職業としての学問 の商品レビュー
「生半可な覚悟で学問の世界に足を踏み入れるんじゃねーよ」と、ウェーバーが学生を叱り付ける本。歴史学の授業でレポートの課題になったから読んだ。論理が入り組んでて一苦労だったが、解説に訳者の要約があって助かった。評価する能力が無いので星3つで据え置き。ちなみに別の訳がネットでも読める...
「生半可な覚悟で学問の世界に足を踏み入れるんじゃねーよ」と、ウェーバーが学生を叱り付ける本。歴史学の授業でレポートの課題になったから読んだ。論理が入り組んでて一苦労だったが、解説に訳者の要約があって助かった。評価する能力が無いので星3つで据え置き。ちなみに別の訳がネットでも読める→http://jaguar.eng.shizuoka.ac.jp/etc/WB-ja.html
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学部のレポート課題図書。短いし、結構読みやすい。学問に携わるものの心構え、教授の学生に対する態度などなど。進んで読みたいとは思えないですが。
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講演録。難解というわけではないけれど学部生は手を出さなくてもいいかな。院に進んでしまったら読んでみよう。
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院に進み、学問を自分の生業としたいと思っている人は読むべき本。この本読んで自分が向いていないと思ったら研究職を目指すのはやめたほうがいいと思う。 文章は難解。特に後ろにいくにつれ難解になるため、読むペースは落ちていく。
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先日、古本屋で見つけて久しぶりに読み返してみた。大学院生になってから読むと、言葉の切実さが胸にしみる・・・。「自己を滅して己の課題に専心する人こそ、かえってその仕事の価値の増大とともにその名を高める結果となるであろう。」という言葉には、ガツン!!とやられた。最近、アメリカを中心と...
先日、古本屋で見つけて久しぶりに読み返してみた。大学院生になってから読むと、言葉の切実さが胸にしみる・・・。「自己を滅して己の課題に専心する人こそ、かえってその仕事の価値の増大とともにその名を高める結果となるであろう。」という言葉には、ガツン!!とやられた。最近、アメリカを中心とした「政策直結型の知のあり方」が産学連携などといった形で日本でも話題となっている。しかし学問と政策は果たして表裏一体のものであろうか?ウェーバーはそれに対してNOと言う。社会発展に学問から得た知を援用するのは構わないが、学問そのものが社会発展を目的としなければならないのならば、人間はきっと、豊かさを失ってしまうだろう。
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