アート:“芸術"が終わった後の“アート" の商品レビュー
[ 内容 ] アートは、より頭脳的に進化する。 もはや“アート”は、“芸術”ではない。 では、今のアートは、何を表現しているのか。 内外の最新の動向を踏まえ、21世紀のアートの新しい見取り図を明晰に語る。 [ 目次 ] 第1章 モダンからポストモダンへ―「芸術が終わったあとの芸...
[ 内容 ] アートは、より頭脳的に進化する。 もはや“アート”は、“芸術”ではない。 では、今のアートは、何を表現しているのか。 内外の最新の動向を踏まえ、21世紀のアートの新しい見取り図を明晰に語る。 [ 目次 ] 第1章 モダンからポストモダンへ―「芸術が終わったあとの芸術」の始まり 第2章 表象批判からファンタジーへ―変貌するポストモダン芸術 第3章 リアルなものの探究―「おぞましい」身体、文化多元主義、はかなさの力 第4章 美と日常性の再発見 第5章 「モダニズム」の閉じゆくフィールド、立ち現れる「現代の美術」 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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80~90年代にかけてのアートの潮流を抑えた良書。本当は入門書と言いたい所だけど、この時期のアートの理論的土台は現代思想の概念に拠る部分が多いため、その辺りについて詳しくないと難しいかもしれない。現代アートは自身が批評的まなざしを内包し、その批評性が問われるため真善美という旧来の...
80~90年代にかけてのアートの潮流を抑えた良書。本当は入門書と言いたい所だけど、この時期のアートの理論的土台は現代思想の概念に拠る部分が多いため、その辺りについて詳しくないと難しいかもしれない。現代アートは自身が批評的まなざしを内包し、その批評性が問われるため真善美という旧来の芸術における価値基準が2次的問題となっていくのが大きな特徴と言えるだろう。その批評性はまた反動と次なる批評を生み出してゆく訳で、現代アートとは体系付けられた時点で過去のものとなってしまう刹那性から逃れられないものなのかもしれない。
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椹木野衣さんのシュミレーショニズムと松井みどりさんのこの本を読めばとりあえずの80年代&90年代を総括できる。
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2010年9月16日~2010年9月18日 2010年11月25日レポート提出 現代美術が全くわからなかったんですがさらさら読めた。というか、普通に面白い。あと作家が何人か紹介されているのでそこから興味を持ちやすい。
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60年代以降の芸術は「単なる物」として存在することは許されず、その存在理由を思想、哲学に求めなくてはならなくなった 見て楽しむものではなく、観客に何かを考えさせるもの アプロプリエーション(流用) サンプリング、カットアップ、リミックス アレゴリー 断片を通してより大きな意味へと...
60年代以降の芸術は「単なる物」として存在することは許されず、その存在理由を思想、哲学に求めなくてはならなくなった 見て楽しむものではなく、観客に何かを考えさせるもの アプロプリエーション(流用) サンプリング、カットアップ、リミックス アレゴリー 断片を通してより大きな意味へと観客を誘う ネオジオ ジェフ・クーンズ アブジェクト(おぞましいもの) マイク・ケリー スラッカーアート フルクサス フェリックス・ゴンザレス=トーレス 第3の波 ストレートフォト 荒木経惟 ウルフガング・ティルマンス 直接の主題とは関係なく表れるイメージが観るものに説明的な意味の枠を超えた時間の広がりを感じさせ、記憶を呼び起こし、現実のなかに偶然作られるフォーマルなパターンを意識させる。偶然的な断片が写真を観るという体験を枠の中で固定されたイメージの凝視からより広い感覚の場の想起へと押し広げている 「コンコルド」持続する生の時間をトータルに捉えることと、そこで起こる小さな、しかし大切な出来事を繰り返しの効かないものとして捉えることの、ふたつの衝動が込められている エリザベス・ペイトン リクリット・ティラバーニャ パッタイ 実存から実存者へ ダグ・エイケン(Doug Aitken) マイケル・スノー 構造映画 キッチュ ミクストメディア・パフォーマンス マイク・ケリー マシュー・バーニー クレマスター5 YBA ダミアン・ハースト、チャップマン兄弟、クリス・オフィーリ
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現代美術のことは全く知らずに読み進めた 先生に「一通り目を通しておくように」と言われてなければ読むの途中で諦めたと思う それぐらい難しいし、どんな内容だったのか覚えてない けれど、読んでる時わくわくしておもしろくて知らないうちにページが進んでた、という感じだった 根気強くて美術好...
現代美術のことは全く知らずに読み進めた 先生に「一通り目を通しておくように」と言われてなければ読むの途中で諦めたと思う それぐらい難しいし、どんな内容だったのか覚えてない けれど、読んでる時わくわくしておもしろくて知らないうちにページが進んでた、という感じだった 根気強くて美術好き!って人にはいいんじゃないかな ちなみに美術全然知らないけど興味ある!って人が読むなら「はじめに」は飛ばして後でまとめとして読むのがいいかと
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80年代、90年代のアメリカ現代アートについて。それ以前のアートについてもフランスポスト構造主義などの思想的バックグラウンドを含めて概説する。何でこれ読んだんだろ?現代アートが堂々巡りのつまらなさに充ちているのか、アートに対する言説というものがそもそも不毛なのか。どうも、このよう...
80年代、90年代のアメリカ現代アートについて。それ以前のアートについてもフランスポスト構造主義などの思想的バックグラウンドを含めて概説する。何でこれ読んだんだろ?現代アートが堂々巡りのつまらなさに充ちているのか、アートに対する言説というものがそもそも不毛なのか。どうも、このように語られるアートは健康的に過ぎる。もっと、如何ともしがたい衝動があって創作というものははじめられるのではないか?「作者の死」以後のアートなのだから、なおさらだ。
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現代アートに興味はあるもののよくわからないなぁという方への入門書として。ダダ以降100年間の様式や運動としてまとめにくい芸術表現の変動部分をとりあつかっています。割と分厚いのですが、文章が読みやすく要所要所に作品が載っているので楽しんで最後まで読むことが出来ます。値段も安いので...
現代アートに興味はあるもののよくわからないなぁという方への入門書として。ダダ以降100年間の様式や運動としてまとめにくい芸術表現の変動部分をとりあつかっています。割と分厚いのですが、文章が読みやすく要所要所に作品が載っているので楽しんで最後まで読むことが出来ます。値段も安いのでおすすめ。
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