負ける建築 の商品レビュー
隈研吾氏の建築の本だが、近代建築の歴史もまとめられており、教科書のような内容。近代建築の五原則など懐かしかった。ちなみにそれはピロティ、屋上庭園、自由な平面、連続する窓、自由な立面。
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単語を調べて横に書き込んだりしつつ読まないと、理解できない。でも苦労しても読んであることを理解して、消化したい!
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コンペで負けるとか、回りの環境に負けるとかいう本だと思って読んだら全く違った内容だった。。。 ずいぶん観念的な内容で、頭がよくてしゃべれる建築家だから、あれだけ仕事があるのだとわかった。 徹底的に叩かれた作品をつくってなお、生き残るしぶとさと、その後の実績が、よい意味で、彼の...
コンペで負けるとか、回りの環境に負けるとかいう本だと思って読んだら全く違った内容だった。。。 ずいぶん観念的な内容で、頭がよくてしゃべれる建築家だから、あれだけ仕事があるのだとわかった。 徹底的に叩かれた作品をつくってなお、生き残るしぶとさと、その後の実績が、よい意味で、彼の本当の実力を示しているのろう。
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今日は一部テーマ別でしたが、多ジャンルの本について意見交換や議論ができました。 今日は一部テーマ別でしたが、多ジャンルの本について意見交換や議論ができました。
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実際につきあってみて、同じひとつの時間、ひとつのプロセスを共有する体験の重みだけが、人間にとって意味を持つ。それは負けること、不自由でそこそこ弱いからこそ続いていくこと。
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建築はなぜ負けなければならないかを、建築の歴史や特徴から分析した本。様々な角度から建築を見ている視点が面白い。
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建築が嫌われる理由。 ・大きいこと ・物質の浪費 ・取り返しがつかないこと これに対し社会が建築を必要にするため、ケインズ政策、持ち家政策などが打たれてきた。 この本で、これまでの建築、都市の過程を経済中心に理解できる本。 建築以外も学べる良本。
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前書きで、隈氏は「今は建築の危機だ」と断言し、3つの事例を挙げて、説明する。 一つは住宅ローンの問題。幸せの象徴であったマイホームが逆に手にいれたことで生活を圧迫している。同書はサブプライムローンの破綻以前に書かれたものだが、国の経済を困窮させている現状を見ると、さらに深刻なも...
前書きで、隈氏は「今は建築の危機だ」と断言し、3つの事例を挙げて、説明する。 一つは住宅ローンの問題。幸せの象徴であったマイホームが逆に手にいれたことで生活を圧迫している。同書はサブプライムローンの破綻以前に書かれたものだが、国の経済を困窮させている現状を見ると、さらに深刻なものとなっている。 家というものは何か? また、オウム事件は建築の観点からも大きな衝撃であったという。オウムの建物は、無機質の倉庫だった。かつての宗教建築は、ひとつの象徴であった。神を崇めるために、特別に設えたもの。しかし、オウムは建築に無関心だった。建築は力を失ってしまったのか? 最後は阪神大震災である。地震によって、多くの人名、彼らの住まい、会社が崩壊した。建物とは儚いものである。 負ける建築とは、隈氏の建築哲学である。 建物は本来、弱い、儚いものである。ならば、柳のようにしなやかな受け身の建築というあり方が正しいのではないかと考えるようになったようだ。負けるということは、隈氏にとって、「負」ではない。率先して、負けよということだ。 隈氏は、建築だけの視点でなく、政治、社会を含めて、複合的に建築史の流れを推理していく。なぜ、生き残る建築があり、淘汰された建築があったのか。若干、予備知識を必要とする部分もあるが、興味深く読めた。
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建築家・隈研吾による負ける建築の提言。 マルチな視点から語られた刺激的な現代建築論です。 バブル以降を代表する建築思想だと思います。
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