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モンテ・クリスト伯(2) の商品レビュー

4.3

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    7

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2013/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんどん読める。復讐の準備は整った? 2013/02/16図書館から借用;02/25朝の通勤電車から読み始め;02/27読み終わり

Posted byブクログ

2012/09/28

ダンテスのモレルさんへの恩返しは、回りくどくて演技が過ぎるなと思ったけど、これを最後に人間らしい感情を捨てて復讐鬼になるならしょうがないかなという気もした。

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2012/09/04

14年もの間、希望のない獄中でどん底の日々を送る。しかしその中で知り合ったファリア神父との邂逅は彼に一条の光を灯すことになる。 唐突に訪れたその機会を利用し、脱獄に成功した彼は、塀の外の世界が一変していることを知る。自分を助けようとした人々の生活が、経済的に困窮していることを知...

14年もの間、希望のない獄中でどん底の日々を送る。しかしその中で知り合ったファリア神父との邂逅は彼に一条の光を灯すことになる。 唐突に訪れたその機会を利用し、脱獄に成功した彼は、塀の外の世界が一変していることを知る。自分を助けようとした人々の生活が、経済的に困窮していることを知り、彼らに恩返しするために、奔走する。 心優しきダンテスの物語は一変する。 暗い光を湛えた目の奥には、自分を陥れた者たちへの復讐の計画が渦巻いていていた。 そして、彼は行動に移すことになる。 反撃開始の第二巻。ページを捲る手が止まらない。

Posted byブクログ

2012/07/23

山賊の話のあたりで思いっきりだれました。デュマの大長編はかならずこういう中だるみがあるんですよね。我慢我慢。

Posted byブクログ

2012/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2巻は復讐への序章。 ファリア司祭の死、そしてすり替わってのシャトー・ディフ監獄からの脱走。 ダンテスのあの博識は、監獄でのファリア司祭から受け継いだ知識。 脱走後、ダンテスはモンテ・クリスト島へ行き、見事に財宝を見つける。 それから自分の恋人、家族、そして自分を陥れたもの達が現在どうしているからを調べる。 自分の家族は不幸にもこの世を去っており、恋人は恋敵にとられ、恋敵を含め、自分を陥れたものたちは皆、富と権力を手に入れていた。 ダンテスの復讐心は高まったに違いない。 そして、物語の後半、フランツとアルベールが登場。 巌窟王をみていたとき、これはエドモン・ダンテスの復讐の物語であると同時に、フランツとアルベールの友情の話でもあると感じた。 紳士的なフランツと感情的行動的なアルベールのふたりが、原作でこれからどのようなに絡んでくるかが楽しみだ。 最終で偶然にも、ふたりはダンテスこと、モンテ・クリスト伯に会うことになる。しかし、これは偶然などではなく、モンテ・クリスト伯が仕込んだ復讐への一歩なんだろうな。

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2018/11/25

どんどん展開が進んで行く。作中の時間はめちゃくちゃ進んでいるが、スピード感がある。この先の展開が非常に楽しみ。

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2017/08/16

 2巻に挟まれているのはとある書店が出したこの本の請求書。  140円。  1冊きりの請求書というのは、配達を、しかも掛売りで行っていたということか。  古き良き時代。  深く、強い思いを込めた復讐が始まる前の序章。  神の手になるかのような慈悲の話がひとつ。  山賊たちの...

 2巻に挟まれているのはとある書店が出したこの本の請求書。  140円。  1冊きりの請求書というのは、配達を、しかも掛売りで行っていたということか。  古き良き時代。  深く、強い思いを込めた復讐が始まる前の序章。  神の手になるかのような慈悲の話がひとつ。  山賊たちのエピソードが挿し込まれ、  とうとう復讐の舞台へ伯爵が登場する。  青白き仮面をつけて。  これから面白くなっていきます。

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2011/11/06

ナポレオン戦争が終わる頃のフランスにおけるモンテ・クリスト伯ことエドモン・ダンテスの復讐譚。現実の歴史に基づく舞台設定や人物の背景描写が緻密で、作品の世界にどんどん引きずり込まれる。1つ1つの復讐には胸のすく思いがしたが、後には一抹の寂しさが残る。間違いなく名作。

Posted byブクログ

2011/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

誠実な好青年の船乗り、ダンテス。 老いた父の孝行をし、美しい婚約者も居て、船乗り仲間にも信頼されている 絵に描いたような善人だった。 しかし、船長の就任が決まり、愛しい婚約者との結婚式当日 彼はナポレオンに加担したと密告を受け逮捕されてしまう。 それは仕組まれたものだった。 ダンテスは何も知らないままに、刑の重い罪人が収容される監獄へと送られる。死ぬまで出してもらえない罪を背負ったダンテスは 偶然にも大金と共に真実を知る機会を得る。 全てを知ったその時、善人であるダンテスの頭に浮かんだのは復讐の文字だった。 2巻は脱獄から最後の善事、息子らの接触まで。 3巻からいよいよ、というところだろうか。楽しみ。 古い割には読みやすい訳で満足。

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2011/06/28

まるで近代のアラビアンナイトのようだ。ドン・キホーテはただの空想だったがこれは現実だったのだ。箱物語りがあり、視点が変わり謎の人物、モンテクリスト伯爵が登場する。用意周到に準備をし、復讐するのはジャック・ヴァンスの魔王子シリーズを彷彿とさせる。逆にヴァンスがモンテクリスト伯を下敷...

まるで近代のアラビアンナイトのようだ。ドン・キホーテはただの空想だったがこれは現実だったのだ。箱物語りがあり、視点が変わり謎の人物、モンテクリスト伯爵が登場する。用意周到に準備をし、復讐するのはジャック・ヴァンスの魔王子シリーズを彷彿とさせる。逆にヴァンスがモンテクリスト伯を下敷きにしたのだろうか。

Posted byブクログ