ジャンキー の商品レビュー
麻薬中毒者の禁断症状を具体的に、かつストレートに書かれており、麻薬中毒者を取り巻く環境も、それはそれは。 これが処女作で、他のバロウズの本はもっとひねりのある前衛的な文体らしいので、他のバロウズの本も読みたくなった。
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(おそらく)飾りも誇張も無い、淡々と語っているだけの麻薬体験物語で、街から外へは動かないロードムービー的な話。 物語に“落ち”が欲しい人には向かないですね。
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ジャンキーは救いようのないクズになることを自分によしとして生きるしかないんだけど、その境界線を越える瞬間というのはどういう心理なんだろな。もともと悪趣味が災いしているのかもしれない。
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麻薬常用者じゃ書けない(バロウズ自身もモルヒネ常用者だった)、'...of Junky, for Junky, by Junky' 的小説。
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イケナイことへのあこがれ 著者自身の経験からなる禁断症状の描写、ハイになったときの感覚の描写がリアル。内容はどうしようもない自伝的小説だけど、そういうのに憧れる時期があった。あるよね。あるんだよね。
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うん、、おもしろい? 個人的にはあまり入ってこなかった作品だった。 楽しみにしていただけに残念だった。 ロストジェネレーションてこんな感じなのか? でも、もっとビート作品読むぞー!!
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バロウズのエッセイ、自堕落なドラッグ漬けの生活を淡々と綴ってる、他の作品より比較的読み易い。 デビュー作にして彼の代表作。 ビートニク文学!!
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『裸のランチ』ビート文学の始祖ウィリアム・バロウズが<回復不能麻薬常用者の告白>というサブタイトルで書いた最初の小説。というか体験記やエッセイに近い感じ。 カットアップで書かれてないし、とっても読みやすい。 河出書房の文庫より、思潮社の方のシルバーの装丁がいいよ。
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筆者は麻薬中毒者=ジャンキー。ジャンキーの生活を淡々と綴る。事実の描写のみで綴っている感じは、『異邦人』と似ているかもと思う。そのテンポが心地よい。いい感じだと思うので、★4つ。
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ジャンキーの自堕落な情けない生活ぶりを赤裸々に綴った本 バロウズってちゃんと働きもしないでだらだらした生活を続けて挙句の果てに酔って銃でウィリアム・テルごっこして女房を撃ち殺して それで書いた本がみとめられて文化人なんて許せねえな!!とか思ってしまいますが なんともこれが憎めない...
ジャンキーの自堕落な情けない生活ぶりを赤裸々に綴った本 バロウズってちゃんと働きもしないでだらだらした生活を続けて挙句の果てに酔って銃でウィリアム・テルごっこして女房を撃ち殺して それで書いた本がみとめられて文化人なんて許せねえな!!とか思ってしまいますが なんともこれが憎めないオッサンで(笑) よくもここまで自分の情けなさを淡々と書けるなぁ バロウズが南米旅行中ギンズバーグとやりとりした書簡集の本もちょっと読みましたが バロウズの手紙はそのときの自分の気持ちとか旅で出会った出来事、人が生き生きとはっきり描かれてギンズバーグの手紙よりだんぜん面白かった ちなみにバロウズが妻を撃つまでのことを描いた「バロウズの妻」という映画があって バロウズにあの「24」のキーファー・サザーランド、妻にコートニー・ラヴ あと「処刑人」のノーマン・リーダスがからんでますが 映像がきれいでした(笑)
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