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文庫版 塗仏の宴 宴の支度 の商品レビュー

4.1

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    85

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

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2013/02/18

うわ~~。すっごい久しぶりに京極さん本、読んだ~~。 何年ぶりだ? 突然、京極堂シリーズが無償に読みたくなって、読み始めた。 こんだけ分厚い本なので、一気読みできるかちょっと自信なかったけど、やっぱり面白い内容なので飽きることなく読めました。 宗教じゃないけど、後睡眠でマインド...

うわ~~。すっごい久しぶりに京極さん本、読んだ~~。 何年ぶりだ? 突然、京極堂シリーズが無償に読みたくなって、読み始めた。 こんだけ分厚い本なので、一気読みできるかちょっと自信なかったけど、やっぱり面白い内容なので飽きることなく読めました。 宗教じゃないけど、後睡眠でマインドコントロールする話。 それに、ある村の村民全員が消えるという謎が絡んで、すごい内容になってます。 小さいころから親に「変な宗教にだけは入りなさんなよ」と言われてたので、結構、人から騙されたりしないように気をつけてきました。 っていうか、私は自分の意志が強い方なので、絶対誰かに騙されたりマインドコントロールされたりすることはないと自信もってますが、でも、いつどこで誰かに、自分の知らないうちに催眠術をかけられたら終わりだな~。 こわいこわい。 それにしても、今回もいろんな妖怪が出てきましたね~。 日本の妖怪って、西洋と比べて奥が深く、そして種類が豊富。 それに伴うそれぞれの話もとても趣きがあって読んでて楽しいです。 さぁ、次の「宴の始末」はどう展開していくのか楽しみだわ~。

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2013/01/24

久々に京極さんの厚みのある本を読んだー。でもまだ何も終わってないので続きが気になります! 今回は、妖怪のモチーフも登場人物も多く、過去のシリーズから再登場の人達も沢山。今回の妖怪うんちくは結構楽しく読めました。 まだまだほんとに宴の支度という感じで、それぞれの登場人物の話がこれか...

久々に京極さんの厚みのある本を読んだー。でもまだ何も終わってないので続きが気になります! 今回は、妖怪のモチーフも登場人物も多く、過去のシリーズから再登場の人達も沢山。今回の妖怪うんちくは結構楽しく読めました。 まだまだほんとに宴の支度という感じで、それぞれの登場人物の話がこれからどういう風につながっていくのかわくわくします。 関口君大丈夫かな。 長いけど、続き読まなきゃ…。

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2013/01/20

”塗仏の宴 宴の支度・宴の始末”京極夏彦著 講談社文庫(注意:2003/08・09発売) (”宴の支度””宴の始末”の二部作。 1998/03・09発売 講談社ノベルスの文庫版。2006/04・05発売の全六冊の分冊版もあり。) ・・・”百鬼夜行シリーズ”第六弾、現時点での最大...

”塗仏の宴 宴の支度・宴の始末”京極夏彦著 講談社文庫(注意:2003/08・09発売) (”宴の支度””宴の始末”の二部作。 1998/03・09発売 講談社ノベルスの文庫版。2006/04・05発売の全六冊の分冊版もあり。) ・・・”百鬼夜行シリーズ”第六弾、現時点での最大長編。洗脳と家族のあり方の物語。 ”宴の支度”・・・大量殺人があったという村の噂や怪しげな複数の新興宗教が絡む連作。 ”宴の始末”・・・焦点の村に続々と集う、関係者たち。不老不死の謎とも旧軍の秘密基地があるとも言われる村には、何が隠されているのか。 ・・・ざっくり書いてしまうと上のようなあらすじになります。途中、複数のレギュラーメンバーが行方不明になったり、拘束されたり話の盛り上げとしては十分。 (ちょっと洗脳が万能すぎるかな、という気もしましたが。(笑)) 前作までの登場人物も要所要所で登場、黒幕の仕掛けも大掛かりなまさに”宴” ラストの種明かしも衝撃的でした。 ・・・改めて見ると思ったよりも殺人が少なく話もシンプル。 (複雑に思える話ですがちょくちょくまとめてる部分があるためかと。) シリーズのファンの方には分量に二の足を踏まずに読んでいただきたいですね。

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2012/11/15

村が丸々一つなくなったという話から始まります。 怪しげな人がわらわらと出てきて、いかにもえげつない ことが始まりそうな雰囲気です。本書に興味を持たれた 方は、百鬼夜行シリーズの「姑獲鳥の夏」から「絡新婦の理」 までを予め読んでからお読みください。これまでの話に出て きた人達やエピ...

村が丸々一つなくなったという話から始まります。 怪しげな人がわらわらと出てきて、いかにもえげつない ことが始まりそうな雰囲気です。本書に興味を持たれた 方は、百鬼夜行シリーズの「姑獲鳥の夏」から「絡新婦の理」 までを予め読んでからお読みください。これまでの話に出て きた人達やエピソードが出てくるので、知らないと楽しみ 半減です。

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2012/11/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

妖怪たちが跋扈する。ある1つの場所に向かって。 過去のシリーズの登場人物が総出演するのは、ファンにとってはうれしい展開。登場人物も、妖怪の数も、ページ数も過去最大、読み応えは十分、十分過ぎて相当、体力を消耗することも確か。

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2012/09/26

ページ数の通りの読み応え。 登場人物が多く、レギュラー陣も勢揃い。 複雑な人間関係の中にもヒントはたくさんあり、 後でそれに気づき、悔しいような気持になる。 確認のために、前ページに戻ること度々。。。

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2012/09/20

これまでのシリーズの登場人物が総出演。妖怪もいろいろな種類が出てくる。連作短編のような構成で一つ一つのエピソードは面白い。宴の始末でどんな結末が待っているのか。

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2012/07/25

シリーズ前作までの登場人物の視点で描かれる連作短編なんでしょうか?一応軸となるお話はあるみたいですが、本作はその前半という感じで、結末は後半にあたる「宴の始末」で明かされるんでしょうか。 本作では、これまでに登場した人物たちの主観に近い形で語られるそれぞれの考え方や思考が、ちょ...

シリーズ前作までの登場人物の視点で描かれる連作短編なんでしょうか?一応軸となるお話はあるみたいですが、本作はその前半という感じで、結末は後半にあたる「宴の始末」で明かされるんでしょうか。 本作では、これまでに登場した人物たちの主観に近い形で語られるそれぞれの考え方や思考が、ちょっと新鮮に感じられました。 そこはなかなか興味深く思いましたが、個人的に本シリーズで一番の見所である”憑き物落とし”が見られなかったことが残念。ドロドロとした怪しさを”憑き物落とし”でどーんと祓いさるカタルシスがなかったので、シリーズ中最も地味な印象。後編に期待すべし、ですかね。

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2012/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさに、<オールスター春の祭典!>って感じ。 前作「絡新婦の理」で、なぜか一度完結したかのような印象を受けた私。 すっきりしたというか・・・。 だから今回、今までの事件の関係者たちが次々に現れ事件に巻き込まれていく様は、期待以上のワクワク感でいっぱい。 ゲストたちの華やかさは言うまでもないが、メインメンバーたちも 事件に大きくかかわっていく・・・ あぁ。関ちゃんはいったいどうなっちゃうのか? エノさん、カッコイイ! キバシュウまたも暴走か!? 京極堂はいつ立ち上がるのか? そんなわけで、いつもに増して、とにかく出演者が多すぎる。 忘れてしまわないうちに早く、「宴の始末」を読まなければ・・・

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2012/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は沢山妖怪出しましたね。どれも怖くてわくわくして進みまくりました。 のっぺらぼうとひょうすべが特に怖くて、山の中でひょうすべを見たというシーンはゾクゾクとしました。 そしてのっぺらぼうの仮説に感心し、早速友人に話すくらい、「へー!」って感じ。 全体的にまだはっきりせず、みんなバラバラの行動で気持ち悪くて、すっきりしない雰囲気。 だから益田・青木・鳥さんが出てくるとほっとする。 青木くんがカッコ良かった!!!!!

Posted byブクログ