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戦略「脳」を鍛える の商品レビュー

3.9

110件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2015/11/15

・ スイッチングコスト、ロイヤリティ、ブランド(顧客が自社の商品から他社品に乗り換えるコストを高めることで顧客のロイヤリティを高める ・ マーケティングの究極の目標は「人のイヤな気持ちを知ること」。消費者ニーズよりも来んプレインの中に商売の手がかりがある ・ ユーザーになりきって...

・ スイッチングコスト、ロイヤリティ、ブランド(顧客が自社の商品から他社品に乗り換えるコストを高めることで顧客のロイヤリティを高める ・ マーケティングの究極の目標は「人のイヤな気持ちを知ること」。消費者ニーズよりも来んプレインの中に商売の手がかりがある ・ ユーザーになりきって、物をどのように購入しているかを徹底的に調査することでユーザーの購買行動の全体像とディテールを把握し、さらにユーザーが感じている不満、つまり普段から妥協している点を探さなくてはならない。 ・ テコを探そうとするとつい一番上の層の市場に目がいきがちだ。だが、この層には下の層がついていけないことも多い。そこでひとつ下の層に対してマーケティングを行う、この人たちを囲い込む。すると、テコの効果が現れて、フォロワーの層もどんどんついてきて勝ち組となれるのである ・ 消費者はお得感で物を購入している。大森焼きそばなら、焼きそばで空腹を満たすという機能だけでなく、お得感も併せて販売することで、かかるコストと販売価格の関係を変化させること、なにを販売しているのかをシフトさせることができるのである。 ・ 戦略構築チームには、多様性からの連帯が必要だ

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2015/08/12
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BCG代表の御立氏の著作。 見て聞いて盗めというような職人芸であるようにも思える戦略構築を、できるかぎり言語化し、理解しやすい形で伝えています。 また、戦略構築のエッセンスとなる1つのコンセプトに対して、できる限り事例を紹介することで、より分かりやすい形になっています。 著者の狙いは概ね奏功していると思いますし、素晴らしいと思いますが、いみじくも筆者自身が書いている通り、本作を読んだだけでは思うような戦略構築はできず、やはり「経験」が必要だと改めて思わされました。

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2018/05/02

戦略脳=定石+インサイト 単に戦略の知識を得るだけでなく、 頭の使い方を分かりやすく追体験できる良著。 思考のスピードを速めたいときに読む

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2014/12/24

いろいろな発想の引き出しを増やしてくれる本。とくにバリューチェーンの発想が最近なぜかでない。そんなときに見返すべき。

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2014/12/13

WBSで2013年度までコメンテーターをされていた御立尚資さんの著書です。 御立さんはWBSでは数多くの名声のあるコメンテーターの中で際立って説得力のある見解が面白く、小宮アナのきつい突込みも鮮やかに返す姿が印象的でした。 そんな御立さんに興味があり本著書を読んでみました。コンサ...

WBSで2013年度までコメンテーターをされていた御立尚資さんの著書です。 御立さんはWBSでは数多くの名声のあるコメンテーターの中で際立って説得力のある見解が面白く、小宮アナのきつい突込みも鮮やかに返す姿が印象的でした。 そんな御立さんに興味があり本著書を読んでみました。コンサルタントとして仕事をされているそうですが、テレビの印象通りイメージしやすい戦略論が書かれていました。

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2014/09/25
  • ネタバレ

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 ポーター等の戦略論を勉強するだけでは、戦略は立てられない。この著書ではいかに頭を使うかというBCG流の「インサイト」について、具体的に述べている。全体として簡潔、論理的、かつ具体的に展開されており、非常にわかりやすい。いかにも優秀なコンサルタントの著作という感じがする。  ユニークな戦略=定石+インサイト         =定石+スピード+レンズ  スピードを高めるには、頭の中の引き出しにいくつかのパターンをあらかじめ用意しておくこと(左脳)、グラフを用いて事象を捉えること(右脳)、両者を行ったり来たりしながら、シャドウボクシングをして考えを検証、精査していく。また一方で偏った物の見方をしないよう、”拡散”、”フォーカス”、”ヒネリ”の3つのレンズ(その中にそれぞれ3つの見方)を用いて、ユニークな発想をする。  このフレームがあっても、やはり数々の事例をこなして頭を鍛えていく必要があるのであろう。それにしても、非常に参考になるフレームである。

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2014/06/02
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インサイト(勝てる戦略の構築に必要な“頭の使い方”、とその結果として得られるユニークな視座)の重要性と、その身につけ方、使い方について書かれた本。 勝てる戦略=ユニークな戦略 ユニークな戦略=定石+インサイト インサイト=スピード×レンズ スピード=(パターン認識+グラフ発想)×シャドウボクシング レンズ=拡散レンズ+フォーカスレンズ+ヒネリレンズ 定石とは、フレームワークに代表される戦略理論 スピードは仮説を次々と立て、検証していくスピード レンズはユニークな仮説を作り出す「モノの見方」であり、思考のツール パターン認識とは、起きている事象に対して、過去に起こったあるパターンだと認識する事 グラフ発想は、右脳で事象を捉えることでパターン認識を促進する シャドウボクシングとは、右脳での「自分に通じるイメージ発想」と左脳での「他人にも通じる理論化」にする 拡散レンズは、バリューチェーンや時間軸を広げて考えることであり、フォーカスレンズは徹底的にユーザーになりきることであり、ヒネリレンズとは、逆バリの考え方や、特異点を見出し行動パターンを詳細に観察することで、懸案を解決することである。 物事の戦略を立てるときに自然とやっていることを体系的にわかりやすく書いた本だが、実践で応用するまで至るには、様々な経験が必要だと思います。

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2014/04/14

研修講師にご紹介頂いたBCG御立さんの書籍。具体例が示してあり、非常に理解しやすい。「ユニークな視点」が勝てる戦略となり、そのユニークさは「インサイト」から生まれる。インサイトとは、「戦略の定石+αを生み出す力」と定義される。ホワイトスペース/拡散(発展)/平均を大きく外れたとこ...

研修講師にご紹介頂いたBCG御立さんの書籍。具体例が示してあり、非常に理解しやすい。「ユニークな視点」が勝てる戦略となり、そのユニークさは「インサイト」から生まれる。インサイトとは、「戦略の定石+αを生み出す力」と定義される。ホワイトスペース/拡散(発展)/平均を大きく外れたところ(いい意味でも悪い意味でも)にヒントがあるという考え方はすぐに取り入れたい。また、議論はPNI(Positive→Negative→Interesting)の順というのもすぐに実行に移したい。200ページほどと比較的短いが、戦略脳を鍛えるエッセンスが詰まった良書です。

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2014/03/22

戦略について書かれた本は、過去の成功事例から帰納的に抽出された定石の解説になりがちであるのに対して、そうした定石を超えた「インサイト」を戦略に込めれるかどうかが、競争優位を生むとの観点に立ち、具体的な「インサイト」を生み出す思考方法について書かれた本。 特に、ユニークな観点で物...

戦略について書かれた本は、過去の成功事例から帰納的に抽出された定石の解説になりがちであるのに対して、そうした定石を超えた「インサイト」を戦略に込めれるかどうかが、競争優位を生むとの観点に立ち、具体的な「インサイト」を生み出す思考方法について書かれた本。 特に、ユニークな観点で物事を捉えるための3つのレンズ(拡散・フォーカス・ヒネリ)の使い方は非常に面白く、クリエイティビティを実行するためのツールとして非常に有効だと感じた。

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2013/11/12
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忘れがちで、忘れたころに読み直す。それくらいに基本的な考え方が書かれています。ユニークなアイデアを出すためには、定石を学んでおかなければならない。ではその定石とは?それが書かれています。読んで10年も経てば、あまりにも初歩的で忘れてしまいがちな定石。しかしそれが、10年経っても変わっていない。勉強し直しが必要だと感じました。

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