復讐の女神 の商品レビュー
「カリブ海の秘密」の…
「カリブ海の秘密」の続編で、死んだ友人のラフィール氏から犯罪を匂わせる手紙がミスマープルの元へ届く。ラストは復讐の女神と化したマープルがかっこいい。
文庫OFF
本当は3部作なのにク…
本当は3部作なのにクリスティーが亡くなって2部作になってしまったのよね、とても残念!マープルはこの「復習の女神」で得た報酬を一体何に使うんだろうと想像するのが楽しいです。肉親への愛、友達へ愛、恋人への愛、愛から発生する「もの」があまりにたくさんあり恐ろしいと感じた本です
文庫OFF
ミス・マープルシリー…
ミス・マープルシリーズ。最後までドキドキハラハラさせられます。とにかく犯人が見えない。犯人が読者の前に見え隠れするようだが容易にはつかめない。そんなスリルを味わえます。
文庫OFF
マープル物です。ネメ…
マープル物です。ネメシスと言ってもスタートレックではありませんよ。確か三部作の一作の筈です。何せ24~25年前に読んだきりなので、忘れちゃいました(二度読んだのに・・・)
文庫OFF
大好きなミス・マープルシリーズ。全13作の中の最後の作品。 カリブ海の秘密、からの続編となっている。 とはいえ、カリブ海の秘密を未読でも楽しめます。 前作、「カリブ海の秘密」で、旅行先で出会った老富豪ラフィール氏とミスマープルは協力して旅先で起こった殺人事件を解決した。 あれか...
大好きなミス・マープルシリーズ。全13作の中の最後の作品。 カリブ海の秘密、からの続編となっている。 とはいえ、カリブ海の秘密を未読でも楽しめます。 前作、「カリブ海の秘密」で、旅行先で出会った老富豪ラフィール氏とミスマープルは協力して旅先で起こった殺人事件を解決した。 あれからさらに時が経ち、ミスマープルは新聞の死亡記事でラフィール氏が亡くなったことを知る。 ところが、死んだラフィール氏からミスマープルにある事件を調べてほしいという依頼があった。なんのヒントも手がかりもないまま、ラフィール氏の手配で、イギリス国内の邸宅と庭のツアーに参加することになったミスマープルに待ち受ける事件とは… 81歳のアガサクリスティーが描いた、ミスマープルの気迫に満ちた凛とした姿のかっこよさったら! こんなおばあちゃんになりたい! ピンクのふわふわの毛糸のショールをつけているのに! そもそもの事件自体が何かわからない。 いつものようにミスマープルが出会った殺人事件を調べるのではなく、ラフィール氏が何をミスマープルに調べてほしいのかを推理するのがこの小説の新しいところ。 怪しいと思う人物が何人か出てくるんですが、どれもダミーなんですよね笑。 まだ未読の作品もあるので、コンプリートしたいと思います^_^
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回マープルにバスツアーの依頼が!依頼人は富豪(故人)ラフィール氏(カリブ海の秘密に出てきたおじいちゃん)。マープルに何をしてほしいのかが全く解らない。バスツアー中に出てくる、ワンステッド教授、テンプル(元校長)、3姉妹、怪しい2人。バスツアー中に色んなヒントが。。。ラフィールの息子が女殺しで逮捕されている。もう1人の女性が行方不明。さらに事件が!テンプルが登山中に落石で瀕死の状態。マープルに遺言(女殺しの理由は愛だ!)を残す。犯人は外れたが、今回もドキドキの展開でした。マープルシリーズあと1冊で制覇だ!
Posted by
【マープル】 クリスティーが最後に書いたマープル作品。 1971年81歳の時に出版した。 37歳の時に執筆した最終話『スリーピング・マーダー』よりも、この作品の方がマープルの集大成のように感じた。 最後に読んで良かった。 『カリブ海の秘密』の続編。 大富豪のラフィールがお膳立...
【マープル】 クリスティーが最後に書いたマープル作品。 1971年81歳の時に出版した。 37歳の時に執筆した最終話『スリーピング・マーダー』よりも、この作品の方がマープルの集大成のように感じた。 最後に読んで良かった。 『カリブ海の秘密』の続編。 大富豪のラフィールがお膳立てした英国庭園バスツアーに参加したマープルが事件の謎を解いていく。 ミステリーとしては犯人もわかりやすいし、事件の全容も見えにくいのでキレは感じない。同じようなことを繰り返すシーンや説明が冗長に感じられることもあった。 でもこれは歳をとったクリスティーの味わいでもあるのかなと思った。 こんなにすごい長編を書けるくらい、亡くなる直前までずっとお元気だったことも嬉しかった。 「守護天使さま」に、クリスティーは本当に守られていたのかもしれない。◕‿◕。 ★3.5 マープル長編作品12作品を全て読み終わったけど、マープルはハズレが一つもなかった。 全部それぞれ面白い。 驚くのが晩年でもすごく面白いということ。 クリスティーとマープルの年齢が同じになってからは、クリスティーがマープルに乗り移っているような感じさえした。 40歳代で描いたマープルよりも、70歳過ぎてからの方がマープルが生き生きしているように感じた。 晩年までのたくさんの素晴らしい作品を読むことができて幸せな読書時間でした! 自分のマープル作品ベスト3はブックリストに載せました(*˘︶˘*).。*♡ ポアロはまだ未読が12作品もある。 (攻略本で高評価の作品はほぼ読んでしまったけど) クリスティー作品を結構読んできたように思ったけど、他のシリーズもあるので100作品中まだ47冊しか読んでなかった(^_^;) まだまだ楽しみは残ってる♪ 全部読み終わった頃には最初の方は完全に忘れているので、エンドレスクリスティーを楽しめるかもしれない笑
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自宅で新聞を読んでいたマープルは、死亡欄にかつてカリブ海の島でともに事件を解決した「ラフィール」の名を見つける。 そこからマープルは、生前に残されたラフィールの指示に従い行動をしていくが、その目的は不明のまま。指示通りバス旅行に参加し、指示通りその道中にある三姉妹が住む邸宅に滞在することになる。どうやらラフィールの目的が、ラフィールの息子マイクルがかつて犯した殺人事件に関係しているということが分かってくる。 そのような中で、バス旅行の参加者の一人ミス・テンプルが落石事故により死亡する。 マイクルが殺したと思われていた少女を殺したのは誰なのか、ミス・テンプルは本当に事故死なのか。 悪を憎み、自らを「復讐者」と位置付けて詰めに詰めまくるマープルがいつになくアグレッシブでかっこいい。愛とは本当に恐ろしいもの。 登場人物がかなり多いのが難点。 クリスティ作品の中でも珍しい連作なので、『カリブ海の秘密』を先に読むことを推奨。
Posted by
70代ミス•マープルの冒険活劇。 なにが謎なのかもわからない五里霧中の中、足で歩き、人と話し、観察し、危険な橋も渡る。 「カリブ海の殺人」の続編。 この次の作品は未発表で読めないのが残念。
Posted by
殺人の動機、いわゆるホワイダニットが特殊というか異常でそこに物語のキモがあった。バスツアーというグランド・ホテル形式も作品に面白さを追加するいい要素だった。
Posted by