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ちいさな星通信 の商品レビュー

4.2

15件のお客様レビュー

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一度見たら記憶に焼き…

一度見たら記憶に焼きつく独特の絵で人気の奈良美智さんの、これまでの歩みを綴った自伝のような本です。イラストの他に写真もあります。かなりおしゃれな感じの本です。

文庫OFF

2018/08/11

奈良美智の絵。 質感もなんだか奥深いキャラクター化した子どもの絵。 私は、原美術館にあった奈良美智のギャラリーのポストカードが気に入って、一人暮らししても、二人暮らししても、リビングの壁に貼っている。 そんな奈良美智がどんなことを考えて、どんな生き方をして、絵を描いてるのか覗い...

奈良美智の絵。 質感もなんだか奥深いキャラクター化した子どもの絵。 私は、原美術館にあった奈良美智のギャラリーのポストカードが気に入って、一人暮らししても、二人暮らししても、リビングの壁に貼っている。 そんな奈良美智がどんなことを考えて、どんな生き方をして、絵を描いてるのか覗いてみたくて、本を読んでみた。 絵描きになりたい、だから、美大にいく、は分かる。 でも、もっと広い世界へ、自分の感性を広げるために、海外に行きまくってたのは知らなかった。 好きなものを、もっと知るための旅。好きなものを共感する人に、今まで出会わなかったものに、出会うための旅。 好きなことを好きなだけするのは、楽しいことばかりでなくて、きっと、つらいこともあったろう。 奈良美智のことが、少し、分かった気持ちになった。 好きなことを好きなだけやるのに年齢なんて関係なくて、 いつだって気持ちを掬い上げて、 正直に受け止めることが大切で、 あとは行動力なのだ。 その先にきっとなにか自分に還元するものがあるんだろうな。

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2017/04/29

作品とこれまで過ごしてきた毎日のお話。優しくて、ロックな人なんだと思った。自分にはできない生活だけれど、この人も同じ人間なのかと思うと不思議な気持ちになる。 2017/4/29

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2014/12/12

本当に良い本でした。どことなく文章がよしもとばななさんっぽい。 イラストや写真と奈良さんの文章、交互にじっくり眺めてしまうような構造になっていて、いつまでも脳みそに響いてくれている感じ

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2012/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずっと女の方だと思ってました。 お名前もそうだけど、作品から感じる印象は女性的な柔らかさだから。 でもこれを読むと中の人は作品のイメージとはちょっと違って、バイタリティにあふれてて男らしい人なのかもって感じます。ロック喫茶でアルバイトをしてたとか。 言語も分からないのに異国へ飛び込み、そこの人たちと楽しく関係を築けるところはほんとに尊敬します。誰にでもまねできることじゃない。 ひたむきな生き方がとても魅力的です。

Posted byブクログ

2011/09/27

雖然奈良一直表示自己不善長用文字表達,但整本書可以清楚了解作者創作的過程和創作的動力何在?自己的初心和他人支持的信心。因為能檢視過去,才能朝向自己想要的方向。

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2010/10/05

作品集+エッセイ。 装丁のカワイらしさに 奈良さんのエッセイも。 上京して、ドイツに行って、ロックを聴いて 作品を作って。 読んでいて、元気が出てくる1冊です。

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2009/12/22

「弘前市に生まれた幼少時代から、東京、名古屋での学生時代、そして単身ドイツへと渡ってアーティスト・デビューを果たし、日本における現代アートブームの牽引者となった現在まで。その足跡を書き記したノンフィクション。」 ノンフィクションというのにもそそられたし、ドイツに単身赴任したのも興...

「弘前市に生まれた幼少時代から、東京、名古屋での学生時代、そして単身ドイツへと渡ってアーティスト・デビューを果たし、日本における現代アートブームの牽引者となった現在まで。その足跡を書き記したノンフィクション。」 ノンフィクションというのにもそそられたし、ドイツに単身赴任したのも興味があった。

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2009/12/05

奈良美智の幼少時代からドイツ留学、現在までのエッセイと絵が描かれている作品。 彼の作品は生でみないとわからない部分があるのだが、やはり技術が素晴らしい。高校時代のねぷた祭りの絵は、ため息ものである。 元気がない時に読み返すと、ふつふつとやる気が出てくる一冊。

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2011/06/30

お金持ちなら買うのに、という所有欲を刺激する絵の数々。豊潤と欠落、敵意と慰撫、感傷だったり、残酷だったり、身に覚えのあるもろもろが、『四角い箱のようなこの部屋で 真夜中に絵を描いていると なんだか窓の外は真っ暗で 宇宙を飛んでいるように感じる』、などとのたまう人の幸福といっしょく...

お金持ちなら買うのに、という所有欲を刺激する絵の数々。豊潤と欠落、敵意と慰撫、感傷だったり、残酷だったり、身に覚えのあるもろもろが、『四角い箱のようなこの部屋で 真夜中に絵を描いていると なんだか窓の外は真っ暗で 宇宙を飛んでいるように感じる』、などとのたまう人の幸福といっしょくたになって、静かに、ぎっしりと満ちていて、拒まれもせず、寄り添える。手許にあったら、夜のお祈りしちゃうよなあ。 __lonesome babies get on the runaway train.

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