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六人の超音波科学者 の商品レビュー

3.6

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    76

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

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2020/12/27

はー全然覚えてなかった!面白かった! どのキャラクターもそうだけど、祖父江さん、読めば読むほど好きになるな。 最後のエレベーターでのアクセス方法、紅子さんが言うようにとても綺麗。 S&Mでもだけど、やっぱり誰かが推理ショーしてるところがかっこよくて好きだな〜。

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2020/11/29

シリーズの中でもかなり好きな作品になりました。 今回の紅子さんは科学者色が一段と強いです。 また、頼りになる保呂草さんに、大ピンチの練無と普段と違ったメンバーの顔が見られます。

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2020/10/20

面白かった。 平面図です。それだけで嬉しいですね。今作ではピンチの描写が鮮烈です。息がつまります。 そしてあの遺体の様。ある種の古典です。楽しかったです。

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2020/06/26

再読。といっても内容はすっかり忘れていた。プロローグからして練無くんと紫子さんの掛け合いが面白い。ここらへんの軽妙さがVシリーズでの清涼剤だよねぇ。今回は保呂草さんの出番は控えめだったし紅子さんによる謎解きもあっという間に終わってしまったけどその割に濃く印象に残る。犯人の予想はお...

再読。といっても内容はすっかり忘れていた。プロローグからして練無くんと紫子さんの掛け合いが面白い。ここらへんの軽妙さがVシリーズでの清涼剤だよねぇ。今回は保呂草さんの出番は控えめだったし紅子さんによる謎解きもあっという間に終わってしまったけどその割に濃く印象に残る。犯人の予想はおぼろげだったけれど死体のトリックはおそらくそうだろうと思ったのがドンピシャだったな。

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2020/04/18

Vシリーズ第7弾。犯人が誰かなんて考えられないくらい、息をつく暇のない展開でした。紅子さんが犯人特定に至った経緯も、もう少し詳しく説明して欲しかったです。へっくんてもしかしてあの人じゃないよね?って思ってしまう描写があって、事件とは関係ないことをいろいろと考えていました(笑)

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2020/01/07

Vシリーズ第7弾。超音波研究所が舞台で周りから孤立してしまい外部との連絡が閉ざされる。シリーズの主要メンバーや研究所の博士たちと刑事が一人。閉ざされたなかで起こる事件。手口、動機、犯人となかなか見えてこない。そしてメンバー同士の会話、ジョーク、科学の専門的な知識とたくさんの情報と...

Vシリーズ第7弾。超音波研究所が舞台で周りから孤立してしまい外部との連絡が閉ざされる。シリーズの主要メンバーや研究所の博士たちと刑事が一人。閉ざされたなかで起こる事件。手口、動機、犯人となかなか見えてこない。そしてメンバー同士の会話、ジョーク、科学の専門的な知識とたくさんの情報と伏線の回収の面白さ。シリーズの中で一番の好み。

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2019/05/31
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※このレビューにはネタバレを含みます

大切だからって、いったい何なのでしょうか? 大切なものって、何が大切なのですか? 大切に思うことが大切なのかしら? それとも、大切だと教えることが大切なの? 私の申し上げていることがわかりますか? ***** 土井超音波研究所にて開かれたパーティに出席することとなった紅子と阿漕荘の面々。 その最中、死体が発見される。 研究所への道の途中にある橋は何者かによって、爆破され、現場は陸の孤島と化してしまう…。 Vシリーズ7作目。 ***** 科学者たちが勢揃いするこの作品。 紅子の科学者の面が色濃く出ている回でもあった。 推理の説明をするシーンは、優しく、そして、鋭かった。 先生が生徒を諭すかのような謎解きシーン。 そして、また祖父江さんとの恋愛対決?が。 林さんは一体どちらを選ぶつもりなのでしょうか。 紅子さんが林さんに嬉しくて飛びついたり、愛想が無くて怒ったりと、女性らしい面もばっちり読めちゃう。 今回は紅子さんたちがピンチに、中でもれんちゃんが大変なことに…。 油断ならない。 ハラハラしながら読み進めました。 少し『すべてがFになる』が頭をよぎる作品でもあった。

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2019/05/04

孤島型本格ミステリィ。      いつもと違った祖父江さんや瀬在丸紅子が見られて面白かった。他の面々はいつも通りかな……。     

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2018/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事件のトリック自体は古典的だった。クリスティの『オリエント急行』のパターンだ。動機も森作品としては割と穏当で、単発の作品としては地味な印象を受けた。 むしろこの巻で感心したのは、殺人事件以外のトリックだ。ひとつはVシリーズの『朽ちる散る落ちる』との絡み。この研究所の物理的構造が次の事件のトリックに活かされていて、この巻自体がいわば前哨戦なのだ(なので『超音波』と『朽ちる』の2つはセットで読むと面白い)。 もうひとつは、テクノロジーを利用したトリック。橋が爆破されて研究所が孤立した時、「なぜ誰も携帯を持ってないんだ」と思ったのは私だけではないと思う。山奥だから使えないという一見もっともらしい理由が用意されているにしても、だ。 90年代以降の生まれの人はピンとこないと思うが、携帯電話は00年代に爆発的に普及したツールだ。その登場は当初、ミステリー作家を大いに悩ませたという。「外界と隔絶された陸の孤島」という設定が、携帯の存在ひとつで崩れてしまうからだ。だが次第に携帯はトリックに積極的に組み込まれるようになり、今では標準装備のツールとして書かれるようになっている。 だが、こういう使い方があるとは思わなかった。ケアレスミスではない。誰も携帯を持っていないということ、それ自体がヒントだったのだ。森ミステリィを特徴づけているコンピュータというツールが、Vシリーズには殆ど出てこないのも同様だ。書かれていない物を、書かれていないということでヒントとする高等テクニックだ。なんのためのヒントか? 勿論、S&MシリーズとVシリーズの関係性における重要因子、時系列を示唆するためのヒントである。 森先生の頭の中って、本当にどうなってるんだろう?

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2018/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々にえぐめの殺人! 、、、と、思ったら、 紅子さん風にいうなら「なにも起こっていませんわ」という。 どんどん面白くなるなこのシリーズ。 れんちゃんのピンチ、死ぬほどドキドキした。 それにしても、、、 林さん、人たらしだなあ、、 とりあう2人がすごく可哀想 半分こしてあげたい

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