六人の超音波科学者 の商品レビュー
登場人物たちが相変わらず魅力的。絵に描いたようなクローズドサークル、トリックも別段目新しいものでもない。そもそもvシリーズにはそんなことは求めてないけないのかもしれない。
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何か今回の話はどことなくS&Mシリーズを思い出したのは私だけでしょうか。 色んな話が程よくブレンドされている感じがして、読んでいる間あの2人の遭遇した事件を思い出して懐かしくなったりしていました。 そしてこの話、前回がお洒落で優しめだった反動なのかえらくショッキングなシーンが多...
何か今回の話はどことなくS&Mシリーズを思い出したのは私だけでしょうか。 色んな話が程よくブレンドされている感じがして、読んでいる間あの2人の遭遇した事件を思い出して懐かしくなったりしていました。 そしてこの話、前回がお洒落で優しめだった反動なのかえらくショッキングなシーンが多かったなという印象が。 簡潔に纏めてしまうとエピローグの一文目に集約されてしまうのでしょうが(いやそう言いきってしまうのが良くないというのは重々承知なのだけれど)、その結論に至るまでにちょっとドキドキしながらページを捲ってました。 ただ何かこう……こんなに登場人物必要だったか?という気がしなくもないんだよなぁ。 あの人とかあの人とかもはや印象が薄すぎて「あっそういえばいたんだっけ?」みたいな事何回かあったし……うーんでもまぁメインの登場人物が多いシリーズには起こりやすい事なのかもしれませんね。 とにかくあの子の生命力がとんでもなく強くて良かったと心の底から思いましたね。 あと、紅子さん。 あの鋭い推理力といい観察眼といい今回の行動といい……実は何か特殊な訓練を受けていたりします???
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S&M恒例の平面図が目次に記載され、話の展開もスリルがあったにも関わらず、最後に行くにつれて勢いが下がって行った感
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紅子と練無の招かれた研究所のパーティでまたも殺人事件に遭遇するイツメン4。研究所に向かう途中の橋は爆破され研究所は孤立…科学者たちと招かれた者、招かれちゃいない者(笑)が明かす一夜… 真相と瀬在丸紅子の思考がこのシリーズらしくて好きです。
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設定がとても好きだし、久しぶりに建物の平面図があるから、絶対面白いやつ!って期待して読んでいた。 けど、やはりVシリーズに入ってから(正確にいうとS&Mシリーズ後半から)の謎が解明された時のいまいち感。 なんというか、もっと大きな驚きとか、すげ〜って言いたくなるような仕掛...
設定がとても好きだし、久しぶりに建物の平面図があるから、絶対面白いやつ!って期待して読んでいた。 けど、やはりVシリーズに入ってから(正確にいうとS&Mシリーズ後半から)の謎が解明された時のいまいち感。 なんというか、もっと大きな驚きとか、すげ〜って言いたくなるような仕掛けとかがなく、それまでの分量も無駄に長い。 文句ばかり言ってるが、森博嗣さんの作品はどちらかというと、ワールドの構築だと個人的に思う。 事件と関係会話とか、メインキャラクターの関係性とか、事件以外に楽しむことがそれなりにあるので、飽きたりはしない。 つまり、ミステリーとして読まなきゃ全然面白い。
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解説文がカッコ良い 本編ももちろん面白いんだけど 解説文が面白いです 解説なんだけど 落語家に解説を依頼したこと それを受けた落語家がこの解説を書いたこと 森博嗣の解説って いろんなジャンルの人が書いてくれて 世界を広げてくれます ユーモアを言葉で
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Vシリーズを読んでいた先月は、 2~3日に1冊のペースで 気が狂いそうになるほど焦って読んでました。 ダメなんですよね、 生き急いでしまいます。苦笑 毎回思うんですが、 Vシリーズの装丁ってお洒落ですよね。 S&Mシリーズも、四季シリーズも好きですが、 Vシリーズが一番表紙が...
Vシリーズを読んでいた先月は、 2~3日に1冊のペースで 気が狂いそうになるほど焦って読んでました。 ダメなんですよね、 生き急いでしまいます。苦笑 毎回思うんですが、 Vシリーズの装丁ってお洒落ですよね。 S&Mシリーズも、四季シリーズも好きですが、 Vシリーズが一番表紙が好きかもです。 本作は、山奥位置する、土井超音波研究所で殺人事件が起こります。 しかも、事件当日は大雨、研究所に続く橋が爆破される。 陸の孤島となった研究所。 紅子たちが犯人を突き止めようとする中、迫りくるピンチ。 怖くて怖くて、続きが気になり、手が止まらず。 今までのVシリーズの中で一番印象的でした。 それは紅子が感情的に怒る場面。 コントロール下にある自我から覗いた、紅子さんの怒り。 胸にくる場面でした。 物語は佳境。 駆け抜ける読書もあと少しです。
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んーなんというか。前々作と前作でやっと盛り上がってきたところに、なんだか手抜き(もちろんそんなことないけど)、感を感じる作品でした。 というか森博嗣さんの期待値が高いだけで、いろんなところが「よくある推理もの」って感じ。なのは読み込みが足りないのかな? それにしても、他の方のように、紅子さんのかっこよさがいまだにわからない。嫌いなタイプではないはずなんだけど、今回は特に人を見下してる感じが全面に出てて(いつもだけど)、最初は苦手だった祖父江さんに同情してしまうほどだった。かと言って祖父江さんの方が好きとかでもないから、どうも感情移入でいきないシリーズだなぁ。 強いて言えば保呂草さんのミステリアス感だけが、この先も読むモチベーションになってる れんちゃんは好きな方だけど...
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第7弾 超音波の研究所のパーティで起こった殺人事件。 紅子は元六角邸の持ち主長原博士の代わりに、練無も招待されて居合わせる。 研究所近くの橋の爆破予告を受けて調査していた警察も取り残され、研究所へ向かう。 おなじみのメンバーが揃う中、研究所の所長と思われる首なし死体が発見されるし、紅子たちは無響室に閉じ込められて練無は殺されかける。 どこで紅子が真相にたどり着いたのかわからないくらい事件はのっぺりとしてた。
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