生き方 の商品レビュー
京セラ、KDDIなどの会社設立をした経営の大御所。 そして、仏教信者でもあり、得度しておられる。 目次 ① プロローグ 「人生の方程式: 人生・仕事の結果=考え方x熱意x能力」 ② 思いを実現させる 「求めたものだけが手にはいるという人生の法則」 ...
京セラ、KDDIなどの会社設立をした経営の大御所。 そして、仏教信者でもあり、得度しておられる。 目次 ① プロローグ 「人生の方程式: 人生・仕事の結果=考え方x熱意x能力」 ② 思いを実現させる 「求めたものだけが手にはいるという人生の法則」 「寝てもさめても強烈に思い続けることが大切」 「現実になる姿が『カラー』で見えているか」 「すみずみまでイメージできれば実現できる」 「あふれるほどの夢を描け、人生は大飛躍する」など ③原理原則から考える 「考えかたのベクトルが人生すべての方向を決める」など (つまり、いくら熱意や能力があっても、方向性が間違っていれば マイナスの結果が大きくなるだけであるとのこと。) ④心を磨き、高める 「心を磨くための6つの精進」 「どんな時もありがとうと言える準備をしておく」 「働く喜びは、この世に生きる最上の喜び」 「日々の労働によって心は磨かれる」など ⑤利他の心で生きる 「『他を利する』ところにビジネスの原点がある」 「事業の利益は預かりもの、社会貢献に使え」 「自然の理に学ぶ、『足るを知る』という生き方」 「同じ歴史を繰り返すな、新しい日本を築け」など ⑥宇宙の流れと調和する 「因果応報の法則を知れば運命も変えられる」 「偉大な力がすべてに生命を吹き込んでいる」 「どんなちっぽけなものにも役割が与えられている」 (あらゆる人間、さらには生物、そして一本の木や草、 道端の石ころに至るまで、あらゆるものが創造主から役割 を与えられ、つまり宇宙の意思に基づいて存在しています とのこと) ⑦あとがき だいたい、成功を収めた人のおっしゃる事は、 ほとんど共通しているなと感じる。 まわりの人のためを考えることが、 自分の幸せにつながると考えている。 また、こうなりたいと思うだけでなく、 ド真剣に念じることで、活路が見出されると いうことも共通だ。 アラ還となる年になっても、いまだに迷い、 この人生でいいのか、こうじゃない人生はないのかともがいているわたしにとって、ヒントはたくさんあるが、 だからといって 迷いはすぐにはなくならないのが、人生。 とりあえず、毎日の修行で自分を磨いていると信じて、 日々の労働を頑張ってみるか。
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すごくよかった。何度も挑戦して挫折した本。やっと読むべき時期が来たんだと思う。本書は、まるでおじいちゃんが孫に当たり前の大切にしなければいけないことを述べているよう。言葉にして表せない現代の閉塞感。それは人生の指針を見失ってしまったからだ。 では僕たちはこれからどう生きたらいん...
すごくよかった。何度も挑戦して挫折した本。やっと読むべき時期が来たんだと思う。本書は、まるでおじいちゃんが孫に当たり前の大切にしなければいけないことを述べているよう。言葉にして表せない現代の閉塞感。それは人生の指針を見失ってしまったからだ。 では僕たちはこれからどう生きたらいんだろう? 稲盛氏はめちゃくちゃ当たり前のことを言う。 ・人として正しいことをせよ。 ・あふれるような熱意をもって、ど真剣に懸命にいまを生きること ・常に感謝の念をもって生きること もうそんなこと小学生でも知ってるよね。だけど文字だけ見て流してほしくない! ここでどうしても伝えておきたいのが彼の心理状態についてだ。 人間誰しもが下記のような神がかりな状態に一度はなったことがあるだろう。 ・本気で周りの人に対して感謝があふれんばかりになって涙して叫びたくなったとき ・利己を顧みず、ただがむしゃらに誰かに尽くしたい、支えになりたいと思ったとき ・人智を超える何か神がかり的なものを感じるとき ・家族・友人・大切な人と心から繋がっていると感じるとき などなど…この感覚的なものが伝わればいんだけどな。 稲盛氏はそんな神がかりな状態を常に維持してきた人なんだと思う。絶対的な信頼、心からの思いやり、常に正しく生きようと自己を厳しく律する姿勢…そんな心の状態が続くのが信じられないが、それを体現しているのが稲盛氏だ。 辛いことのほうが多いと考えられる人生で苦労なんて星の数ほどあっただろう。それでも稲盛氏は自分と向き合い、常に心を磨き続けたのだ。これは生ける教科書だ。京セラフィロソフィには僕たちが本当に学ぶべきことが数多くあると再認識した。
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二つの大きな事業を育てた方の考え方(理念)はすばらしいです。 何のために生きているのか?に対する答だと思います。
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正しい生き方とはなにか? 生々発展。 性善説。 混迷の時代に、標となる本です。
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題名の通り、人生をどのように生きていくかを書き記した本。 「実直に誠実に、利他のこころを持って生きていく。」 「人間は生まれたときから少しでも魂を高めるために生きていく。」 今までの自分の生き方を見つめなおさせる一冊でした。 一生物の本です。
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稲盛氏は仏門に入られているので、やはり宗教色は濃いが、 そこがかえって、本当に大切な原理原則というものは、昔から変わらないのだなと感じさせてくれる。 あたりまえのこと、人間としてまっとうなこと 簡単なようで難しいし、現実はいろいろあるが、 こういう考えはつねに持ちながら生きて行...
稲盛氏は仏門に入られているので、やはり宗教色は濃いが、 そこがかえって、本当に大切な原理原則というものは、昔から変わらないのだなと感じさせてくれる。 あたりまえのこと、人間としてまっとうなこと 簡単なようで難しいし、現実はいろいろあるが、 こういう考えはつねに持ちながら生きて行きたいものだ。
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僕はこの本の一番最初に書いてある「魂を磨いていくことが、この世を生きる意味」と言う言葉が本当に衝撃を受けました。 【死を迎えるときには、現世で作り上げた地位も名誉も財産もすべて脱ぎ捨て、魂だけ携えて新しい旅立ちをしなくてはらなないのです。 ですから、「この世へ何をしにきたのか...
僕はこの本の一番最初に書いてある「魂を磨いていくことが、この世を生きる意味」と言う言葉が本当に衝撃を受けました。 【死を迎えるときには、現世で作り上げた地位も名誉も財産もすべて脱ぎ捨て、魂だけ携えて新しい旅立ちをしなくてはらなないのです。 ですから、「この世へ何をしにきたのか」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだ】・・・by稲森和夫様 この言葉は僕の生き方を本当に変えた言葉だと思った。
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稲盛さんの本は多く出ているが、言いたいことは一貫している。 同じサラリーマン(レベルは全く違うが)として同意できる。
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稲盛和夫さん著書、 技術的経営者の精神論、仏教の教えと絡めた話題が多く、 法要終わってから読むと、じんわり心に染み入ります
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経営云々ではなく、まず人として道徳に従うという点が素敵です。 誰もができそうなことを愚直に徹底的にやるという意気込み、 人を大事にされている姿が、企業の成長につながったのだということが伝わってきます。 働く上で絶対に読んだほうがいいと思う!
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