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ガンジス河でバタフライ の商品レビュー

4.1

212件のお客様レビュー

  1. 5つ

    71

  2. 4つ

    72

  3. 3つ

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2021/02/03

30年前の話で、就職活動のネタ作りにインドに行くのが話のメイン。 そのときの感情で予定を決める行き当たりばったりの旅で、活字でこんなに笑えるのかってくらい面白いけど、ところどころに深い言葉が散りばめられてる。 著者が現地でもいろんな人に助けられたり、周りの人に愛されているのは...

30年前の話で、就職活動のネタ作りにインドに行くのが話のメイン。 そのときの感情で予定を決める行き当たりばったりの旅で、活字でこんなに笑えるのかってくらい面白いけど、ところどころに深い言葉が散りばめられてる。 著者が現地でもいろんな人に助けられたり、周りの人に愛されているのは今を全力で楽しんで生きようとしているからだと感じた。 自分も今度海外に行くときは現地の人との出会いを楽しむ旅をしたいと思った。

Posted byブクログ

2021/01/21

読んでみてまず率直の感想は… いまの時代と昔で、旅での可能性も大きく変わってきてしまったのかもしれない…と感じました。 行く先々で素敵な人々との出逢いがあるはずの旅。しかし、「知らない人に着いて行ってはいけない」「知らない人から食べ物を貰ってはいけない」と小さな頃から教え込ま...

読んでみてまず率直の感想は… いまの時代と昔で、旅での可能性も大きく変わってきてしまったのかもしれない…と感じました。 行く先々で素敵な人々との出逢いがあるはずの旅。しかし、「知らない人に着いて行ってはいけない」「知らない人から食べ物を貰ってはいけない」と小さな頃から教え込まれ、最先端の技術と衛生と食で守り固められたいまの時代のわたし達は、こんな素敵な旅ができるでしょうか… 旅で出逢った人に住所の書かれたメモ用紙を貰い、その紙切れ1枚だけを頼りに見知らぬ土地を彷徨う… いまの時代だったら、まずFacebookを交換して、メッセージで住所を送ってもらい、それをGoogleマップにコピペして……。迷う事なく、寄り道をする事もなく、悠悠自適に目的地まで辿り着く……。 便利ではあるけれど、一方で、著者たかのさんのような、何があるかわからない、本当の意味での『旅』が羨ましくもあります。 いろんな物が便利になっていく半面、わたし達は、人間が当初持っていた《五感》をどんどん失いつつあるような気がします。 得体の知れない食物と出逢ったら、しっかり触って、しっかり匂いを嗅いで、「よし。これは食べられそうだ」と見極める。 事前知識が邪魔をして、ガンジス河でバタフライなんて、いろんな器官が悲鳴をあげそうだ……と思い込んでしまうけれど、実際に行ってみて、語感を研ぎ澄まして、《自分は大丈夫か、大丈夫じゃなさそうか》を決める。 わたしも次旅に立てる時は、知識や先入観ではく、自分の五感を頼りに行動してみようと思いました。 「知っているものを確認する旅はしたくない」 とたかのさんは記述されていました。 確かに。わたしも、旅に出る前は観光名所や行ってみたいレストランなどを調べに調べて、現地ではリストを潰していくような旅が多かったです。 でもそれって『旅』というよりは『確認作業』……というのでしょうか。事前に調べた事を「うん、よし、調べた通りだった」と確認するだけの作業になっているのではないか……と思ってしまいました。 確認作業旅も、『百聞は一見にしかず』という言葉があるように、知見を豊富にするという意味で、わたしの好きな旅のスタイルではあります。 でも今回この本を読んでみて、次旅に行けるようになったら、ほとんど知らない国に、何の前情報もなく行ってみよう。そんな気持ちになりました。 (もちろんアラートマップなどはしっかり確認しますが!

Posted byブクログ

2020/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分では小心者と言ってるものの著書はかなり冒険心のある人で、現地の人ともすぐ仲良くなって異文化にも即対応できる兼高かおるみたいな人です。 本文も面白いけど巻末の年表がまた、ぶったまげで、 「小3の時、暴力教師○○が担任になる」 なんてあって、イニシャルだけど本人はわかるだろうにと少々心配になる。 高校時代に自主制作映画を上映したり、文化祭で漫才をやったり、かなり積極的に人生を楽しんでいる。 知らなかったけど島田紳助のTV番組にも出た事もあったようです。 大学3年の夏休み初めての海外旅行、香港、シンガポール、マレーシアの思い出を綴った1部と、同じく大学3年の春休みにインドを旅した2部に分かれている。 インドでのカーストや貧富の差に心を傷めたエピソードが印象に残った。建前はカースト制度は無くなっているものの人々の生活の中に強烈に根付いていて、そうそう簡単には人間は変われない事を実感する。泊めてもらってる家の優しいお母さんがメイドさんに対して酷い態度を取っても平気でいたり、子ども達が自分より貧しい人の暮らしを面白がったり。切ない。 読んでみて自分は香港、シンガポール、マレーシアには行けるけど、インドは無理だなと思った。あまりにもワイルドなので。それと何処の国にでも旅行には行けるけど旅は出来ないなと痛感した。おそらく観光名所を廻ってホテルで顔を合わせた外国の旅行者と二言三言会話して交流した気になって、それで終わりそう。旅行はお金と時間があれば誰でも出来るけど、旅をするにはある種の才能が必要だとも思った。

Posted byブクログ

2020/11/24

一人旅の定番?、醍醐味、良さ、辛さ、ハプニング全て詰まってる 読んでてたのしい!!!わたしも旅に行きたくなる 旅をすることで、たくさんの出会いがあるけど、出会った分だけ別れがあるという側面に気付かされた。だから、こそ出会った人との、時間を、大切にしようと思える。

Posted byブクログ

2020/11/10

長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。インドでは聖なる河ガンジスを夢中に泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった…。ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。(e-honより)

Posted byブクログ

2020/11/01

友人に薦められていたのに未読だったたかのさんの旅行エッセイ。 行動力と直感と英語が苦手と言いながらのコミュニケーション力がすごい! とにかく笑いながら楽しく読んだ。 私も旅行に行きたい!!!

Posted byブクログ

2020/08/20

作者のアジア一人旅。 今更ながら読んだけど、面白かった。 自分の人生を生きましょう。 今を生きましょう。 そのきっかけとして、旅に出ましょう。 っていう本。 この環境下、なかなか旅に出られないけど、このような旅行記を読んで擬似体験するのも楽しみです。

Posted byブクログ

2020/06/04

高校生の頃に初めて読んで、海外一人旅がしてみたい!と思わされた一冊(まさか初の海外が一人旅になるどころか、仕事でインドネシアに住むとは思ってなかったけど)笑 まだインドには行ったことがないけれど、てるこさんの文を読んでるともわ〜っとしたインドの熱い(敢えて暑いじゃなく)空気が感じ...

高校生の頃に初めて読んで、海外一人旅がしてみたい!と思わされた一冊(まさか初の海外が一人旅になるどころか、仕事でインドネシアに住むとは思ってなかったけど)笑 まだインドには行ったことがないけれど、てるこさんの文を読んでるともわ〜っとしたインドの熱い(敢えて暑いじゃなく)空気が感じられる。よくインドを旅すると人生が変わるとは言うけれど、それが何となく理解できる良くも悪くも濃い経験がギュッと詰め込まれています。 私にとって旅する気持ちの原点になる本です。

Posted byブクログ

2020/06/03

この時期だからなのか!早く旅をしたくなった!!こんなふうに!予定を組まずにゆるゆると!毎朝早起きして朝日を眺めて!仕事を辞めたい!!笑 でもやっぱり女1人のインド旅はこわいかな〜 笑もあり涙もありな、こんな感情揺さぶられる本ははじめてかも。。

Posted byブクログ

2020/05/28

人との出会いが旅。インド人は未来のために今を生きるんじゃなくて、今を楽しむ。軽やかに。そのとき楽しいことをやればいい。

Posted byブクログ