家守綺譚 の商品レビュー
なんとも不思議な世界に迷いこんでしまいました。 とても心地よい(〃ω〃) 装丁も素敵です♪ 好きなんですよ物怪、妖怪… 百年すこしまえの物語。 サルスベリ、河童、タツノオトシゴにマリア様 男は湖で亡くなった友人の家に住み、不思議な者達と違和感なく過ごしている。 とても美しい風景...
なんとも不思議な世界に迷いこんでしまいました。 とても心地よい(〃ω〃) 装丁も素敵です♪ 好きなんですよ物怪、妖怪… 百年すこしまえの物語。 サルスベリ、河童、タツノオトシゴにマリア様 男は湖で亡くなった友人の家に住み、不思議な者達と違和感なく過ごしている。 とても美しい風景が浮かびます。 羨ましい…わたしもこんな暮らししてみたい(´ー`)
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チーニャさんの素敵なレビューで興味を持って読んでみました。 なんとも不思議な雰囲気の話でした。亡き友の家の管理を任されてとゆうかほとんど草木は伸び放題なんですが無精者の物書きが主人公。いきなり死んだはずの友人が現れても動じないどころかサルスベリに惚れられるとか。 カッパや狸、狐...
チーニャさんの素敵なレビューで興味を持って読んでみました。 なんとも不思議な雰囲気の話でした。亡き友の家の管理を任されてとゆうかほとんど草木は伸び放題なんですが無精者の物書きが主人公。いきなり死んだはずの友人が現れても動じないどころかサルスベリに惚れられるとか。 カッパや狸、狐に、マリヤ様まで降臨して入信の誘いとか和尚に相談しようと考えるところが滑稽で笑えました。 もう何が出てきても自然な雰囲気で、隣のおかみさんも犬好きで面倒見が良くって差入れてくれるし、牛尾山が出てくるので山科か大津あたりに住んでる感じかな。 商売っ気のある長虫屋とは反りが合わない様子なんですが何かとバッタリ会うところが面白い。母方の祖父がカワウソとか弟は御札屋をしてるとか奇天烈でした。 増水したりすると境界がはっきりしなくなり人以外の生物がひょっこり入り込んでくるところが愉快でした。 犬のゴローが何かと手助けしてくれるのですが、仲裁犬として鈴鹿の山までその名が轟いているとか。 続編が気になるっw
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読めない漢字出てきたりして、多少読み辛い部分はあったけど、四季折々の庭の様子、植物の描写がすごく良かった。 河童や小鬼、狐、狸の話も夢の中みたいで良い。
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梨木香歩さんは『西の魔女が死んだ』を書いた人。 なるほど、と思った。自分が暮らす現実の常識では捉えられない不思議な登場人物たちと自然との絡みが当然のようにあった。サルスベリとの関係も面白いし、犬のゴローもすごい。
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心というものが植物にもあったなら、こんな不思議な世界だって存在するのかもしれない。四季折々の自然に触れるなかで、河童や小鬼、動植物たちとなされる淡々とした日常会話。幻想的で美しく、穏やかで、すべてを受け入れてくれるような感覚。あぁ、日本に生まれてよかったと心から思った。ゆっくりじ...
心というものが植物にもあったなら、こんな不思議な世界だって存在するのかもしれない。四季折々の自然に触れるなかで、河童や小鬼、動植物たちとなされる淡々とした日常会話。幻想的で美しく、穏やかで、すべてを受け入れてくれるような感覚。あぁ、日本に生まれてよかったと心から思った。ゆっくりじっくり味わって読んだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
縁側のある一軒家、豊かに草木の生い茂る庭、死んだ友人と繋がる掛け軸、次々と起こる不可思議な出来事。それらと共存する主人公の穏やかな生活に癒された。 盛夏からはじまり、庭の植物の開花や天候で、季節の移ろう様子を鮮やかに感じられた。とりわけ、雨が降っている日の描写が好きだった。 基督教に禅問答、言い伝えからこの世ならぬもの、異類婚姻まで色々と書いてあり、境目があやふやになってくる。主人公がすべてを受け入れているところが良かった。何かを排除したりはしない。 読者の与り知らぬところで、これからもこの生活は続いていくのだろう。
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古い家の庭で起こる怪奇なファンタジー。梨木さん作品は西の魔女が死んだが大好きで、期待して借りたんだけど、不思議過ぎてついていけなかった。私みたいな現実主義な人には向かないかもしれない。昔の文学作品にありそうな雰囲気だと思った。 今回は途中離脱。
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豊かな庭、畦道、湖までの景色がふつふつと浮かぶ。 一話一話があたたかい。 春が待ち遠しいと感じる本。
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今よりずっと昔の誰かの日記を読んでいる様でした。四季の移ろいが綺麗です。 不思議なこともたくさん起こりますが、そう言うこととともに生きていた時代なのかなと思います。 心温まる感じとはまた違いますが のんびり世界観に浸れました。
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読んでいると、鬼太郎の世界にいる感じがしました。 登場人物は人だと思ってたけど、実は妖怪だったのか?とわからなくなってしまいました。 とにかく不思議な話なんですが、ほっこりもします。
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