論理的思考の技術 の商品レビュー
題名と中身がちょっと一致していない感があり、低評価の要因か。 認知・思考のバイアスや思考時に陥りやすい罠について、他書籍に比べると幅広く簡潔に書かれているので、自分の思考プロセスを批判的に見直すためのレジュメのように使うにはちょうど良さそう。
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題名とは異なり、論理的思考の技術の本ではなく、水平思考や創造的思考がメイン。しかも著者は心理学・精神学系の人なので、方法論的実用性は弱く、心理・精神の解説本となっている。
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(S) 心理学者が書いた論理的思考についての本。 「技術」と銘打っているものの、論理的思考をするための具体的なテクニックが書かれているわけではない。むしろ「なぜ人は論理的に考えられないか」ということことが説明されている。 筆者が心理学者であることもあって、「論理的に考えられ...
(S) 心理学者が書いた論理的思考についての本。 「技術」と銘打っているものの、論理的思考をするための具体的なテクニックが書かれているわけではない。むしろ「なぜ人は論理的に考えられないか」ということことが説明されている。 筆者が心理学者であることもあって、「論理的に考えられない」理由が心理的な面から多く語られている。本書に登場する言葉や説明は、行動経済学の本で見かけるものが多く見られる。 前述の通り、具体的なテクニックが書いてあるわけではないので「MECE」とか「ピラミッドストラクチャ」みたいなものを期待している人は読んではいけない。論理的思考の理屈を理解しテクニックもそこそこ身についているロジカルシンキング中級の人が読むと良い。
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システム全体として物事をみることの大切さについての記述が印象的でした。 対症療法ではなく、その状況を取り巻く因果関係に目を向けて対応していくことは、私たちの業務においても求められること。 この視点における分析の事例について、もっと学びたいと思いました。
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