正論なのに説得力のない人 ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人 の商品レビュー
(S) 論理学をベースとした、上手な議論の仕方について書かれた本。 「詭弁」について著者は ・理屈の上に成り立った議論 ・主張に説得性を持たせるために必要 ・人を欺く意思、は詭弁と一切関係ない。詭弁にその意味を含めるのは間違い。 という3点を説明した上で以下の章構成で「上手な詭弁...
(S) 論理学をベースとした、上手な議論の仕方について書かれた本。 「詭弁」について著者は ・理屈の上に成り立った議論 ・主張に説得性を持たせるために必要 ・人を欺く意思、は詭弁と一切関係ない。詭弁にその意味を含めるのは間違い。 という3点を説明した上で以下の章構成で「上手な詭弁」の説明を深めます。 1章 詭弁とは何か 2章 単なる論理間違いとムチャクチャな論理 3章 詭弁のようで詭弁でないタイプ 4章 説得性に乏しい「下手な詭弁」 5章 猛烈な説得力を持つ「上手な詭弁」 6章 上手な議論のための詭弁トレーニング 身近な会話例や文例を元に、あらゆる議論の論理学的解釈を教えてくれる。 筆者の言うように、上手な議論をできるようになるというのもひとつだが、前半の章にあるような「論理的にムチャクチャ」を展開しないようにするための教科書として使える。 著者は、勝間和代の本でも薦められていた「論理パズル」の著者でもある。
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