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幕末維新異聞 の商品レビュー

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幕末の、有名ではない…

幕末の、有名ではない話だけれど改めて読んでみるとドラマがあった、というような内容の本。いわゆる幕末関係の本、には書かれていないような感じだった。

文庫OFF

メジャーではないマイ…

メジャーではないマイナーなエピソードを集めた本です。

文庫OFF

2012/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■ 異聞の短篇集。ある程度幕末を知っている人には楽しめる内容。 ・戦犯の処刑で、勝者側の名分がいっそう鮮明化され、その代償として敗残者の大半が救われる。 ・勝海舟の日記は後世人士の思惑をはばかって、晩年、彼の手によって改竄されている。政敵小栗上野介に関する部分は特に顕著。 ・「最後の仇討ち」は明治13年東京における臼井六郎によるもの。 ・明治初期に志士石坂周造経営による石油会社の借財の埋め合わせに岩倉具視のあっせんで皇室会計から出ていたという事実。 ・坂本竜馬の妻おりょうが寺田屋にいたころ、新撰組の近藤勇が見染めて足繁く通ったことと、薩摩の桐野利秋がおりょうの寝所へ忍んできたこと。 ・切腹というのは、武士に最も名誉ある死に方であるが、西郷隆盛は実際には切腹していない。自分が賊であることを自覚していたからであろうか。銃創を受けてから、首をはねさせている。

Posted byブクログ