実践・プレッシャー管理のセオリー の商品レビュー
義務的な、強迫的な思考を願望に変えていく。 それができれば苦労をしない、とも言えますがこの本のケーススタディのように自分の場合に置き換えて繰り返し試していくしかないのかなあと最近思います。
Posted by
これを読むと、いかに自分たちの生活の中で「ねばならぬ」がはびこっている事で、必要以上のプレッシャーやストレスを感じているということが分かった。 勿論、約束や期日を守ることは大切だが、ここでは決して「ねばならぬ」ととらえるのではなく、「~が望ましい」ととらえることで思考や対応の柔軟...
これを読むと、いかに自分たちの生活の中で「ねばならぬ」がはびこっている事で、必要以上のプレッシャーやストレスを感じているということが分かった。 勿論、約束や期日を守ることは大切だが、ここでは決して「ねばならぬ」ととらえるのではなく、「~が望ましい」ととらえることで思考や対応の柔軟性や周りとの調整や代替策、期限の再調整など、出来る事を考える余裕が出てくるということがケーススタディとともに学ぶことができた。 これを読むと、ピンチは自分の心の中で勝手に作ってしまうことなんだと知る事が出来た。
Posted by
端的に要約してしまえば, 「ねばならぬ」思考から「望ましい」思考へ転換するとプレッシャー等が 緩和されますよ――です。 もっと要約すれば,完璧主義をやめましょう――です。 最近,私はこういう認知の仕方を変える方法よりも, 行動分析学的に行動をコントロールする方法に惹かれている。...
端的に要約してしまえば, 「ねばならぬ」思考から「望ましい」思考へ転換するとプレッシャー等が 緩和されますよ――です。 もっと要約すれば,完璧主義をやめましょう――です。 最近,私はこういう認知の仕方を変える方法よりも, 行動分析学的に行動をコントロールする方法に惹かれている。 だから,こういう認知に仕方を変える, よくある従来型の方法を古臭く感じてしまう。 全く効果がないと言っているワケではない。 認知的アプローチ,行動分析学的アプローチ, その両者を合わせるのがベストなのだと思う。 本書の感想をもう一つ付け加えると, 後半,類似のケーススタディが多すぎる ――紙面の無駄遣いです。
Posted by
言ってることはごくまっとうで目新しい感じはしないけれど、逆にそういう真っ当なことだからこそ意識する機会がなかったりする。そういう普段は隠れている部分を明解にシステマティックにくみ上げて一般化してくれているから、自分でもできそう。物事を意識的にとらえる作業って本当に大事だなって実感...
言ってることはごくまっとうで目新しい感じはしないけれど、逆にそういう真っ当なことだからこそ意識する機会がなかったりする。そういう普段は隠れている部分を明解にシステマティックにくみ上げて一般化してくれているから、自分でもできそう。物事を意識的にとらえる作業って本当に大事だなって実感します。 【読書メモ】 ・感情誘発のメカニズム:外部環境→思考→感情・行動 … 悪い思考をすると必然的に感情も悪い方向へ ・悪い思考の特定→悪い思考の論駁→よい思考の発見→よい感情と行動の選択 ・悪い思考の特定:ねばならぬ思考 ・悪い思考の論駁:論理性、実証性、実利性、柔軟性の面で劣る ・よい思考の発見;ねばならぬ思考(絶対要求)から望ましい思考(相対願望要求)へ。自己、他者、状況の受容
Posted by
プレッシャー管理のセオリー 高杉尚孝著 まとめ 日本のビジネスパーソンの弱いところ ファイナンス 論理的な思考 プレゼンテーション プレッシャー メンタル・タフネスは実力を発揮するための必須条件 プレッシャー...
プレッシャー管理のセオリー 高杉尚孝著 まとめ 日本のビジネスパーソンの弱いところ ファイナンス 論理的な思考 プレゼンテーション プレッシャー メンタル・タフネスは実力を発揮するための必須条件 プレッシャー状況において粘り強く業務を遂行するための 思考と感情をコントロールする技術 プレッシャーに対する「耐性」を向上させることは 実力を発揮するための必須条件 良いマイナス勘定と悪いマイナス感情 悪玉マイナス感情 状況の悪化をもたらす自滅的なマイナス行動につながりやすい 善玉的マイナス感情 状況の改善をもたらすプラス行動につながりやすい 不安と心配 怒りと不快感 落ち込みと悲しみ 罪悪感と呵責(かしゃく) 外部状況ー>思考ー>感情・行動 思考は瞬時 良い思考には良い感情・行動が伴う メンタルタフネス強化の4つのステップ 悪い思考の選定 最悪だ 絶望悲観思考 耐えられない 耐性欠乏思考 許せない 非難卑下思考 自分 他人 社会 悪い思考の論駁 4つの非合理的特徴 論理的でない 結論に至るまでの論拠が不明確、不充分。飛躍がある 実証的でない 論拠から結論が導かれる確率が低い。 経験的に実証できない 実利的でない 目的達成を阻害する マイナスに働く 実利的でない マイナス行動 攻撃 閉じこもり 逃避 非難・否定 柔軟性に欠ける 絶対的な思い込み。かたくなに信じきっているだけ 仮に充分な論拠があったとしても、 結論はとても望ましいだけであって ねばらなぬ にはなりえない 良い思考の発見 × 絶対要求思考 「ねばならぬ」 相対願望欲求 「望ましい」思考 ステップ まず大切な価値を肯定する 絶対要求を拒否する 悪い結果の発生を認知する 悪い結果の現実的な評価をする 良い感情と行動の選択 怒りではなく不快感を選択する 要求を満たさ「ねばならない」理由はない 3つの受容 無条件の自己受容 完璧な仕事ができることはとても望ましい。 しかし、絶対そうしなければならない理由はない。 事実そうできないこともある。 ありのままの自分を現実して受け入れること 自分を不完全な存在として認めること 無条件の他者受容 他人が私を批判しないことにこしたことはない。 しかし、絶対そうしてはならない理由はない。 事実、批判することもある。 ありのままの他者を受け入れること 相手を好きになるとか、その行為を許すことではない 不完全な他者を現実として認めること 無条件の状況の受容 良い環境が用意されることはとても好ましい。 しかし、絶対そうでなければならない理由はない。 事実そうでないこともある。 好むと好まざるにかかわらず、不完全な状況をそれ自体現実として受け入れること あきらめにつながるどころか、状況の改善の着手につながる大事な出発点 そもそも問題の存在を受け入れなければ、解決のスタートラインに立てない。 相対願望思考
Posted by
読むだけでタフネスになれればいいのですが、 2008.2.8 悪いマイナス感情 => 悪い行動 (不安、怒り、落ち込み、罪悪感) => (逃避、攻撃、閉じこもり、自己否定) 良いマイナス感情 => 良い行動 (心配、不快感、哀しみ、呵責) => (準...
読むだけでタフネスになれればいいのですが、 2008.2.8 悪いマイナス感情 => 悪い行動 (不安、怒り、落ち込み、罪悪感) => (逃避、攻撃、閉じこもり、自己否定) 良いマイナス感情 => 良い行動 (心配、不快感、哀しみ、呵責) => (準備、交渉、分かち合う、反省) ABC理論 A:Activating Event = ことの発端となった出来事 B:Belief = 思考 C:Consequence = 結果としての感情や行動 メンタル・タフネス強化のための4つの基本ステップ 1)、プレッシャーの元にある悪い思考を特定する 2)、悪い思考を論駁(ろんばく=反論/否定)する 3)、良い思考を発見する 4)、良い思考を基に、良いマイナス感情と前向きな行動を選択する ・絶対的な要求である「ねばならぬ」思考 (3つの派生的な悪い思考) ・物事を「最悪だ!」と思い込む「絶望悲観」思考 ・「絶えられない!」と決め付ける「耐性欠乏」思考 ・「犯人を許せない!」、「自分はダメだ!」という「非難卑下」思考 ・価値観や志自体を否定する危険な「どうでもよい」思考 2009.6.11
Posted by
要するに自分を追い込まずに気楽にやろうよ、ということだが、認知行動心理学などの理論と、実践のケースを多く載せ、分かりやすく納得しやすい内容となっていて、参考になった。
Posted by
勧められて読んだのですが進めた人の意図がよくわかる本で苦笑しました。「ねばならぬ」思考の危険を説いたもので耳の痛い話がおおかったのですが変えることが難しいことや「ねばならぬ」思考に代わるモチベーション管理の方法の難しさも実感しました。時間が経ったら再度読み直すべき本のように思いま...
勧められて読んだのですが進めた人の意図がよくわかる本で苦笑しました。「ねばならぬ」思考の危険を説いたもので耳の痛い話がおおかったのですが変えることが難しいことや「ねばならぬ」思考に代わるモチベーション管理の方法の難しさも実感しました。時間が経ったら再度読み直すべき本のように思います。
Posted by
何かに取り組む際に(特に得意でないことや、プレッシャーがかかるようなこと)「うまいことやらねばならない」などと考えて自分を追い詰めて、その「やらねばならない」ことから逃げてしまったり、持ってる力を発揮できなかったり、いろんなことが嫌になったり、、ということがよくあります。 この本...
何かに取り組む際に(特に得意でないことや、プレッシャーがかかるようなこと)「うまいことやらねばならない」などと考えて自分を追い詰めて、その「やらねばならない」ことから逃げてしまったり、持ってる力を発揮できなかったり、いろんなことが嫌になったり、、ということがよくあります。 この本には、そんなプレッシャーがかかっているときでも、持っている力を発揮できて、チャンスも逃さないようにできる。そんな方法が事例を用いてわかりやすく説明してあります。 ちなみに、著者の研修を受けましたが、非常に役に立つ研修でした!
Posted by
- 1