1,800円以上の注文で送料無料

メイン・ディッシュ の商品レビュー

3.9

106件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2013/09/28

料理がおいしそうな本はいっぱいありますが 私にとっては、これが最初の本でした そして、これが私の一冊目の北森鴻さんの本でした 香菜里屋シリーズ、冬狐堂シリーズ、蓮丈那智シリーズ、 どんどんはまっていきました 新作が読めないのは残念ですが、良い作品を読ませて頂き、ありがとうございま...

料理がおいしそうな本はいっぱいありますが 私にとっては、これが最初の本でした そして、これが私の一冊目の北森鴻さんの本でした 香菜里屋シリーズ、冬狐堂シリーズ、蓮丈那智シリーズ、 どんどんはまっていきました 新作が読めないのは残念ですが、良い作品を読ませて頂き、ありがとうございました

Posted byブクログ

2013/08/26

短編連作の味わいが深い作品。一篇ずつ読む時の日常系ミステリーのおもしろさと、伏線回収のダイナミックさがとても好きです。 謎が溶けても、何度でも読み返したくなるストーリーやキャラクターの魅力があります。

Posted byブクログ

2013/07/10

謎の素敵料理人ミケさんと劇団女優ネコさんの日常の謎解き本。 完成されたコース料理のような見事な構成(*'ω'*) 細やかな伏線と回収の手際良さ。 文庫本だけの特別編にニヤリ。 そして作中のお料理が美味しそう! 少しモダンな感じのコミカルさにほっこりでした(*...

謎の素敵料理人ミケさんと劇団女優ネコさんの日常の謎解き本。 完成されたコース料理のような見事な構成(*'ω'*) 細やかな伏線と回収の手際良さ。 文庫本だけの特別編にニヤリ。 そして作中のお料理が美味しそう! 少しモダンな感じのコミカルさにほっこりでした(*゚Д゚*)

Posted byブクログ

2013/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あれ?この拾った男性が料理が上手な設定・・。 というのはともかく。 「香菜里屋」のあとなだけにテリヤの次はミケ?とつい思う。 女優のねこさんとミケと劇団員のワイワイした様子が楽しくて美味しそうで、それとは対照的に暗くてじんわりと不気味な悪意が漂う「滝沢」編。 交互に語られるうちにだんだんと核心にせまるわけですが。 「まさかフィナーレ直前であの人物が、実はあの人物とああいう関係にあったなんてのは、小説の世界ではご法度だ。」 って、まさにこれ? 途中、こんがらがってしまって理解するのがたいへんだったし、こういうのはあまり好みじゃない。 けど、ねこさん、小杉、ミケが大好きでラストのお話は堪能しました。 ミケさんの料理美味しそうだな。 自分では作れそうにないので、せめて梅酒! ブランディとはちみつの梅酒はやってみようかな。 と、言うわけでタイムリーにも梅が出回る時期だったので漬けてみた。ミケさんのレシピが知りたかった。 とりあえず、梅1kgにハチミツ300g、氷砂糖300g、ブランデー。 V.O.しか手に入らずどぼどぼと贅沢に。味見をしつつ。 20130616

Posted byブクログ

2021/05/18

再読5回目。 連作ものはこの著者の得意技、と言っていいと思うのです。それも、それぞれのシリーズで連作になるべきテイストが違う。その上、他のシリーズとのちょっとした重なりが見えたりして、ほんと面白い。

Posted byブクログ

2013/03/12

おぉ!最後はニヤッとする。これはフィニッシュのデザートですかね。最後まで面白さたっぷり。ご馳走様でした。ミケさんはテイクアウトしたいです(笑) 拾ってきた同居人・ミケさんは料理で人を幸せにする天才で、推理力が高い不思議な人。ねこさんは小劇団を主宰する女優。個性が強すぎる座の作家...

おぉ!最後はニヤッとする。これはフィニッシュのデザートですかね。最後まで面白さたっぷり。ご馳走様でした。ミケさんはテイクアウトしたいです(笑) 拾ってきた同居人・ミケさんは料理で人を幸せにする天才で、推理力が高い不思議な人。ねこさんは小劇団を主宰する女優。個性が強すぎる座の作家・小杉。三人と団員を巻き込んで事件が起こる。が、華麗に小杉いや!、ミケさんが解決する。突如姿を消したミケさん。彼には秘密があった…。 小杉とねこさんの会話がコントかっ!ってくらい笑える。料理がうまそうで腹がゴゴゴゴゴとうるさい。そこに苦い気持ちが突如挟まってくる。この混ざり加減がちょうどいい。こういうミステリー嫌いじゃない。 北森鴻さんは料理の達人です。 陶子さんのシリーズとはまた違った感じでした。

Posted byブクログ

2013/01/14

ちりばめられた遊び心が北森鴻らしいなあ。 題名から勝手に「香菜里屋」シリーズだと勘違いしてたけれど、単発の連作短編で驚いた。いつ店主が出てくるんだろう、と思ってたから(苦笑)。 あらすじ: 小劇団「紅神楽」の看板女優、ユリエこと愛称「ねこ」の家にはもう一匹猫がいる。その三津池こ...

ちりばめられた遊び心が北森鴻らしいなあ。 題名から勝手に「香菜里屋」シリーズだと勘違いしてたけれど、単発の連作短編で驚いた。いつ店主が出てくるんだろう、と思ってたから(苦笑)。 あらすじ: 小劇団「紅神楽」の看板女優、ユリエこと愛称「ねこ」の家にはもう一匹猫がいる。その三津池ことミケはねこが拾った飛び切りの料理の腕を持つ男だった。彼の作る料理はどれも絶品で、手放せない存在に。それだけではなく、ミケは探偵の才能にも恵まれていた。いくつかの事件を解決するうちに、ミケの過去へと踏み込むことに――。 中盤過ぎから、「え、あれってこの伏線だったの!」と驚いたのはきっとわたしだけじゃないはず(笑)。なるほどなるほど、これは凄い本格だ。構成がすばらしいッ! 北森鴻にしてはちょっと、と思った箇所がああ符合するのか、と解った時の驚きと楽しさと言ったら! こんな楽しいことを考える人――考えられる人なんだよ北森鴻は。だから読むのを止められないし、ハズレがない作家でもあるからありがたい。 短篇の一つ一つは大したことがないんだけれど、北森鴻はちょっとバカバカしくてもそれを楽しさに変えてしまう。そして読み心地のよさ。料理の美味しそうなこと! ねことミケさんと滝沢の話。それがどこで絡み合うのか、と思っていたら――。ふふふ。なるほどなるほどねっ。まるでマジシャンの如きの手さばきが心地いい。 そしてラスト。もう北森鴻ったら、と他の本でもたびたび目にしてきた彼らしさに笑ってしまった。ああ、楽しい。

Posted byブクログ

2013/01/11

2012年の初読了。ミステリー連作短編集で、初めはバラバラだった話が次第に絡み合ってくる。ユーモアと美味しそうな料理がたくさん登場するところも、北森氏ならでは。

Posted byブクログ

2012/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色々なことが、絡まり合って、読んでいる最中はわからないのに あとになって、「えっ?」と裏切られるような気持ちになり これとあれが繋がってくるの?えっ?なんなの? と、かなり難儀しながら、時間をかけて読み終えました これだけの出来事を絡ませて、こういう終わりなのかぁと 読み終わって呆然・・・面白かったのだけど、好みじゃないかも

Posted byブクログ

2012/10/02

もっと、もっと北森さんの小説が読みたかったのですが ご本人が亡くなっているのでどうすることもできませんね。

Posted byブクログ