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ガンジス河でバタフライ の商品レビュー

4.1

212件のお客様レビュー

  1. 5つ

    71

  2. 4つ

    72

  3. 3つ

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2016/05/22

旅行の素人が、海外一人旅の面白さに目覚めていく様子が面白おかしく綴られている。関西人らしいノリですらすら読めて、あまり読まない人にも読みやすいと思われる。 高野秀行なんか読んじゃうと物足りない気もするけど、初めてこういう本を読む人には身近に感じられるだろう。私にもできそう、と。最...

旅行の素人が、海外一人旅の面白さに目覚めていく様子が面白おかしく綴られている。関西人らしいノリですらすら読めて、あまり読まない人にも読みやすいと思われる。 高野秀行なんか読んじゃうと物足りない気もするけど、初めてこういう本を読む人には身近に感じられるだろう。私にもできそう、と。最後まで面白く読めるから、書き方はそこそこうまい。 著者は日本が厭になってインドに行った訳ではないので、大丈夫だったけど、厭になって行った人は、パスポート高く買うよ~という誘いに乗っちゃうかもしれないね。インドにはまったら。

Posted byブクログ

2016/05/17

いつもの自分とは違う日常に身を置いて、その時にしか出会えない瞬間や人に出会って、笑顔をかわし、時には語らって、たくさんの「あ、いいな〜」に心を躍らせているたかのさんは、この本で凄くキラキラしているように見えた。 思えば、旅の記憶は、いつでも鮮明に想い出すことができる。それだけ、...

いつもの自分とは違う日常に身を置いて、その時にしか出会えない瞬間や人に出会って、笑顔をかわし、時には語らって、たくさんの「あ、いいな〜」に心を躍らせているたかのさんは、この本で凄くキラキラしているように見えた。 思えば、旅の記憶は、いつでも鮮明に想い出すことができる。それだけ、心が動かされる。 だから、こうゆう本を読むと、無性に旅に出たくなる。

Posted byブクログ

2016/03/29

超面白かった! それにしても、どこの国でもこれだけわらわら周りに人が集まってくるなんて…尋常じゃない。どんな人なんだろう。たかのてるこさん。 以下、心に刺さったところを抜粋 人はきっと、自分の出すパワーのはねっかえりで生きているのでしょう。なんでも言ってみるもんだし、人の誘いに...

超面白かった! それにしても、どこの国でもこれだけわらわら周りに人が集まってくるなんて…尋常じゃない。どんな人なんだろう。たかのてるこさん。 以下、心に刺さったところを抜粋 人はきっと、自分の出すパワーのはねっかえりで生きているのでしょう。なんでも言ってみるもんだし、人の誘いには乗ってみるもんだと思わずにはいられません。 まさに、彼女自身がそれだけのパワーを発していることの結果なのだろうなぁ。かっこいい。

Posted byブクログ

2016/01/21

大阪が生んだ最強のバックパッカー!その名も、たかのてるこ! 彼女の東南アジアでのバックパッカーデビューとインドでの衝撃的な体験とは! 長澤まさみ主演でドラマになったこともありましたね。10年前ぐらいだったかと思いますが、ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。 たかのさんの著...

大阪が生んだ最強のバックパッカー!その名も、たかのてるこ! 彼女の東南アジアでのバックパッカーデビューとインドでの衝撃的な体験とは! 長澤まさみ主演でドラマになったこともありましたね。10年前ぐらいだったかと思いますが、ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。 たかのさんの著書すべてに言えることなのですが、とってもパワフルでエネルギッシュです!読むと思わず笑いと活力がこみ上げてきます!文章のみならず本全体から旅の喜怒哀楽が溢れ出てくるようです。 たかのさんは本書で旅をこう表現しています。 「旅は『自分が生きている』ことをリアルに実感できる極上のカンフル剤なのかもしれない。」 女単身で旅をするたかのさんは出発の前日に、旅先で死んでしまうのではないかと不安になるようです。でも、鈍っていた五感を研ぎ澄まし、自分の判断で歩みを進めるうちに、自分の人生は自分でクリエイトしていたのだという感覚がよみがえってくるのだそうです。 日常に麻痺して自分を見失いそうになっているあなた、たかのさんと一緒に旅に出てみませんか?

Posted byブクログ

2015/11/26

旅好きな人はたくさんいると思うんだけど、それをこんな風に文章にしてみるのは、なかなか難しい。と思う。海外に行くと人の優しさに3倍くらい敏感になる気がするけど、そういうじんわりした気持ちとかを思い出した。

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2015/11/11

日本の女子大生の海外一人旅行。彼女は必ずしも英語が得意でなく、気が弱かったというが・・・。ホンコン、シンガポール、マレーシア、インドと新しい人々に出会うごとに親切に接し、また会うことがあるだろうかと感傷にふけりつつの別れの場面。笑いを取ることが彼女の得意技だそうで、文章もその通り...

日本の女子大生の海外一人旅行。彼女は必ずしも英語が得意でなく、気が弱かったというが・・・。ホンコン、シンガポール、マレーシア、インドと新しい人々に出会うごとに親切に接し、また会うことがあるだろうかと感傷にふけりつつの別れの場面。笑いを取ることが彼女の得意技だそうで、文章もその通りのサービス精神たっぷりで楽しい。表題のガンジス川でバタフライをしていた時に、水葬?の死体にぶつかったとは怖く、可笑しすぎる。危険な場面が実に多く、あまり多くの日本の若い女性には勧められそうにはない旅行だ。だからこそ彼女はここから作家になったのだ!。旅の最後のインドのボンベイでの日本人青年テツとの出会い、テツの「スタディ・オブ・ライフ」(学ぶ人生)、そして毎日のかけがえのなさを知っている人はみな私と同じ「旅人」という締めくくりがカッコよい!

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2015/08/24

中学生の頃読み、海外一人旅にはまるきっかけになった思い出深い本。 ハラハラドキドキ爆笑!! 今すぐにでも日本飛び出したくなる。

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2014/07/13

1週間前にインドへ旅行に行きました。そのとき出会った現地ガイドが、これが原作の映画に携わったと聞きました。たかのさんの旅に対する考え方、いいですね。

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2014/08/10

旅にもってく本 だったけど 行く前に読んじゃった! たかのさんの旅に出る理由がすごく共感できて、面白かった!!

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2014/06/15

旅する女は何だかいとおしい。 というような台詞は似合わない。 でも読み終えると、著者も次々登場する各地の方々も いとおしく思えて来る。 ただこの本はもう何回読んでもお茶吹きそう 笑い転げているうちに読み終えた。 読んでいるうちに、身近な人の話を聞いてるような気が...

旅する女は何だかいとおしい。 というような台詞は似合わない。 でも読み終えると、著者も次々登場する各地の方々も いとおしく思えて来る。 ただこの本はもう何回読んでもお茶吹きそう 笑い転げているうちに読み終えた。 読んでいるうちに、身近な人の話を聞いてるような気がしてきて 「もう、てるちゃんはホンマに!」と近所のおばちゃんみたいに ついつい言いそうになるくらい ( バシバシ肩とか叩きながら ) とっても親しみがわくような気がしてしまうけれど こんな人はそこらにはそうそういそうでいない。 世界に最初に世界へ飛び立つ勇気が出たきっかけは おかん(おかあさま)が ある日突然「おかあちゃんは腹話術師になったんや」と言い出したから という人は そうそうもなにも、この人くらいしかいてない、と思うけれど そんな風にして日本を飛び出した、たかのてるこの 最初の記録から始まるアジア旅行記。 そんな調子で転がるような勢いで語られる 旅の話は単なる面白話を超えて 生きてる!生きてる!っていう生きていることそのものの 喜びに聴こえてくるのだけど そうそうポジティブでない人間(私)でも 動いて食べて人と会って別れて喜んで悲しんで とにかくめいっぱいやってみたら? と思えてくるからあら不思議。そういう本。 でも、見てると疲れてくるような 前向きさもあると思うのだけど、そんな感じはないのは 著者あとがきにあるように ”でも永遠なんてこの世にはありません。人も自分自身も変わり続けています。  本当はいつだってかけがえのない時間が絶え間なく流れていて、  そんな中で  私たちは生きています。  実際に旅に出る出ないは関係なく、毎日のかけがえのなさを知っている人は  みな、私と同じ「旅人」だと思っています。  そして、私は精神が「旅人」の人としか、  本当の友達にはなれないような気さえしています。” こんな文章を書く人でもあるからかもしれない。

Posted byブクログ