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晴れた日は図書館へいこう の商品レビュー

3.8

37件のお客様レビュー

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2014/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

"読みたい本は、たくさんある。その上、わたしが一冊の本を読んでいる間にも、世界中でたくさんの人が、わたしたちのために新しい本を書いてくれているのだ。雨の日だけじゃ、とても読み切れない。 だから、わたしは声を大にしていいたい。 晴れた日は、図書館へいこう!" 小学校5年生のしおりは本が大好き。いとこの美弥子さんが司書を務める図書館の常連さん。 春休みの今日も、まずは図書館へ。 迷子の女の子が「あ、わたしの本」と言った本は、ちょっと彼女が読むには難しいかなという本だった。「わたしの本」 同級生が図書館に返そうとしている本は60年間借りたままの本だった。「長い旅」 図書館の返却ボックスに川の水が注がれて台無しに。どうしてそんなことをしたんだろう。「ゆれた本のなぞ」 図書館から消えてしまう不明本。あまり行方不明になりにくい児童書や絵本が消えた理由は?「消えた本のなぞ」 児童書に位置付けられる日常の謎系のミステリ。 ……あれ? なんでウチ、この本を図書館に予約していたんだろう。何がきっかけになったのかなぁ……と、こちらでもミステリ。 タイトルで検索したら昨年に新装版が発刊されていることが分かって、おそらく書店で気になってメモってたんだろうな、と推理しました。 文体も穏やかで読みやすく、小中学生から楽しめる作品だと思います。 それぞれの事件の原因となることも、子どもらしくて微笑ましく思ってしまいます。 父親のことを知らないしおりへのアプローチも優しい視点で描かれており、読んでいてほっこりしました。

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2013/11/08

つまんねー!! こういうのを子供だましって言うんだよ。 本当に素晴らしい児童文学は読者の年齢を超えて心に響くものだけど、この本は小学校高学年から中学生なら、こんなもんで喜んだり驚いたり感動したり感心したりするでしょ、という読み手を馬鹿にした作品。 本当のミステリでもなければ、思春...

つまんねー!! こういうのを子供だましって言うんだよ。 本当に素晴らしい児童文学は読者の年齢を超えて心に響くものだけど、この本は小学校高学年から中学生なら、こんなもんで喜んだり驚いたり感動したり感心したりするでしょ、という読み手を馬鹿にした作品。 本当のミステリでもなければ、思春期の心を見つめた本でもない。設定も安易で不自然。 子どもがこの本を図書館で勝手に借りて「面白かった」と言う程度なら許すけど、大人でこういう本を「良かった」って言う人、ちゃんとした本読んだことあるの? 図書館の知識が身につくなんて言う人もいるけど、図書館職員が著作権法に違反してますよ、この本。

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2013/10/18

本屋さんで見たときは文庫本だったので、借りてみたら…元は児童書だったんですね。1日で読めるけど内容もよかった!本を巡る少し不思議なお話。 図書館司書に憧れていた時を思い出しました。2013.10.14

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2013/10/18

大人が読んでも面白い、という評判だったので、娘が図書館で借りてきたのを拝借して読みました。 主人公は小学生なので、小学生向けのお話ですが、確かに面白かったです。 図書館の利用方法、歴史、今起こっている問題、などがお話の中に盛り込まれていて、娘がこの本を読んでどんなふうに感じたのか...

大人が読んでも面白い、という評判だったので、娘が図書館で借りてきたのを拝借して読みました。 主人公は小学生なので、小学生向けのお話ですが、確かに面白かったです。 図書館の利用方法、歴史、今起こっている問題、などがお話の中に盛り込まれていて、娘がこの本を読んでどんなふうに感じたのかが気になりました。 たまには親子で同じ本を読んでみるのもいいですね。

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2013/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ブクログ談話室で知り、タイトルにひかれたので図書館で借りた 本と図書館好きな女の子と、その家族とクラスメイトと、いとこで司書のお姉さんが登場する、図書館を舞台にしたかわいいミステリー 【目次】 プロローグ 第一話 わたしの本 第二話 長い旅 第三話 ぬれた本のなぞ 第四話 消えた本のなぞ 第五話 エピローグはプロローグ こういう図書館のヘビーユーザーが司書になるのかなぁという印象が強いけれど、そんなことはないよなぁとも思う かわいいミステリーの連作短編集で、わかりそうでわからない謎ばかりだったけれど、おもしろかった 個人的には、第二話が好きだ(最近海外でこんなニュースがあった) すべての図書館が設立当初から公立であったわけではないこと、昔は罰金制度があったことなど、ネタも多いので、子どもの利用者はけっこう楽しめるのではないだろうか 司書のお姉さんの、プライバシーについての捉え方はどうかというところもあったけれど、図書館は本を読むだけのところではない、という話に少し感動した

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2013/08/14

図書館借用。 どこかで題名を見て面白そうと思って予約したら出てきたのは児童書だった(ビックリ)。 でも内容は大人でも楽しめた。図書館大好きな小5の女の子が図書館で起きる小さな事件を解決して行く話。高学年ぐらいの子にピッタリだと思う。大人だと一時間ぐらいで読み終わる。読後もスッキリ...

図書館借用。 どこかで題名を見て面白そうと思って予約したら出てきたのは児童書だった(ビックリ)。 でも内容は大人でも楽しめた。図書館大好きな小5の女の子が図書館で起きる小さな事件を解決して行く話。高学年ぐらいの子にピッタリだと思う。大人だと一時間ぐらいで読み終わる。読後もスッキリ爽やか

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2013/07/25

図書館と本が好きな小学生の女の子が、図書館に纏わる謎を解いていく、日常ミステリーの児童書。延滞された本、貸し出し手続きされずに行方不明になった本、ブックポストへの嫌がらせ等、図書館のしくみやマナーを紹介していて、図書館を知る為や、図書館が好きな子どもにぴったりな本。子どもは騒ぐが...

図書館と本が好きな小学生の女の子が、図書館に纏わる謎を解いていく、日常ミステリーの児童書。延滞された本、貸し出し手続きされずに行方不明になった本、ブックポストへの嫌がらせ等、図書館のしくみやマナーを紹介していて、図書館を知る為や、図書館が好きな子どもにぴったりな本。子どもは騒ぐが、大人だってマナーを守らない人はいるし、理解が足りない部分もあるよねと、共感と共に自分も少し反省(笑)。近場の図書館で行方不明になる本は何冊あるんだろう。晴れた日も雨の日も、本が好きなら関係なく、たまに図書館へ行きたくなる。

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2013/06/01

小学生高学年むけ。 図書館ならではの事件やエピソード満載。 子どもにも是非よんでほしいし、図書館はじめ、公共のものに関するきちんとした感覚をもってほしいなぁって思った。

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2013/03/06

主人公のしおりは、本を読むのが好きで、ほとんど毎日図書館に出かけ、本を読んだり図書館の手伝いをします。そんななか、いろいろな問題やハプニングが起きます。それを解決したりしていくというのがおもしろいです。

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2013/01/07

小学5年生の女の子が主人公。通っている図書館の中で起こる小さな事件を解決していくおはなし。 60年借りっぱなしの本や、ブックポストにコーヒーが入れられてしまう事件など、日々図書館で起こりうる事件を題材にしていて面白かった。 当たり前のこと、例えば「本でチャンバラをしてはいけ...

小学5年生の女の子が主人公。通っている図書館の中で起こる小さな事件を解決していくおはなし。 60年借りっぱなしの本や、ブックポストにコーヒーが入れられてしまう事件など、日々図書館で起こりうる事件を題材にしていて面白かった。 当たり前のこと、例えば「本でチャンバラをしてはいけない」「図書館で騒いではいけない」など、図書館を利用する上で守らなくてはいけないことが、今はなかなか守られてないから、たくさんの人に読んで欲しいなぁ…と思う。 もちろん、このおはなしには図書館の魅力、言葉の魅力がたくさんつまっていた。 そして、作家たちが言葉を大切にして人生をかけて必死に作り出す「おはなし」は、とても素敵なものだと感じた。 ★【「言葉はわたしたちの剣であり、盾であり、食事であり、恋人である。 言葉は時に、剣を防ぎ、盾を壊し、食事を隠し、恋人を奪う。 あなたが言葉の海に漕ぎだす時には、言葉は船にもなるだろう。 あなたが言葉の空に飛び出す時には、言葉は羽にもなるだろう。 そしていつかあなたが新しい世界に飛び立つなら、 言葉の川を言葉の橋で渡り、 言葉で作られた扉を、 言葉の鍵であけるだろう。」】

Posted byブクログ