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読んで旅する世界の名建築 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2014/07/16

読んで旅する世界の名建築 五十嵐太郎 光文社新書 思想の構築物を散策ーボロブドゥールについて グローバル化は世界の偏差を逆に明らかにーマクドナルド 平凡な民家や市場、建築家が意図したのではないものが都市の無意識をよくあらわしている 美術や音楽は旅をするが建築は向こうからやって来...

読んで旅する世界の名建築 五十嵐太郎 光文社新書 思想の構築物を散策ーボロブドゥールについて グローバル化は世界の偏差を逆に明らかにーマクドナルド 平凡な民家や市場、建築家が意図したのではないものが都市の無意識をよくあらわしている 美術や音楽は旅をするが建築は向こうからやって来ない

Posted byブクログ

2011/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

訪問した都市は10箇所程度しかないが、実際に見たことがある建物は数個しかない。 旅行する前に、本書を読んでいれば、必ず見に行ったものをと悔しい。 写真は建物の外観の雰囲気がわかるものが多く貴重だが、一部を除いて内からのものは少なかった。 名建築は外からも、内からも見た目によく、使い勝手がいいはずなので、内から見た写真も全部あるとよかった。 遺跡は仕方がないが、建物の使い勝手についても、より深い記述があると見に行きたくなるかもしれない。

Posted byブクログ

2011/04/12

[ 内容 ] 豊富な写真と明解な解説であなたの建築観を根底から揺さぶる。 [ 目次 ] 1 アジアの名建築を旅する(関西国際空港(大阪(日本)) 香港上海銀行と中国銀行(香港(中国)) ヒルサイド・エスカレーター(香港(中国)) ほか) 2 ヨーロッパの名建築を旅する(パルテノ...

[ 内容 ] 豊富な写真と明解な解説であなたの建築観を根底から揺さぶる。 [ 目次 ] 1 アジアの名建築を旅する(関西国際空港(大阪(日本)) 香港上海銀行と中国銀行(香港(中国)) ヒルサイド・エスカレーター(香港(中国)) ほか) 2 ヨーロッパの名建築を旅する(パルテノン神殿(アテネ(ギリシア)) スターリン・スタイルの摩天楼(モスクワ(ロシア)) チェコ・キュビスム(プラハ(チェコ)) ほか) 3 アメリカ合衆国の名建築を旅する(クリスタル・カテドラル(ロサンゼルス) イームズ邸(ロサンゼルス) ルクソール(ラスベガス) ほか) 4 ふたたび、日本へ(東武ワールドスクウェア(栃木)) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2009/10/04

簡単に読み終えた。新書ってここまで簡単に読めるものになったんだ、と感じた。 しかしこの文章では教授になれないんじゃないかと勝手に心配した。ここまでお手軽な文章で、しかも時折家族自慢し、しかも実はそう旅慣れていない。どうも本人は旅慣れていると思っているようだが、とてもそうは思えない...

簡単に読み終えた。新書ってここまで簡単に読めるものになったんだ、と感じた。 しかしこの文章では教授になれないんじゃないかと勝手に心配した。ここまでお手軽な文章で、しかも時折家族自慢し、しかも実はそう旅慣れていない。どうも本人は旅慣れていると思っているようだが、とてもそうは思えない。しかも建築についての底が浅い。いや、それは入門書として書いたからかも。 悪口を書くとこんな感じになるが、しかし、個人的には面白く読んだ。(つまり自分が編集者だったらこの人にこの本を書かせようとは思わなかったが、一読者として勝手に編集者の納得ではないところで納得したということ。)一人の人間が世界各地の建築を見て思ったことを通して現代建築に至る歴史を簡単に見せようとしたひとつの結果がこの本なのだ。その意味では興味深い。 とはいえ、編集者はあまりいい仕事をしていない。全編の中でただひとつのコラム、というのも考えが浅い。構造に馴染んでいない。きっと著者にはこの話は入れてほしいが、枠が違うとか、そういう間抜けなことを言ったんだろうなと思う。そうじゃなくて、ひとつの筋を本の中で作りたかったらコラムではなく、それなりの場所があっただろうなと思う。著者の気持ちを組みつつ、ひとつのきちんとした思考の流れをこの本に持ち込むことができたのに、それが阻止されている。 はっきり言おう。編集者がもっと建築についてのしっかりした知識を持ち、その上で著者が「軽い本ですから」と言われつつも言いたいことを持っていることに気が付いていたら、この本の出来は数段よくなっていただろう。残念ながらそういうことはなく、この本は軽い建築紀行になってしまっている。拍子抜けしつつ、この著者の今後についてはチェックしたいと思った。 とはいえ、建築というのは体験しない限り判らない。それは確かだ。けっこう本の中でいいこと書いてるんだけど、なんだか上滑りになっている。そこが残念。

Posted byブクログ