日本国債(上) の商品レビュー

幸田真音(著者)

2009/10/04

日本国債、それは日本が抱える借金の借用書みたいなもの。年間何十何百兆もの国債を発行する我が国が成り立っているのは、シ団と呼ばれる、強制的に国債を引き受けさせる組織があるから。

けど、シ団が反旗を翻せば…
日本国債が入札されなければ…
そんなことがありえるのだろうか。
未達…新規発行の国債が入札されないこと
この本は、未達を巡る究極の物語です。日本人として見逃せない一冊だと思う。
下巻が楽しみだ。

2009/10/04

日本国債のディーラーが遭った不審な交通事故。翌週の国債入札で異常事態発生。未達・・国の募集総額に対し応札額の大幅不足。「この国が破産する」未曾有の危機の背後には壮大な罠が。

2009/10/04

この人の書く小説には、私の憧れが登場することが多い。

この物語も然り。

金融市場が好きだ。
憧れる。

あの場に立って、働けたらと夢見る。

ほんと、なんていうか、続きが知りたくて知りたくて。

2009/10/04

ちょっとサスペンスが入っています。
新人ディーラーが主人公となっていますが、
今一つ現実感がありませんでした。
もっとディーラーの描写を掘り下げて欲しいと思います。
内容は中々面白いですよ。