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こころ の商品レビュー

4.2

1433件のお客様レビュー

  1. 5つ

    578

  2. 4つ

    437

  3. 3つ

    249

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  5. 1つ

    7

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2009/10/04

初めて読んだ夏目漱石の本です。向上心の無い人間は馬鹿だという台詞が心に残ります。 先生と私という2人に感情移入できる物語。

Posted byブクログ

2009/10/04

これ、すごく鬱になりました。はああ…太宰の「人間失格」は却って元気にさえなれたけれど、こっちは、だめ。落ち込んで落ち込んで、立ち直るのに時間がかかってしまって、何だかさ…すごく重くて、しかも救いがない。なさすぎる。「もう具合はいいのか? ちゃんと病院には行ったのか?」ってKが言う...

これ、すごく鬱になりました。はああ…太宰の「人間失格」は却って元気にさえなれたけれど、こっちは、だめ。落ち込んで落ち込んで、立ち直るのに時間がかかってしまって、何だかさ…すごく重くて、しかも救いがない。なさすぎる。「もう具合はいいのか? ちゃんと病院には行ったのか?」ってKが言うでしょう、あそこなんて、切なすぎて堪えられない。 (以下ネタバレあり) Kの死が「先生」の責任とは言い切れないと思うけど(Kは「先生」にではなく自分自身に憤り、絶望したのだと思う)、「先生」みたいな行動する人は最低だと憤慨しながら読んでいました。人間なんて嫌いだ、と言う人はよくいるけれど、本当に人間に絶望したのなら、とてもこの世の中で生きていくことはできないよ、だってあなたも人間なんだからね、という言葉を思い出した。

Posted byブクログ

2009/10/04

この本は高2のときの夏休みの課題だったんですが、「どうせ教科書に載ってる話だから…」となめてかかったら痛い目に合いました。本当にすごい話です。 夏目漱石の本はあまり読んだことないんですが、たぶん夏目漱石の著書の中で一番好きだと思われます。 とにかく考えさせられます。生きることと死...

この本は高2のときの夏休みの課題だったんですが、「どうせ教科書に載ってる話だから…」となめてかかったら痛い目に合いました。本当にすごい話です。 夏目漱石の本はあまり読んだことないんですが、たぶん夏目漱石の著書の中で一番好きだと思われます。 とにかく考えさせられます。生きることと死ぬこと、大切なもの、時代、家族、とにかくいろんなことを考えました。人と人とが関わることってすごいことなんだと思わせられた一冊です。

Posted byブクログ

2009/10/04

高校の現代文の授業で習って続きが読みたくて買った。 人間って自分の為に他人を裏切るのかなって思ったり。

Posted byブクログ

2009/10/04

日本の名作の一つかと。本当の名作は10歳のとき読んだ感想と20歳のときに読んだ感想と今読んだ感想がそれぞれ違っても、またそれぞれ別の感動があることだと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

これぞ夏目漱石!!色々考える事のできる一冊です。この前自分の中で文学ブームがきた時読みました。人間の弱いとこが、鮮明に描かれています。

Posted byブクログ

2009/10/04

正直舐めてた! 国語でやったときは(一部だったこともあり)スルーだったけれど、いざ手に取って読んでみると「恋愛小説」! 恋と友情に揺れ、そして「こころ」という題。近代文学も面白いのかもな、と思わせてくれた一冊。 「果断に飛んだK」という表現が今も耳に残っている。

Posted byブクログ

2009/10/04

高校のときかな?教科書で読みました。友達がまじめに読まない中、私はひとりでしみじみと噛み締めながら読みました。こういうの若い頃にもっと読まないとダメッ。

Posted byブクログ

2009/10/04

なかなか暗い。 ラストの一文は、え、これで終わっていいの?という感じで、結局「先生」は最後までどこか謎でした。 若造で無知なわたしには、まだ理解できていないのだと思う。 でも、前半と後半の構成がまったく違うので飽きはしませんでした。

Posted byブクログ

2009/10/04

初めて読んだのは、確か、中学生の時。 この本の日本語の美しさに、とても心を奪われました。 何だかすごく新鮮で印象的だったなぁ・・・。 そして夏になると、私はこの本を思い出します。それも新潮文庫の。 学生の頃、知り合いにこの本を貸すことになり、 それが確か夏だったんですね。 「い...

初めて読んだのは、確か、中学生の時。 この本の日本語の美しさに、とても心を奪われました。 何だかすごく新鮮で印象的だったなぁ・・・。 そして夏になると、私はこの本を思い出します。それも新潮文庫の。 学生の頃、知り合いにこの本を貸すことになり、 それが確か夏だったんですね。 「いつでもいいよ」と言って貸したのですが、 結局、その本は戻って来ず・・・。 迷った末、何年か後に、また同じ新潮文庫の「こころ」を 買ったのでした。 今読むと、きっと中学生の頃とは違った読後感があるんだろうな。 それが本を読む楽しさの一つでもありますよね。 同じ作品でも、読んだ時期によって、不思議と感じ方が違う・・・。

Posted byブクログ