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犬の科学 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/03/31

「犬は」的な一括りできるわけなくて個体差があるに決まってて、その中でもワンコを形成する時期、歴史、備わってる本能について書かれていた。ずっと疑問に思ってた、「犬は賢いのか問題」についても納得いく答えがこの本のおかげで見つけることができた。

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2021/03/29

犬は人とは違う 犬が取った生存戦略を理解すると、犬の気持ちに近づけるかも 犬のとった生存戦略が、ゴミを食べて、人間に可愛がられる、だとするとなんかちょっと悲しい気もする。寄生生物はそんな物なのかもしれないけど。 私自身がそれほど興味がないこともあり、読むのにだいぶ時間が掛かって...

犬は人とは違う 犬が取った生存戦略を理解すると、犬の気持ちに近づけるかも 犬のとった生存戦略が、ゴミを食べて、人間に可愛がられる、だとするとなんかちょっと悲しい気もする。寄生生物はそんな物なのかもしれないけど。 私自身がそれほど興味がないこともあり、読むのにだいぶ時間が掛かってしまい、最後はだいぶ読み飛ばしてしまった。

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2013/04/17

人間と共存するために、狼から何を受け継ぎ、何を捨てたか。捨てられなかった「無駄吼え」、「噛み付き」などの人間から見た「異常行動」はどう解釈すべきか。などの犬の行動や能力を生物学的、遺伝学的、社会学的、心理学的見地から読み解いてゆく。

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2012/06/04

可愛らしい犬のイラストの装丁から想像されるのとは裏腹に、動物学者やペット販売業者、愛犬家などなど、誰におもねることなく、非常に中立の立場で、冷静に科学的に犬という生き物について考察が重ねられている本書。 その物言いの裏に、深い深い犬への愛情が溢れている。 犬は狼の飼いならしでは...

可愛らしい犬のイラストの装丁から想像されるのとは裏腹に、動物学者やペット販売業者、愛犬家などなど、誰におもねることなく、非常に中立の立場で、冷静に科学的に犬という生き物について考察が重ねられている本書。 その物言いの裏に、深い深い犬への愛情が溢れている。 犬は狼の飼いならしではなく、遺伝的にはっきりとオオカミから分岐して生まれた一つの種であるとか、成長しない子どもの狼のようなもの(ある意味で犬はネオテニーである。「せいめいのはなし」に書いてあったことだけど。これは後述)であるとか、その動物の持つ特性や生きている文化を考慮せずに、賢さを比べるのはナンセンスだとか、いちいち納得。 また著者は、純血種至上主義やドッグショーがはらむ危険(チャンピオン犬に交配依頼が集中することで、近親交配が加速する)についてや、また犬の生きる社会を理解しない飼い主が分別のない行為を繰り返し、その果てに犬が問題行動を起こすようになり、手に余って犬の行動療法病院に駆け込んだり、果ては安楽死させたりといった、人間の身勝手さを嘆く。 著者が一貫して説いているのは、「犬は犬であり、人間ではない。別の生き物なのだからそれを尊重して、楽しい暮らしを分かち合えることが一番の幸せ」ということだ。 そして9章にまたがる考察をまとめた「最後に」がなんといっても素晴らしい。 世の愛犬家はもちろん、ブリーダーもペット業者も犬に興味のない人も、是非読んで欲しい一冊。 傲慢になってしまった私たち人間も、結局は数ある動物の一種でしかないということを肝に銘じなければね。 蛇足。 犬の遺伝についての考察の中で、ロシアで行われている野生のキツネを飼いならすという研究について紹介しているが、本書と並行して読んでいた福岡伸一氏の「せいめいのはなし」に、まさしくそのロシアのキツネの研究の話が出てきてびっくり。 10年近くも離れて刊行された関連のない本なのに、同時に同じ内容を読むなんて…とちょっと感慨深い。 読書ってこういうことがあったりして、楽しくなる!

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2009/12/15

犬の行動を人間に都合良く解釈してはダメなんだ、ということを再認識しました。 科学的に?分析しているのでおもしろい。 太字から太字へ…飛ばし読みしてしまいましたけどね。(^^ゞ

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2009/10/04

2,3回読み直しても難しかったけど、今ならもっと理解できるかも。 私が、遺伝って面白いと思った原点。

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2009/10/04

生物学、遺伝学、認知科学、神経生理学、心理学などが、犬にまつわるこれまでのストーリーをつくり替えようとしている。 いままで、経験で語られてきた「しつけ方」を、生物学などの科学研究をまとめ、やさしく記述した本です。 犬の科学研究の全分野をやさしくまとめて、これまでの誤りを正し、そ...

生物学、遺伝学、認知科学、神経生理学、心理学などが、犬にまつわるこれまでのストーリーをつくり替えようとしている。 いままで、経験で語られてきた「しつけ方」を、生物学などの科学研究をまとめ、やさしく記述した本です。 犬の科学研究の全分野をやさしくまとめて、これまでの誤りを正し、そのうえ、面白い逸話を紹介している。本格的な生物学にもとづいているのに、エンターテインメント。犬の祖先は狼なのかジャッカルなのか?犬にも罪悪感があるのか?などと考えている愛犬家には、たまらない。−−ニューヨーク・タイムズ書評 ヒトが野生動物とつきあわなくなってから久しい。動物との交流が失われた結果、人間の感性が変化し、擬人主義だけになってしまった。著者はこの問題にはっきりと解答する。犬は人ではない。犬は犬、人は人なのだ。だから、両者は全く違うやりかたで世界を見、違う心を持っている。それなのに、たがいに見つめあい、交流し、生活を豊かにしているのは、なんと気高いことではないか!と。たがいの違いに気づかないことが、犬に問題がおきる理由なのだ、と。−−アメリカン・サイエンティスト書評

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2009/10/04

私のそばには生まれた時から犬がいたのでごく当たり前に暮らしていました。 犬が大好きだし、育てる事も世話する事も躾けをする事も苦にならない、..でも この本を読んで また 一味違う 犬の見方をするようになりました。 犬が好きな方や 嫌いな方、どちらにも オススメだと思います。

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