涼宮ハルヒの溜息 の商品レビュー

谷川流(著者)

2009/10/04

涼宮ハルヒシリーズ第2巻。やっぱりおもしろい！

「世界は普通すぎる」と嘆く涼宮ハルヒは、文化祭に向け「あたしたちＳＯＳ団は、もっと面白いことをするわよ！」と大はりきり。映画を作り上映会をおこなう、と、やはりいつもどおりハルヒの独断で決まった。

主演に朝比奈みくると古泉一樹、悪役に長門有希、脚本・監督は当然ハルヒ、その他雑用はキョンだ。タイトルは『朝比奈ミクルの冒険』。

撮影するためのカメラなどの調達に、キョンとみくるを連れて商店街へと繰り出すハルヒ。二人を店の前で待たせ、なにやら一人で交渉し、次々と道具を手にして出てくる。いったい何を言ってるんだか……。

いざ撮影が始まれば、ハルヒの宇宙的要因のせいでまたキョンが危険な目に。有希が大忙しだ。ハルヒの映画のせいで起こっているさまざまな＜異常現象＞を止めるにはどうすればいいのか！？

2巻もキョンの語りが楽しくて、そしてもちろんストーリーもおもしろくて、ページをめくる手が止まらなかった。

実は、この2巻でハルヒが作った映画『朝比奈ミクルの冒険　Episode00』が、なんとDVDになってるんですっっっ！　めちゃめちゃ見たいっ！！　わざわざ＜手ブレ、ピンぼけ、フレームアウト、素人演技といかにも自主映画っぽい演出＞がしてあって、主題歌も＜朝比奈みくるが絶妙な音痴加減で歌っている＞というし、本を読んだら絶対見たくなりますよ。今度TSUTAYAで探してみようっと。

ところで、ハルヒがよくハミングするんだけど、どれもそのときの状況（というかハルヒの気分）に合った曲で、ハルヒが良く知ってるなと思うような古い曲や、かなりシブい曲なんかもあって、それだけでもつい笑ってしまいます。

こういった小ネタがね、けっこう仕込んであって一字一句読み逃せないのですよ。お笑いの中にもちょっとシリアスな事情と危険があったりして、ドンピシャあたくし好みの小説。

ハルヒを読むようになって、ライトノベルを見直すようになったSachiでございます。

読了日：2007年5月9日(水)

2009/10/04

面白いですよね。
ちなみに下のＵＲＬは僕のＨＰ（ホームページ）です。初心者なの でつまらないかもしれませんがぜひ見てください。
http://yutasaitou.web.fc2.com/

2009/10/04

涼宮ハルヒシリーズ2作目です。
今回はSOS団が映画を作っていたんですが、
なんかすごい内容難しい気がしました。
終始古泉が何いってるか分かりませんでした。
フィクションがフィクションじゃなくなるとか何とか、
まぁ猫が喋ってたら普通にうれしいんですけどね･･･

現実と妄想の壁が曖昧だったりするところも
前言ったような、現実に起こりうる非現実的な部分があるかもと言う
個人的に本当に起こったら嬉しいような話になっていたので
一気に読めてその上面白かったです。
やっぱ小説や原作はアニメとかと違った楽しみ方が出来ますね。

2009/10/07

このシリーズはほかの本と違う。
このわたしが、この本の世界に閉ざされていないことにびっくりしている。
この本を開いたところと、わたしの世界がリンクしてる。

なんて書くとおかしいけど

とにかく、
夢中なはずなのに、わたしは現実世界を離れてない
本を読んでいて、こういうことって珍しい

2009/11/12

「背表紙から引用」

季節は文化祭のシーズン。ありきたりな“お祭り”では飽き足りない涼宮ハルヒはＳＯＳ団の面々を使いまくり、自主映画の制作を開始する。当然のごとく、ハルヒの暴走はとどまることをしらず……。

んーと、２００文字書かなきゃいけないんすよねｗｗ

まー要約すると、涼宮ハルヒが溜息つくくらいクラスの文化祭の出し物がつまんないもんでSOS団で出し物しようってなってそれが映画製作でキョンがまた苦労して溜息つきながら頑張るって話です。

まーすごいですよ。目からビーム出たり神社にいる普通のハトが絶滅危惧種のハトになったり１０月なのに桜が咲いたり…まあそれは涼宮ハルヒのせいなんですけどね。わからない人は憂鬱を読んでください笑

実はこの涼宮ハルヒシリーズ、時系列に沿って作られてないんですよ。これは第２作目ですけどこの前の「憂鬱」の半年後の話です。その半年間はなにがあったってのはまたこの次からの作品で書かれているわけです

2009/10/04

２巻
ようやく読めました。
誰かが借りパクしたのか、ずっと欠けていた分を図書館が補充してくれたみたいだぜ！
文化祭で上映する映画『朝比奈ミクルの冒険 Episode 00』を撮る話。
映画の内容自体は動揺（６巻）だったかな。
み、みくるビーム！（笑）長門ナイス。

８巻まで読了した後に２巻に戻ったことで気づいたこと。
皆仲悪い！！Σ（￣□￣；）
キョンが皆に優しくないし、メンバーがまとまっていない。心開いてない。
一番顕著なのはキョン→長門の扱いでしょう。
変な女程度にしか思ってないよこのキョン！！
うーん、一年間で皆仲良くなったんだなぁ……しみじみ。

あ、昔の私が疑問に思っていたようなので（コレ）捕捉。
鶴谷さんは３巻（退屈）で野球の試合をしたとき、助っ人として登場したのが最初。
シャミセンはこの２巻（溜息）で、映画の魔女ルック長門のペットとしてハルヒが見つけたのが最初。のようです。

ふとwikiでハルヒを調べたら、時系列を表にしてあって感動した。便利ー！！

2009/10/04

主に文化祭前の「朝比奈ミクルの冒険-Episode00-」の撮影風景。

微妙に展開が遅い…あと古泉が嫌なカンj（殴

全作品の中ではまぁまぁな感じが…。
って、そんなこと言える立場じゃないんですけど。

2010/03/24

“「わたしの言葉が真実であるという保証も、どこにもないから」
最後に長門はこう告げて本わ置き、部室から立ち去った。
「あなたにとっては」”

んー…、普通。
続きがやたらと気になる。

Thanks to S.M.

2009/10/07

アニメはそこそこ面白かったのだが、やはり小説は無理に引き延ばすとダメだなあと思う。
なんで外国小説はあんなに長いのに日本の小説は一巻でつまらなくなるのか。論理力の問題？

2009/10/04

ＳＯＳ団に愛着出てきてそれはたぶんキョンも同じなんだろう。
ゆったりほのぼのしてるけど、今後の展開への助走な感じ。
みくるがヘロヘロすぎる。かわいい。
ラストのオチがすごく好き。
エピローグも良い。
ああ、シリーズものって楽しいかも。