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モリー先生との火曜日 の商品レビュー

4.3

142件のお客様レビュー

  1. 5つ

    68

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

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2022/08/05

この本は、ニューヨークタイムズ紙ベストセラーリストで4年間1位を続けるなど、世界的ベストセラーになったノンフィクションの不朽の名作です。 恩師との温かいやりとりが綴られていて、とても羨ましくなりました。 一生の付き合いが出来る先生に出会うというのは、なかなかないですよねー。 ぜひ...

この本は、ニューヨークタイムズ紙ベストセラーリストで4年間1位を続けるなど、世界的ベストセラーになったノンフィクションの不朽の名作です。 恩師との温かいやりとりが綴られていて、とても羨ましくなりました。 一生の付き合いが出来る先生に出会うというのは、なかなかないですよねー。 ぜひぜひ読んでみて下さい。

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2022/07/22

再読。15年ぶりぐらいかな。コーチ(≒師)を持てるか持てないかは、人生において重要なことの1つだろう。愛(≒博愛)を語る。訳者あとがきにもあるが、こういった本質的な語りがいつの世にも必要なのだろう。嘲笑せず、蔑まず...。また、いつか読み返したい一冊。

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2022/06/03

人生について書かれた本は色々あって、ベースは似たことが書いてある気がします。でも、わかるようでわからん!と思っている方、本書を読むとなにか進んだような気がするかもしれません。 「頭からどーんと飛び込む」「蛇口を開ける。その感情で体を洗う。着なれたシャツみたいに体につけてしまえば」...

人生について書かれた本は色々あって、ベースは似たことが書いてある気がします。でも、わかるようでわからん!と思っている方、本書を読むとなにか進んだような気がするかもしれません。 「頭からどーんと飛び込む」「蛇口を開ける。その感情で体を洗う。着なれたシャツみたいに体につけてしまえば」など、身近に捉えられる表現が沢山散りばめられている本です。

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2022/03/13

もう10年くらい積んでいた本。読み始めたら、あっという間でした。今の自分に必要な本だから、すーっと読めたのかな。 人生は対立物の引っ張り合い 一番印象に残りました。

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2022/02/11

社会心理学の教授だったモリーは筋萎縮性側索硬化症(ALS)という治療法のない神経疾患にかかります。 そして元教え子のスポーツライターでこの本の著者であるミッチが、毎週火曜日にモリー先生の経験をもとに語られる最後の講義を記録したノンフィクションです。 テーマは「人生の意味」。 ...

社会心理学の教授だったモリーは筋萎縮性側索硬化症(ALS)という治療法のない神経疾患にかかります。 そして元教え子のスポーツライターでこの本の著者であるミッチが、毎週火曜日にモリー先生の経験をもとに語られる最後の講義を記録したノンフィクションです。 テーマは「人生の意味」。 題目はさまざまで、愛、仕事、社会、家族、老い、許し、死に及びます。 生前葬儀では、モリー先生も一緒に泣き笑いし、心から感謝の言葉を口にします。 モリー先生は病気で体を動かせなくなるのだと言い、予言通り、自分で自分のお尻が拭けなくなります。 モリー先生と闘病をしながらミッチは学びます。 モリー先生は言います。 「もうじき死ぬとは言っても、私のまわりには愛してくれる人、心配してくれる人がたくさんいる。世の中でそう言える人がどれだけいるか?」 「人生でいちばん大事なことは、愛をどうやって表に出すのか、どうやって受け入れるのか、その方法を学ぶこと」 「ほんとうに満足を与えてくれるものは何か。自分が人にあげられるものを提供すること。それは時間。家や車ではない」 そして、最後にモリーがミッチに「もうひとり息子が持てるんなら、君がいいなあ」と言ったのにはうるっときました。 「生まれるものはみんな死ぬんだ」。

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2022/06/08

誰にでも死は訪れる、分かっているようで全く分からず過ごしている 人生を整理して残される人に誠心誠意向き合う時間と覚悟が出来ることは、確かに幸せなのかもしれない。死因だけで苦しさは決められない

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2021/09/29

ALSは酷く残酷な病気だ。 モリー先生は自分がALSだと診断されてからは、死が遠くにあるものではなく誰にでも訪れるものとして扱い、最後までユーモアと愛を忘れずに、時にミッチに繰り返し愛について教えて逝った。 この本はALSの話ではない、生きていくのに本当に大切なものは何なのかを教...

ALSは酷く残酷な病気だ。 モリー先生は自分がALSだと診断されてからは、死が遠くにあるものではなく誰にでも訪れるものとして扱い、最後までユーモアと愛を忘れずに、時にミッチに繰り返し愛について教えて逝った。 この本はALSの話ではない、生きていくのに本当に大切なものは何なのかを教えてくれる本だった。 私設図書で見つけた本

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2021/09/19

読書の効能の最たるものは、今の自分とは違う環境、状況を代理体験できることだと思う。この本は病で肉体的に死に近づく教授と元生徒の人生についての対話の記録である。 人生の終わりが見えたときに、大切なのは、お金でも名誉でも、自分の経験や思い出でもなく、「人との繋がり」。これを愛という...

読書の効能の最たるものは、今の自分とは違う環境、状況を代理体験できることだと思う。この本は病で肉体的に死に近づく教授と元生徒の人生についての対話の記録である。 人生の終わりが見えたときに、大切なのは、お金でも名誉でも、自分の経験や思い出でもなく、「人との繋がり」。これを愛というのかは、まだ自分には判断できないけれど、 誰かのために与えてあげることで自分が元気になる そのことでお互いの記憶に残り繋がりは続く 誰かが喜ぶとうれしいと、以前から感じていたけど、それも目的は相手ではなく、自分を元気にしているんだと改めて感じさせられる。 自分が死に向かうとき、何を大切に思うのだろう。 この本は頂いた本です。 こういう本を選んでくれた心に本当に感動しました。

Posted byブクログ

2021/08/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「感情を味わって離す」確かにそうだ。嫌な感情を忘れるのではなく分析してみて、そこから解放していくことで、感情の経験が積み重なっていく。嫌な感情と向き合うことも大切。ただ人間関係の場合は立ち向かうだけでなく、逃げることも術だと思う。「人生の意義」「若さを求めるのは人生に満足していない」「この国では一種の洗脳が行われている…物を持つのはいいことだ、…おかねを神様のように崇める」なるほど。同感するが、これはある一定水準の経済力を持って物を持っている人にあてはまる考えだろう。

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2021/07/09

◎我々のこの文化は、人々に満ち足りた気持ちを与えない。 ◎人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと 最近入院したので、改めて人生で大切なことを考えたところだった。 家族や周囲の人とつながり、思いやり合うこと。 美しい自然を感じること。 自分にで...

◎我々のこの文化は、人々に満ち足りた気持ちを与えない。 ◎人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと 最近入院したので、改めて人生で大切なことを考えたところだった。 家族や周囲の人とつながり、思いやり合うこと。 美しい自然を感じること。 自分にできることを、与えること。 人生の転機や、知人の死や、家族の病気などを機に、たびたび感じてきたこと。 モリー先生の言う「我々のこの文化」にどっぷり浸かってしまうと、見えなくなってしまうこと。 忘れないようにしよう。 そして、子どもにも日々態度で伝えたい。

Posted byブクログ