饗宴 の商品レビュー
みんなのヒーロー・ソクラテスの生き様を描く、一大哲学対話絵巻! 古代ギリシャ人ならではのギャグセンスが光る冒頭や、屈強な男同士の切ない恋物語など、ただの難しい本だと思って呼んだら、やけどをするぜ! 実際、さほど難しい本ではなく、愛(エロス)についてソクラテスの仲間達が二日酔いで語...
みんなのヒーロー・ソクラテスの生き様を描く、一大哲学対話絵巻! 古代ギリシャ人ならではのギャグセンスが光る冒頭や、屈強な男同士の切ない恋物語など、ただの難しい本だと思って呼んだら、やけどをするぜ! 実際、さほど難しい本ではなく、愛(エロス)についてソクラテスの仲間達が二日酔いで語らう楽しい本。哲学とか言う単語を頭からほっぽっても、楽しく読める本だと思いますた。 あと、表紙に書いてある文言が、一瞬見ると「ソクラテスたちがエロ話に花を咲かせている」ようにも読み違えたりしそうで、これまたグッと来ます。
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たぶんプラトン著作の中でも 最高の質を誇る力作。 宗教的道徳的進歩を信じた ギリシャ思想家の渾身の一冊だろう。 感動します。
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西欧文化の古典中の古典。ソクラテスは、神懸かり的な知力で相手を論破します。エロース論ないし人間論の妙、そして幸福論ともいうべき「美そのもの」に関する洞察等、美しい思索が次々に展開されていきます。
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プラトンによる「エロス」論。どうやらプラトンは、最愛の教師ソクラテスに具体的エロスを見出したらしい。最後はソクラテスをしてエロスのなんたるかを語らしめています。そこまでのもっていきかたが上手い。
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む、、難しい! 映画『ヘドウィグ・・』観て、監督が「この本からインスピレーションを・・」とか言ってるのを聞いて、読んだ。
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エロス(愛)賛美の演説をソクラテスらが試みる、プラトン対話集で最も有名な書。 古代ギリシャは同性愛の習慣が公然として存在しただけあり、それが当然のごとく言及されているのが興味深い。 特にソクラテスとアルキビヤデスのプラトニックな愛は胸がキュンとくること間違いなし。
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