クロム・ハート の商品レビュー

桜井亜美(著者)

2009/10/04

本当のあたしなんて、何の価値もない――。家でも学校でも自分を殺して優等生を演じる17歳の憧子。自分とは対照的に奔放なクラスメート宙への想いを寄せていたが、宙が親子ほど歳の離れた女とホテルに入るのを目撃してしまう…。憧子はどんなに傷ついても錆びない心＝クロム・ハートを手にすることができるのか！？

2010/01/28

ずっと本棚に入りっぱなしで読んでなかったのをようやく読み終えました。１７歳の憧子は優等生を演じているのだけど、奔放に生きていきたいとも思っていて、そんな自分を隠さずに生きている宙に想いを寄せている。傷つきやすいから自分を作ってしまう切なさや、思い通りにならない空虚さが悲しい。亜美さんの本を読むと浮かんでくる色は決まってブルー。
ご本人もキアノス色がお好きだとか。本音で生きていくのはいつでも難しい。人目を気にせず生きていける強い心を持っていきたい。

2009/10/04

錆びない心というか、傷心していくばかりのような気もした。錆びない心を手に入れるには、たくさん傷付くことも必要なのかも。

2009/10/04

正直、私には何がいいのかわからなかった。
あんなに浮世離れした高校生活ありえない。
物語の中のことって言っちゃえば終わりなんですけどね…
救いゼロの終わり方の話は個人的に嫌ですね。

2009/10/04

やっと読み終えました。その割にチョット印象は薄いかな?最初は良かったんですが・・・私としては、いまひとつといった感じでした。