恍惚の人 の商品レビュー
タイトルの「恍惚の人…
タイトルの「恍惚の人」という表現が生まれた本。認知症というテーマは時代を越えて共感するものが大きい。文体がとてもなじみやすく読み終えたあとに非常に有意義だったと感じました。
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今よりだいぶ昔に老人…
今よりだいぶ昔に老人介護について取り扱った本です。読んでためになります。
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男性に特に読んでほし…
男性に特に読んでほしい一冊です。他人に迷惑をかけるまで生きたくないと思う昨今の世の中ですが、これを読むと「生きる」「老いる」ということに勇気を与えられます。
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かなり古いけど、作者…
かなり古いけど、作者は、先見の明というか、このころから農薬汚染や、老人介護問題などの小説を書いてるんですよね。 他には女流作家らしく、人間関係とか、花柳界、芸などの小説を書きまくっているひとなんで、奇麗事なんかこれっぽっちもない、きっつーい老人介護の問題を、物語として書いてます。...
かなり古いけど、作者は、先見の明というか、このころから農薬汚染や、老人介護問題などの小説を書いてるんですよね。 他には女流作家らしく、人間関係とか、花柳界、芸などの小説を書きまくっているひとなんで、奇麗事なんかこれっぽっちもない、きっつーい老人介護の問題を、物語として書いてます。 これをよむと、「舅や姑との同居はやだ・・・」と思うかも。
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まさしく現実に直面し…
まさしく現実に直面した老人問題を考えさせられた。若い時は考えもつかなかった、老いた自分。果たしてどんな老を迎える事ができるのか。そして、いま、体や精神に自由を失った(ぼけ)老人を近くにして自分がやってあげている事に、みあった報いがないときでも、果たして自分は愛をもってその老人に仕...
まさしく現実に直面した老人問題を考えさせられた。若い時は考えもつかなかった、老いた自分。果たしてどんな老を迎える事ができるのか。そして、いま、体や精神に自由を失った(ぼけ)老人を近くにして自分がやってあげている事に、みあった報いがないときでも、果たして自分は愛をもってその老人に仕える事ができるのか。考えさせられた。
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痴呆を正面から描き、…
痴呆を正面から描き、きれいごとではすまないと痛感させられました。
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いずれ誰でも直面する…
いずれ誰でも直面する現代の老人問題を扱った小説。この小説はホラー小説ではないが、私は不気味な恐怖を感じた。
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かなり昔に流行った本…
かなり昔に流行った本です。始めてじっくり読んでみて老人問題について考えさせられました。
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リアルすぎて痛い、と…
リアルすぎて痛い、というのが率直な感想。こみ上げてきた何かを吐き出そうと、読みながら何度か叫びそうになりました。「親を大切に」とか「老人を労われ」とか綺麗ゴトを並べた言葉など、一発で粉砕してしまうぐらい、この小説には力があります。書かれた当時より、高齢化少子化が着実に社会問題にな...
リアルすぎて痛い、というのが率直な感想。こみ上げてきた何かを吐き出そうと、読みながら何度か叫びそうになりました。「親を大切に」とか「老人を労われ」とか綺麗ゴトを並べた言葉など、一発で粉砕してしまうぐらい、この小説には力があります。書かれた当時より、高齢化少子化が着実に社会問題になりつつある今、どのような立場にある人にも読んでもらいたい作品です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2024年9月に51歳になった。翌月10月に母親が76歳を迎えた。「親の介護」という言葉について何となくぼんやり考えていた。ただただぼんやりと。そんな思いを巡らせながら手に取った一冊。有吉さんの著書は初めて。自分の母親が認知症になったら…というふわふわした気持ちで読み進めていった。
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