さらば外務省! の商品レビュー
★はゼロをつたい
たとえるなら、「オレの下駄箱にチョコが無くて、なんでアイツにはチョコがいっぱいあるのだ?」との僻み根性だけで書かれてる。 こんなゲスな人間が外務省で出世すること自体、確かに“害務省”だ。
「★ゼロ」は選べないのか?
ふと気がついてみると、2000年初めはもう、20年近く前になってしまいました。当時の日本は何かといえば「失われた十年」を連発していました。 が、今となってみると、2000年から2010年ごろこそ、日本が取り返しのつかない選択ミスを連発した10年間だったように感じます。 ...
ふと気がついてみると、2000年初めはもう、20年近く前になってしまいました。当時の日本は何かといえば「失われた十年」を連発していました。 が、今となってみると、2000年から2010年ごろこそ、日本が取り返しのつかない選択ミスを連発した10年間だったように感じます。 複雑な問題の本質には目を向けず、とにかくワンフレーズで言い切り、仮想の敵を作って攻撃すること。 威勢のいい言葉の反面で、特定の国の意向に追従するしか実際の選択肢がなくなったこと。 「バスに乗り遅れるな」と「勝ち馬にのる」ことだけしか政治家としての行動の選択肢がなくなったこと。 などなど、今にもつづくスタイルが確立したのがこのころだったのではないでしょうか。 そんな時代の中、優秀だと言われ続けた官僚が実際に何をしていたのか、競争に負けた元官僚の著書や発言から、いろいろとみられるようになりました。 この本もその一冊です。 愕然とした気もちにさせられるのは、それだけ、「お上」はしっかりしているものだと甘えがあるせいなのでしょうか。 読後感は「悩ましい」です。
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さらば外務省 天木直人 講談社 私は小泉首相と売国官僚を許さない 内閣の辞令により 「願いに依り本官を免ずる」と言う 本人が願ってもいない免職通知によって 退官した天木直人氏による内部告発である 実名による行政と国会の馬鹿馬鹿しいほどの茶番劇である内容は 裸の王様そのも...
さらば外務省 天木直人 講談社 私は小泉首相と売国官僚を許さない 内閣の辞令により 「願いに依り本官を免ずる」と言う 本人が願ってもいない免職通知によって 退官した天木直人氏による内部告発である 実名による行政と国会の馬鹿馬鹿しいほどの茶番劇である内容は 裸の王様そのものでとても面白いしが 取りも直さずそこに迷い込んでいる国民も 同じムジナであるということだ 兎も角 秘密に満ちている公的であるべき矛盾を 開示してくれているので ここから少しでも学んで目を覚まさなければと思う ここで公務員の給与が一般よりも低いと書かれているが 世界のレベルからしてダントツの高さである現実からみて 残念ながらこの件に関する天木さんの情報は間違っていると思う
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他のレビューでもある通り、著者の怒りの感情に任せた文章が多く、全体に雑な印象。確かに外務省及び中央官庁の官僚にはモラルハザード・思考停止となっている印象はある。 上梓された当時と現在(2016年)では、環境も変わっているだろうが、基本的に官僚の体質は変わっていないと思われる。ただ...
他のレビューでもある通り、著者の怒りの感情に任せた文章が多く、全体に雑な印象。確かに外務省及び中央官庁の官僚にはモラルハザード・思考停止となっている印象はある。 上梓された当時と現在(2016年)では、環境も変わっているだろうが、基本的に官僚の体質は変わっていないと思われる。ただ、本当にまじめに仕事をして、国益を優先して仕事をしている役人もいるだろう。本書を盾に官僚批判を単純に行うのではなく、みずから有権者として一票をいかに活かすかということを考えていかなければいけないと感じる。 ただし、日本のマスコミには期待できないのではないかと感じるので、より一層冷静に物事を見ていく個人の能力が試されている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昨年夏まで駐レバノン大使をしていた外務省キャリアがこんな暴露本を書いてよいのか?と思うほど、赤裸々な小泉首相・外務省の無責任外交・腐敗した組織ぶりを批判しています。まことに痛快に読むことが出来ました。イラク戦争への米国追随姿勢、そして北朝鮮に対する弱腰、その他レバノンやマレーシアに対する失礼な態度などはなるほど、さもありなむ。と納得です。竹内行夫、小和田恒(あの皇太子妃の父)、斉藤邦彦、松永信雄、田中均、川口順子外相などへの実名での外務省の幹部への容赦なき批判は物凄い迫力です。しかし、翻ってみるとこのような批判意見を持った人が最近まで日本を代表する駐在大使をしていたということの不思議さ、怖さをも感じました。このような思想であれば、外務省としても間違いなく危険物視せざるを得なかったとも思います。そういう意味で、天木氏のかっこよい退任は計算しつくしたスタンドプレーではないのかとさえ思われ、素直には読めません。
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2003年の本です。あの時読むよりも今読んだほうが冷静に読めるし、他の本とも比較できます。知ってる名前が沢山出てきます。伏魔殿。
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今さらって感じだけど読んでみました。 思うにこの作者はものスゴくマジメ。マジメすぎるところもあるからちょっと同意しかねる部分もあったけど、あまり出世などにとらわれず仕事に打ち込んでいたことはわかる。これが尊敬できる点。 一方、怒りに任せて書いたと本人が言っているように本全体が...
今さらって感じだけど読んでみました。 思うにこの作者はものスゴくマジメ。マジメすぎるところもあるからちょっと同意しかねる部分もあったけど、あまり出世などにとらわれず仕事に打ち込んでいたことはわかる。これが尊敬できる点。 一方、怒りに任せて書いたと本人が言っているように本全体が愚痴っぽい。外務省のいい点が見えてこない(実際そうなのかもしれないけど)。あと根拠が薄い感情的な文が多いのもよくないかな。 とはいえ、平易な文で国民が当然におかしいと思う問題点を簡潔に並べていていいと思う。最後には選挙行こうみたいな流れだし民主党支持してるし賛同できる部分もかなりありました◎
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今更感はあるが、読めば読むほど暗澹とした気持になる。 100%真に受ける訳ではないにせよ、外務省をはじめとする官公庁の腐りきった体質は良く描かれている。 そして政権交代が起こった今も結局何も変わっていないという悲しい現実を目の当たりにすると更に絶望的な気持ちでいっぱいになる。 ...
今更感はあるが、読めば読むほど暗澹とした気持になる。 100%真に受ける訳ではないにせよ、外務省をはじめとする官公庁の腐りきった体質は良く描かれている。 そして政権交代が起こった今も結局何も変わっていないという悲しい現実を目の当たりにすると更に絶望的な気持ちでいっぱいになる。 だがそれ以上に、公務員ではないにせよ、自分がそういう腐った輩になっていないか、また自分の属する組織が同様に病んでいないか、ということに常に思いを巡らせなければならない、という点が一番大切なのかもしれない。
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読んだ当時はかなり衝撃的だったし、 興味深かった。 最近この著者、 どんどん変な方向に行ってる感じ。
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外務官僚の実態をあぶり出すという意味では意義ある一冊だと思った。しかし一方で、著者の外務官僚に対する怨嗟の文言の量が多すぎる感も否めない。
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