたま銃を持っていてしまったこと。 連絡を受けてベラミに向かうも、たまたま事務所に古い車しかなく、しかもその車...
キリスト教の方のための本です。 ベラミ事件が鳴海清の単独犯ではなく、当初は3人で計画していたこと。 銃を事務所に置いておき、一旦事務所に戻るべきプロセスだったのに鳴海がたまたま銃を持っていてしまったこと。 連絡を受けてベラミに向かうも、たまたま事務所に古い車しかなく、しかもその車のタイヤがパンクしたために、鳴海の単独犯となってしまったこと。 まさに当事者の真実が語られています。 キリスト教の本ですが、思わず事件カテゴリーに分類してしまいました。
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「ヤクザ」からキリスト教の伝道師になった人が何人もおられるということは知っていたのですが、そのうちのお一人があの大日本正義団の二代目会長・吉田芳幸さんであったとは、知りませんでした。「解題」で笹井大庸さん(この方は元「武闘派の右翼」からキリスト教徒になられたそうです)が「著者が読...
「ヤクザ」からキリスト教の伝道師になった人が何人もおられるということは知っていたのですが、そのうちのお一人があの大日本正義団の二代目会長・吉田芳幸さんであったとは、知りませんでした。「解題」で笹井大庸さん(この方は元「武闘派の右翼」からキリスト教徒になられたそうです)が「著者が読んでもらいたいのは『天国篇』なので、本書をヤクザ物として『地獄篇』のみを耽読しないように願う」と書いておられますが、その「解題」もまたいろいろと興味深いことが書かれています。「大阪戦争」のこと(そして菅谷政雄氏絶縁、波谷守之氏の逮捕と法廷闘争、そしてさらに大日本正義団が当事者となる「山波戦争」、そして波谷氏の最期に至るまでの過程)には、まだまだ判らないことがいっぱいあって、学ぶべきこともたくさんあると思います。
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