刀匠が教える日本刀の魅力 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
パソコンが全盛期で携帯を一人一代持っている現代にも、刀匠が居て、日本刀を作っている。 そう聞くと、ほおおと感心してしまう方も多いと思う。 現在、日本刀の制作を行っている刀匠自らが教える日本刀の入門書。 口絵のカラー写真で、自分の作品である刀を掲載しているところにまず惹かれる。 次に、分かりやすく素朴なQ&Aで基礎知識を学べるようになっていて、非常に読みやすい。 日本刀について少し調べてみたいという人の2冊目にお勧めする。 日本刀のパーツの名称については、始めに写真で確認するべきだと思うので、一冊目に読んだ方が本としては他に譲る。 一番の見所は、日本刀を作る刀匠としての日々の呟きを収録した「刀匠の仕事」の項目だ。 心にしみ込む名言が多い。職人の価値の再評価が行われている時代には、『自分の手で物を作る』ことの意味が垣間見える。 『「なんで今頃、まだ刀を作ってるねん」とよく聞かれる。 「正宗」が残ってる。 「一文字」が残ってる。 戦いや」』 『機械は上手や。 くたびれへん、 汗だしよらん、 涙も出さへん。 失敗を肝に銘じよらん。』
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割と初心者向けかなという印象。 Q&A形式などを使って分かりやすく書かれています。 創作資料としてはあまり使えません。 実用的な扱い方、またエッセイとして読む本です。 前半が刀剣にまつわる基礎知識、後半は刀匠の仕事と刀の造り方について。 特徴的なのは、刀匠の目線が描かれているこ...
割と初心者向けかなという印象。 Q&A形式などを使って分かりやすく書かれています。 創作資料としてはあまり使えません。 実用的な扱い方、またエッセイとして読む本です。 前半が刀剣にまつわる基礎知識、後半は刀匠の仕事と刀の造り方について。 特徴的なのは、刀匠の目線が描かれていることでしょうか。 後半部、現代の刀匠・國平さんの言葉は重みと温かみがありました。 企画展で何度かこの方の刀拝見しましたが、何というか凛とした清冽さがあるんですね。 あと刀の鑑賞の仕方が写真入りで載っていて勉強になりました。 それにしてもスーツ着て刀鑑賞って…ちょっとぐっときますね…笑
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刀の鑑賞の仕方でモデルをしているにーちゃんがト○オの長瀬似でかっこいい。(つっこみ所が違。)盛りだくさんなのに判りやすくあると便利な一冊。
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