天使はポケットに何も持っていない の商品レビュー

ダンファンテ(著者),中川五郎(訳者)

2014/10/13

［　内容　］
俺は飲んだくれの失業者。
ブルテリア、ロッコを道連れに悲しみと真実だけが。
ブコウスキーが「わたしの神様」と敬愛したジョン・ファンテの息子が、父への深い思いをこめて書いた自伝的小説。

［　目次　］

［　問題提起　］

［　結論　］

［　コメント　］

［　読了した日　］

2012/07/05

自伝的な書とのこと。
酒におぼれる自堕落な生活から立ち直ったという作者ならではの物語。かなりドギツイ。父が残した老犬との旅。犬への愛情は父・自分への思いにも通じる。

2009/10/04

初めから、この本は私に大きな衝撃を与えました。
たかが自伝だと甘く見ていましたが、いざ読んでみるとその世界に一気に引き込まれます。
ある事がきっかけで自虐的な人生を送る、主人公に初めは嫌悪感を抱いていました。
しかし、主人公の父親の忘れ形見の犬を世話する姿に心を打たれました。