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川の深さは の商品レビュー

3.7

211件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    1

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少しどんよりとした感…

少しどんよりとした感じですね。専門用語だらけでよく分からなかった。。

文庫OFF

事実上のデビュー作

冴えないオッサンと謎めいた少年との出会いが、全ての始まりだった……。ヤクザ・自衛隊・政治etc、この国に隠されている暗闇が詰め込まれた壮大なストーリー。著者の、事実上デビュー作です。

yui

2024/01/23

久しぶりにこの手の本を読んだので新鮮に感じた。何だかんだで主要な登場人物にとって丸く収まる結末だと思った。少し前の時代に書かれた物なので、フロッピーディスクに機密情報が保存されてる設定に現代との違いを感じる。 前半は状況がイメージしやすくサラサラ読めたが後半の戦闘シーンはイメージ...

久しぶりにこの手の本を読んだので新鮮に感じた。何だかんだで主要な登場人物にとって丸く収まる結末だと思った。少し前の時代に書かれた物なので、フロッピーディスクに機密情報が保存されてる設定に現代との違いを感じる。 前半は状況がイメージしやすくサラサラ読めたが後半の戦闘シーンはイメージしづらく読みとばした箇所も多い。 世界で起きてる事件や紛争のニュースを聞いても実際の裏事情なんか一般人には届いてないんだろうなと思った。 あと、「川の深さは」の問いを答えを知らずにされたら、私は淡白な回答をする気がした。

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2023/08/07

もう会うことはないだろう知人から以前頂いた本 文章の書き方や表現がとても好きだった 熱い男たちが守りたいもののために命を懸ける そんな女になりてえもんだな

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2022/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自衛隊管轄の極秘情報機関「DAIS」の前身組織にまつわる壮大な冒険活劇と捕り物…と表現しても良いのだろうか。 渦巻く陰謀や思惑も壮大。少女の騎士たるパーフェクトスキルの少年と自称・冴えない中年男性のコンビはお馴染み感がある。 女性像についてはあまりにも理想的に描かれすぎて突っ込みたくなるものの、まさに長編アニメのような物語で読後は満足感があった。

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2021/08/01

●福井さんの著作には、自身を犠牲にしても大切なものを守ろうという不屈の魂がある。「川の深さは。誰にもある。終着点を目指して流れ続ける川の深さは。どんなに汚されても、流れ続ける川には未来がある。」不遇の時でも、明日は開けると、言わんばかりに‼️

Posted byブクログ

2020/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

地下鉄サリン事件を思わせるテロ事件は市ヶ谷と呼ばれる非公開諜報機関が裏で糸を引いていた。隠蔽しようと関係者を消す組織から少女を守ろうとする少年の話。 作者の一作目であり、亡国のイージスや終戦のローレライの原型。ルックスもよく飛び抜けた能力のある少年が、大きな組織に歯向かい、まともで経験がありどこかお人好しな中年がそれを支える。構図は似てても、面白い。

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2020/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんとなくタイトルに惹 かれて買った。 漫画チックではあったが引き込まれる勢いがあった。 ここまでやっちゃぁ・・・とも思うが、オウム事件じたいそれどころじゃなかったからなしではないな。 ヒロイズム過多で辟易する部分もある、けど一挙に読んだ。 福井晴敏って「亡国のイージス」とか「終戦のローレライ」を書いた人なんだ。今知った。どっちも観てないけど

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2020/11/01

2019の12月に、年末年始休みに読もうと折角借りたのに時間が無くて手付かずのまま返却してしまった。 コメントがついて、もったいないとのことなので 2020/10/13再び借りて読む。 これの前に読まなきゃいけない本が数冊あるので、どうしても後回しになるんだよな。しかし今回こそ...

2019の12月に、年末年始休みに読もうと折角借りたのに時間が無くて手付かずのまま返却してしまった。 コメントがついて、もったいないとのことなので 2020/10/13再び借りて読む。 これの前に読まなきゃいけない本が数冊あるので、どうしても後回しになるんだよな。しかし今回こそは。 というわけで感想を、 意外と読むのに手こずった。 設定は25年前のオウム真理教の地下鉄テロ事件の背景をフィクション化したもの。 北朝鮮やアメリカの陰謀など大掛かりな話になっている。 元マル暴で、今はしがない警備員の桃山が、逃げ込んできたカップルを匿ってから陰謀に巻き込まれる。 アクションの合間にほのぼのとしたシーンが有ったりして緩急に富む展開。 しかし、その幸せは長く続かず、次に苦難が押し寄せる。 その展開は無理あるだろ?という強引さに魅かれつつ読了。 細かい突込みはあるけど、楽しめた。 福井晴敏さんは、もっと読んでみたいけど、寡作なんだなあ。

Posted byブクログ

2020/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやぁ〜面白かった。 オウム真理教の地下鉄サリン事件や、松本サリン事件、坂本弁護士一家殺人事件などを彷彿させる宗教団体の事件に、ランボーを彷彿させる戦闘劇、警察組織内部のゴタゴタに政治、ヤクザの登場にミステリーの要素、しかも純愛など、とにかく盛り沢山の作品。 ここまで詰め込んだのに、きっちりと物語の筋は通り、男の生き様を描いた作品ってかっこよすぎ。 主人公?の桃山は元マル暴の無骨な警備員。 引退してから、まともな生活を送っておらず、巻き込まれていくとんでもない事件には体力や知力、銃の腕前など不安な要素もあるが、そこはもう1人のメインキャラである保がしっかりとカバーする。 この保が愚直なまでに真っ直ぐな青年で、命をかけて葵を守り抜く。 なぜならそれが保の任務だから。 幼少期に不幸な環境で育った保は同年代の少年とは全く異質の存在だが、とにかくかっこいい。 かっこいいと言えば、桃山が刑事時代から付き合いがあり、組の人間でありながらも桃山を助ける金谷も義理堅く、ある意味で聡明でもある。 そんな真っ直ぐに生きる男たちと、ヒロインである葵に涼子が相まってテロ事件に見せかけた国の闇を暴き出す。 東京のど真ん中で世界最強の攻撃ヘリ「アパッチ」が火をふき、日本海では日本が誇る最新鋭のイージス艦とも交戦 するとんでもない内容だが、とにかく男性陣がかっこよすぎ。 説明 内容紹介 命をかけて守るべき人が君にはいるだろうか。「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿(かくま)い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた地下鉄テロ事件の真相が教える、この国の暗部とは。出版界の話題を独占した必涙の処女作。(講談社文庫) 今、最も熱い作家・福井晴敏の感動的原点! 世界を敵に回して、少女を守りぬこうとする少年。その姿にかつての自分を感じた警備員は、彼を匿うことにした。そして、物語は「地下鉄テロ」の真実へと向う…… 内容(「BOOK」データベースより) 「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた地下鉄テロ事件の真相が教える、この国の暗部とは。出版界の話題を独占した必涙の処女作。

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