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考える技術 の商品レビュー

3.9

128件のお客様レビュー

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2011/09/24

9/24【前】新しい経済でビジネスマンに求められる思考回路とはどういったものか?新しい時代は思考力によって極めて大きな格差が生まれる時代。思考力格差の時代となる。 【後】日々の習慣において、論理的思考力で考える、実践で伝えるようにする。本質の問題点まで深く考えられるようにして、...

9/24【前】新しい経済でビジネスマンに求められる思考回路とはどういったものか?新しい時代は思考力によって極めて大きな格差が生まれる時代。思考力格差の時代となる。 【後】日々の習慣において、論理的思考力で考える、実践で伝えるようにする。本質の問題点まで深く考えられるようにして、そのサイクルスピードを早めていく。

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2011/07/31

先々週の日経ビジネスで取り上げられた「日本デフォルト論」を、 かねてより提唱している大前氏による「考える技術」。 マッキンゼー日本法人社長、アジア地域局長を務めるまでに至った、 ご自身の「考える技術」が紹介されています。 といっても至ってシンプルで、要するに、日常の現象...

先々週の日経ビジネスで取り上げられた「日本デフォルト論」を、 かねてより提唱している大前氏による「考える技術」。 マッキンゼー日本法人社長、アジア地域局長を務めるまでに至った、 ご自身の「考える技術」が紹介されています。 といっても至ってシンプルで、要するに、日常の現象を疑って「自分はどう考えるか」とゼロベースで論理を組み立てて仮説とし、自分で収集した情報を基に検証する。 この習慣を日夜積み重ねているから今の自分がある、とのことです。 そして、こういった思考は日本人は苦手であり、おかげで欧米から見ると意味不明の政策や経営が乱立している、と言い切ります。 自慢が多い点が残念ですが、その思考プロセスには共感を覚えます。 そして大前氏の意見は、偏りも感じるけども、独特で面白いのでつい目が行く。 (ちなみに後2冊読む予定です。) 彼の意見もまた「多くの論点の1つ」であり、疑わなければならない。 例えば大学の卒論など、自力で仮説を立てて、検証できうる情報を収集して執筆する作業は、やりがいがあって楽しかった。 こういう論理的思考を日常的に行っておけば、ビジネスのあらゆるシーンですぐに自分なりの解を出せるようになる、とのことです。 まあいきなり日常的にはできないにしても、これから仕事で論理的にモノを考えるシーンは確実に増えるので、自論を組み立てることを心がけたい。

Posted byブクログ

2011/07/29

複雑系の現在、無数にあるチャンスを活かし羽ばたくためにも、 考えることの重要性を説いた本。 タイトルに技術とあるが、安直なスキル本ではなく、 考えることの重要性、そして必要性を様々な視点から、 そして種々の事例を踏まえて説明しているいわばガイドブック的内容。 「仮説と結論を混...

複雑系の現在、無数にあるチャンスを活かし羽ばたくためにも、 考えることの重要性を説いた本。 タイトルに技術とあるが、安直なスキル本ではなく、 考えることの重要性、そして必要性を様々な視点から、 そして種々の事例を踏まえて説明しているいわばガイドブック的内容。 「仮説と結論を混同するな」、「現象と原因の違いを認識せよ」等、 頭で分かっていても、間違えやすいものから、 「解決策のない結論は結論ではない」のように、 なるほどと思うものも多く、総じてためになる内容の本だった。 プレゼンテーションを多く作る立場から言えば、 「『言いたい順序』ではなく、『相手が納得する順序』で作れ」などは、 自分を振り返ってもても、今後気をつけたいと思った。 しかし、相変わらず大前氏の本はわかりやすい。

Posted byブクログ

2011/07/27

【読了:☆4.4】 考える力を具体的に身に付けるための考え方を学べた。 まるで思考力の授業に参加したかのようだ。 課題からも新鮮な驚きを得られた。 非常に知的で楽しい時間だった。

Posted byブクログ

2011/07/20

自分に忠実であり、自分なりの解を出せる人間がつよいってのは共感できた。また、自分がいかに考えずに生きてき、考える力が足らないかに気づけた。 しかし、彼の言葉には疑問が残るし、個人的に好きではない。

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2013/04/24

すべておいて最高な本。 大前氏の半生から、常に考えることの重要性を説き、その実践方法を説いている。その基本はすべてを疑い、すべてをなぜかと思う理系的な思考であると思う。 基本的にはトレードオフの正解のないことがらを、どうやって分類し、どのような形がよいのかを方向性を見つけてい...

すべておいて最高な本。 大前氏の半生から、常に考えることの重要性を説き、その実践方法を説いている。その基本はすべてを疑い、すべてをなぜかと思う理系的な思考であると思う。 基本的にはトレードオフの正解のないことがらを、どうやって分類し、どのような形がよいのかを方向性を見つけていくことが大切だと知った。 いろいろな意味で、勉強になった。

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2011/06/19

もちろん考える技術、論理的思考能力を高める方法や鍛え方の記述は分かりやすくて、大満足です。 しかし、それ以上に大前さんの人生においての一つ一つの決断、そして、その理由を知るだけでも一読の価値があります。 また、2004年時点での、5年後の予測の正確性にも驚きです。 スマ...

もちろん考える技術、論理的思考能力を高める方法や鍛え方の記述は分かりやすくて、大満足です。 しかし、それ以上に大前さんの人生においての一つ一つの決断、そして、その理由を知るだけでも一読の価値があります。 また、2004年時点での、5年後の予測の正確性にも驚きです。 スマートフォン、クラウドの出現を予測しています。

Posted byブクログ

2011/06/18

大前氏の考え方がよくまとめられている。良書。 今まで読んだ中で一冊選ぶならこの本。 いわゆるノウハウ本ではないが、書いてあることをもとに自分なりに考えることを習慣化しないとあまり意味がないかもしれない。

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2011/06/12

論理的に思考するために、科学的アプローチ・非線形思考の大切さが書かれている。 科学的アプローチ:理由を探求すること(本質を追究し安易に納得しないこと) 非線形思考力:前提や条件が違い、方程式によって答えを求めることができないものでも論理的に原因を抽出して答えを導き出せる思考力。 ...

論理的に思考するために、科学的アプローチ・非線形思考の大切さが書かれている。 科学的アプローチ:理由を探求すること(本質を追究し安易に納得しないこと) 非線形思考力:前提や条件が違い、方程式によって答えを求めることができないものでも論理的に原因を抽出して答えを導き出せる思考力。 最後の方は、若干脱線してる感があるw

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2011/08/20

Ⅱ、「考える技術」で学んだこと 【新しい世界(見えない大陸)の中において論理的思考力は必須。知的に怠惰な人間はこれからの時代は淘汰される。思考はトレーニングであり、日々の賜物である。】 【第一章】 ・重要なのは「仮説」ではなく、「結論」を導き出すこと。仮説で満足してしまう人間がい...

Ⅱ、「考える技術」で学んだこと 【新しい世界(見えない大陸)の中において論理的思考力は必須。知的に怠惰な人間はこれからの時代は淘汰される。思考はトレーニングであり、日々の賜物である。】 【第一章】 ・重要なのは「仮説」ではなく、「結論」を導き出すこと。仮説で満足してしまう人間がいるので、要注意。 ・現象と原因は違う⇒原因は一つしかなく、その他は全て巻き込まれているに過ぎない。その根底にある原因を明確にすることが重要である。つまり、全ての現象に一生懸命になっても、原因を改善しなければ、その行動は無駄になってしまう。 ・どのようにして、原因を明確にすればよいか。それは現場の声を聞くことである。それによって、検証プロセスを踏み、結論まで到達する。最初に掲げた仮説が間違っていたら、新たな仮説を立ててスタートするべきである。 ・問題解決力とは仮説を裏付けていくために労を惜しまない行動力、絶対に正しいと結論付けるまで徹底的に考える思考力である。 ・自分が二階級上のポジションにいたらどうするのか考えながら問題にアプローチする。 【第二章】 論理が人を動かす ・提言は一つが鉄則⇒一つだと相手が実行しやすいため、また上記でも述べたように常に原因は一つであるためそれを改善することが重要。 ・全体の結論を先に述べること⇒言いたい順序ではなく、相手が納得する順序で話すべき。 ・相手を納得させる力は、論理的にも正しい結論と、提言者の持つ自信と信念によって生まれる。解決できない問題というのは存在しない。 【第三章】本質を見抜くとは⇒問題の原因は何かを見極め、正しい解決法を導き出すこと。 ・ジャーナリストにも論理的思考が欠けている。報道さている情報をさらに論理的思考力によって深読みしなければ世の中の動きは見えない。 ・立場よりも事実に忠実になれ⇒同質性のぬるま湯から出なくてはならない。常に正しいことは何か、なすべきことは何かを考える。そのためには謙虚さが必要である。そして、自己否定し続ける勇気を持ち、挑戦していかなければならない。成功体験に囚われてはならない。 【第四章】 ・科学的アプローチ⇒人の意見に容易に同意しない。複雑になっている現代では直線的な解は存在しない。「どうして?」だというスタンスを持つ。 ・自身の中で前提条件(いつでも変えられる)を作り、そこから思考していく。 ・知的好奇心を持ち、様々な人の話を聞く。=知的備蓄を作る。 【第五章】 ・「もしかしたら」という思考回路を持つことが新しい発想の源。⇒当たり前と思わない人間が成功する。常に、疑い深く自分に質問するべき。新しい発想を生み出すため、違う感覚を取り入れる。異質なものに触れる。 ・分からないというフラストレーションを利用してテンションを上げる。モヤモヤした状態の頭で考えると良い発想が生まれやすい。 【第六章】  先見性を持つためには機能別に分けて考えられるようにする。 【第七章】 開拓者の思考⇒旧来の価値観に囚われず、自らの発想や先見性を新しいビジネスや社会のシステム改革に生かしていけるのが論理的思考力。それがビジネスにおける突破力を生み出す。 マッキンゼーの採用エピソードには驚きました。また常に情報を疑い、自分なりの仮説を立て、データを集め、先見性を持った考え方を持つのが重要である事を理解しました。

Posted byブクログ