旌旗流転・妖雲群行 の商品レビュー
『旌旗流転』『妖雲群行』合わせて、まるごと1冊ヒルメススペシャルなのかと思うくらい、ヒルメス色が濃かった。 蛇王の復活が近いのか、異形の魔物がたくさん出てきて、いよいよ敵が人間ではなくなってきているけれど、『妖雲群行』にゾッとした。人間怖っ! タハミーネの産んだ娘が、パリザ...
『旌旗流転』『妖雲群行』合わせて、まるごと1冊ヒルメススペシャルなのかと思うくらい、ヒルメス色が濃かった。 蛇王の復活が近いのか、異形の魔物がたくさん出てきて、いよいよ敵が人間ではなくなってきているけれど、『妖雲群行』にゾッとした。人間怖っ! タハミーネの産んだ娘が、パリザードなのかレイラなのか、それともまだ登場していない3人目の女性なのか? アルスラーンとゆくゆくは男女の縁があるキャラなのか気になる。 家に角川文庫初版本の『妖雲群行』があり、そちらも少し読んでみると、そこにレイラがエレナヴァークという名前になっている箇所があり、エレナヴァークって誰よ?と思った。
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第二部が始まり、ミスルやマルヤムの動きも活発に。 これからザッハークとの対峙もあるだろうに、少し風呂敷を広げすぎじゃないかと心配に。 そしてメタ視点ではあるが、現段階でも完結していないことを思うとさらに心配。面白いだけに、ね。
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トゥースの3人の嫁たち、ザラーヴァントの家族関係、ファランギースの恋バナ、イスファーンと子狼たちなど、本著では様々な登場人物の逸話が盛り込まれている。 その性か、アルスラーン絡みが少なかったような…。 蛇王ザッハーク再臨の前触れともいえる異形の者たちもチラホラ。
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なんかヒルメスが、哀れな気がしてきた今日この頃。 トゥースの嫁様三人、とザラーヴァントの家族が衝撃事実! あとはファランギースの昔話、と本編より少しそれたところが印象的でした
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『2009年 6月 10日 8刷 発行』版、読了。 この巻までは、角川文庫版でも刊行された内容です☆ 読み終わって感じたのが「ここで終わりかあ!!」という、続きが気になる展開でした。…まあ、このシリーズはいつも大体そうですがwwww 物語的にも、印象に残る内容がちりばめられてキリがありませんが…ここにきてようやくファランギースさんの生い立ちが描かれたり、活躍があったりでキャラとして「深み」が出てきました☆ これまでがミステリアスだったしwww あとはイスファーンの仔狼の二匹や、トゥースさん、まさかの嫁さんズwww キシュワードさんが結婚して元気な息子がいるエピソードも霞んでいく勢いだwwww 大変な目にあってるのはヒルメス殿下www アルスラーンとは違う意味で自ら苦労してるwww そしてザンデさんの悲運。合掌。 クバードさんたちはデマヴァント山への行軍途中、洞窟に閉じ込められ、ファランギース&アルフリード&ギーヴは、まだムンズィル卿騒動の途中(と、思われる)で…次巻も間をおくことなく読もうと思いましたっ☆ 巻末にはパルス料理の紹介がありました☆ カラーでみたかったですww
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2巻分が入っているが、前者は後者の話に繋がる流れを作った巻で、アルスラーン王の宿敵ヒルメスがいとも簡単にナルサスの計略によって壊滅させられてしまうので少々あっけないところがある。部下に恵まれるアルスラーンとそうでないヒルメスの差が非常によく描かれている。ダリューンがヒルメスと対峙した時に言う、「なるほど、ヒルメス殿下は過去に生きる御方だ。誰それの息子・・・(中略)・・・そのようなことがそれほど大事か」というセリフは印象的だった。 後者の巻は、徐々に表舞台へと蠢く蛇王の眷属たちがしっぽを見せ始めたあたり。妖しい雰囲気が漂う中、アルスラーンの重臣たちが危機に陥るところがこれまでにないワクワクとした気持ちにさせてくれる。
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角川文庫時代、妖雲群行が出るまでにどれほどのファンがヤキモキしたことか。8年とか…。 田中芳樹ファンは忍耐力を試されますが、これほどの試練とは…。
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ラスボス、すなわちアルスラーンにとっての最大の敵は ザッハークよりもヒルメスであって欲しいと思います。
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二巻刊行もここまでです。 王子様から王様になったアルスラーンの試練がこれでもかこれでもかと襲い掛かってきます。 っていうか、王子様への試練っていうか部下への試練っていうか(笑) ま、王太子時代の用にほいほい出歩くわけにもいかないので当たり前っちゃ当たり前でしょーか。 王様にな...
二巻刊行もここまでです。 王子様から王様になったアルスラーンの試練がこれでもかこれでもかと襲い掛かってきます。 っていうか、王子様への試練っていうか部下への試練っていうか(笑) ま、王太子時代の用にほいほい出歩くわけにもいかないので当たり前っちゃ当たり前でしょーか。 王様になってもさして何がかわることもない、アルスラーンにほっとしつつも、 蛇王ザッハークが出てきてこれからどうなるんだろうと、話の展開にどぎまぎする巻になっております。 先代の王様の隠し子発覚?のお話も気になります。 アルスラーンと部下の苦悩はまだまだ続く。
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