屈辱ポンチ の商品レビュー
変にリアルなもんだから、あー布団とか壁よごしちゃってなどが気になる。突き抜けた不条理さは癖になるな。でも、不条理なだけに、オチもつけて欲しいというのは贅沢か?
Posted by
滅びゆくものたちの怨念に飲まれそうになりつつ もがき生きる主人公 ダンバインの最終回のようにはいかぬ人生だ
Posted by
2/8 「独特の文体とリズム」っていうのはまあそうなんだけど。 おもしろかったけど、それ以上ではなかった気がする。
Posted by
けものがれ 俺らの猿と/屈辱ポンチ の2話収録。 だらだらとしながら神経質な人間が事件に巻き込まれて加速していく 加速して加速して あれゴールどこだっけ? というか ここどこ?え なんで俺こんなことしてるの?いやんいやんといったまま 目の前を走りぬけていく。 文章のリズム感とくだ...
けものがれ 俺らの猿と/屈辱ポンチ の2話収録。 だらだらとしながら神経質な人間が事件に巻き込まれて加速していく 加速して加速して あれゴールどこだっけ? というか ここどこ?え なんで俺こんなことしてるの?いやんいやんといったまま 目の前を走りぬけていく。 文章のリズム感とくだらないことを一生懸命にやる滑稽さはどの作品にも共通している。苦手な人は苦手だと思うが、面白いと思う人は全部がつぼにはまっていくと思う。
Posted by
中三の夏、とまどいながら読んだ初めての町田さん作品。 疲れているときにどうぞ。ますます疲れます。疲労のサンドウィッチ!
Posted by
ああめちゃくちゃ。はちゃめちゃ。ストーリーってなに? 人間の逡巡がさ、描けてればそれで文学だと思うんですよ。 つまりですね、主人公の心が動けば良いと思うんですよ。 っていうか難しい字がおおすぎない? みんな読めるもん? わからんちゃー。
Posted by
初めてこの人のを読んだ。 おもしろい。 すごく非現実的だけど、主人公の感情はすごく日常的で、 ダメ人間っぷりがダメ人間というより、愛してしまうキャラクター。 この乱雑な文章は結構すきかも。
Posted by
「けものがれ」の終盤、 「バニラビンズだなんておしゃれやないの」 と思ったら「ゲゲゲなんやコレ」以降のすばらしさ。 「終わらなければいいのに」と切なさ覗く、夏祭の真っ最中のよう。
Posted by
『けものがれ、俺らの猿と』『屈辱ポンチ』収録 町田康の作品は一見感覚的なもののように思われがちだが、割とビジュアル的に訴えかけてくる面が強い。肉食虫の描写とかリアルに想像できてキモチ悪い。収録されている短編2作ともストーリーはほぼ意味をなさず、溢れ出る思弁が自己増殖を繰り返して...
『けものがれ、俺らの猿と』『屈辱ポンチ』収録 町田康の作品は一見感覚的なもののように思われがちだが、割とビジュアル的に訴えかけてくる面が強い。肉食虫の描写とかリアルに想像できてキモチ悪い。収録されている短編2作ともストーリーはほぼ意味をなさず、溢れ出る思弁が自己増殖を繰り返してかろうじて小説の体を成しているに過ぎない。ただ、決して観念的ではなく、むしろそこらの小説よりよっぽど情景がありありと脳に浮かんでくる描写力こそが町田康の強みだと思う。 「パンクロッカーってのは喧嘩が弱い奴がなるんだよ。本当に強いのはヤンキーになる」ちょっと笑った。
Posted by
ドタバタというより、転んだら最後、どこまでも転げ落ち続けるみたいな話で・・ 初町田康作品だったのだけど、文章の波に乗れずアップアップしてしまった・・ 汚い言葉を吐き、体たらくな主人公だけど、どこか憎めないとこがあるのは町田作品の特徴なのかな?
Posted by