銀のほのおの国 の商品レビュー
剥製のトナカイ、はや…
剥製のトナカイ、はやてがよみがえり、2人の兄と妹が別世界に入り込む、児童文学のファンタジー。と言っても楽しい夢物語ではなく、厳しい世界や生と死といった深い問題も考えさせられる。最初に出版されたのは1972年と古く、日本の児童文学のファンタジーに大きな影響を与えた作品。
文庫OFF
幼い兄妹がある日突然に異世界へ迷い込む様子に、ナルニア国ものがたりを連想しました。 児童書にしては、かなり過酷で残酷な場面がいくつもありびっくりしましたが、その分真剣に子どもと向き合う気持ちが伝わってきました。 昔に書かれた児童書を読んでるとこういった、良い意味で配慮しないという...
幼い兄妹がある日突然に異世界へ迷い込む様子に、ナルニア国ものがたりを連想しました。 児童書にしては、かなり過酷で残酷な場面がいくつもありびっくりしましたが、その分真剣に子どもと向き合う気持ちが伝わってきました。 昔に書かれた児童書を読んでるとこういった、良い意味で配慮しないというか、子どもだからと表現を曖昧にすることをしない物語にたまに出会ってびっくりすると同時に、ハッさせられます。 これは子どもに伝わるのか?怖がるのでは?という考えも浮かんできたけど、言葉の意味が分からずともちゃんと素直に伝わるものがあるのかもしれないと思い直しました。
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主人公がほのうの国に行って冒険する物語。途中青犬と戦って、さいごトナカイが勝つところがドキドキして面白い。
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「くまの子ウーフ」の作者としても有名な神沢 利子さんの作品。 家の壁にかけられたトナカイの剥製、その向こうには異世界への扉が……。小学生兄妹が体験する、懐かしいような切ないような、和製ファンタジーの名作です。
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