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ルドルフといくねこくるねこ の商品レビュー

4.3

40件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    7

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2013/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ルドルフキョウイクが教育になった。 ルドルフ 格好いい! イッパイアッテナは第一巻のルドルフとイッパイアッテナで活躍しました。ブッチーはミーシャと結婚して3匹の子供,ラッキー,チェリー,クッキーを産みました。 ルドルフとブッチーが犬をやっつけたところが,一番わくわくしました。 テリーはルドルフのことをルドブンと呼び,ブッチーのことをブーブンと呼び,イッパイアッテナのことはタイブンと呼びました。ブッチーはブーブンと呼ばれることが,いやみたいです。 ブッチーは練習したのですずめを捕まえる確率が高くなりましたね。ルドルフははとを食べてみましたけれど,おいしくなかったです。 皆さんもぜひこの本を読んでみてください。

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2013/04/02

ついにキョウヨウじゃなく教養に! ルドルフがだんだん大人になってるんだけど、なんか相変わらずかわいい(笑)。 ブッチーとの「おれはねこだ」問答のくだりが好き。 ねこ達が成長したぶん対象年齢はちょっとだけ上がってる感はあるけれど、この長さにこの濃さで、かつ分かりやすいってすごい...

ついにキョウヨウじゃなく教養に! ルドルフがだんだん大人になってるんだけど、なんか相変わらずかわいい(笑)。 ブッチーとの「おれはねこだ」問答のくだりが好き。 ねこ達が成長したぶん対象年齢はちょっとだけ上がってる感はあるけれど、この長さにこの濃さで、かつ分かりやすいってすごいな。 とにかく安定した面白さである。

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2013/03/24

相変わらずいい感じにドラマチックでタメになる。 たくさんのいろんなテーマがてんこ盛り。 なにげに哲学チックな場面もあって、一作目・二作目とは微妙に違う面白さ。 一番は猫の“レゾンデートル”。 「〜おれはねこだ。」 まさかブッチーが言うとは思わなかった(笑)。 キャラ的にはや...

相変わらずいい感じにドラマチックでタメになる。 たくさんのいろんなテーマがてんこ盛り。 なにげに哲学チックな場面もあって、一作目・二作目とは微妙に違う面白さ。 一番は猫の“レゾンデートル”。 「〜おれはねこだ。」 まさかブッチーが言うとは思わなかった(笑)。 キャラ的にはやっぱりイッパイアッテナかなと。 最後に畳み掛ける伏線(になるのか?バレバレだけど)は気恥ずかしい! どこぞの三流任侠映画か(笑)! ちなみに、NHKの『てれび絵本』という番組でやっていたみたいだけど… 一部観たことあった。浅草寺でリエちゃんを…のクダリ。 そんなに前じゃなかった気がする。再放送だったかな?

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2012/02/17

先にこっちを読んでしまった。一作目に比べると、ルドルフに教養が身についていることが分かる。話し方も落ち着いてる。 ルドブン、ブーブン、いちいちにやっとしてしまう表現が好きだー。 のらねこの世界にも、友情があったり駆け引きがあったりする。連なってる猫をみたらにやっとしてしまいそう。

Posted byブクログ

2011/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リエちゃんとの過去を振り返りつつも、前を向いて進むルドルフと、飼いこ猫から野良として生きていく決意をしたブッチー。 なんというか、この本を読んでいると自分はどう生きるべきか、あらためて、考えさせられる。 ブッチーの「俺はねこだ!」という台詞はかっこよかった! 物語の最後、みんなそれぞれ変わっていくけれど、変わることのない友情に感動です。

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2011/01/12

ルドルフシリーズ。 ルドルフの成長を見守っている感覚になる。 『ルドルフともだちひとりだち』でルドがノラネコになるか飼い猫になるかで悩んでいたとき、ルドは自分の眠る場所さえ迷っていた。 だけど、「自分はどこに居ても自分なんだ」とわかってから、ルドは迷わなくなった。成長だ。 ルドは...

ルドルフシリーズ。 ルドルフの成長を見守っている感覚になる。 『ルドルフともだちひとりだち』でルドがノラネコになるか飼い猫になるかで悩んでいたとき、ルドは自分の眠る場所さえ迷っていた。 だけど、「自分はどこに居ても自分なんだ」とわかってから、ルドは迷わなくなった。成長だ。 ルドは心で「教養のある猫」になることを常に意識しているから、おのずと行動が取捨選択されていく。 心に自分が信じるものがあると強い。深い本です。

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2011/07/17

やっぱりおもしろいな〜ルドルフシリーズ。まさか猫が「自分は自分なんだ」なんて言うとは・・・。本当に教養のある猫になってしまっているな。三冊で完結かと思っていたが、ひょっとして次もあるのか?

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2010/04/04

『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズについて、 私自身が3部作を貫くテーマと感じたものを3つ選び、 3冊分のスペースを使って書いている。 『ルドルフとイッパイアッテナ』のスペースでは、 「名前と所属、そして、自分は何であるのか」について書いた。 『ルドルフともだちひとりだち...

『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズについて、 私自身が3部作を貫くテーマと感じたものを3つ選び、 3冊分のスペースを使って書いている。 『ルドルフとイッパイアッテナ』のスペースでは、 「名前と所属、そして、自分は何であるのか」について書いた。 『ルドルフともだちひとりだち』のスペースでは、 「学ぶということ」について書いた。 ここでは、相手の立場を思いやるということについて書いてみたい。 本シリーズでは、敵役が2匹登場する。 『ルドルフとイッパイアッテナ』では、ブルドッグのデビル。 そして、『ルドルフといくねこくるねこ』では、ノラいぬが登場する。 それぞれのクライマックスは、ルドが知恵を絞って、 自分よりも大きな犬と対決するところなのだが。 ルドの作戦もおもしろいのだが、 本シリーズのさらに深いところは、 敵役がただ敵役としてだけ存在するのではないということだ。 勧善懲悪モノのように相手がただただ悪者として描かれるのではないのだ。 ルドは、本からの知識と生きていくことを通して学んだ知識でバランスが取れている、 イッパイアッテナから学んだことによって、 ルドらしいところを残しつつバランスの取れたねこに成長していっている。 もともとの勘のよさに洞察の深さが加わったのだろう。 ちょっとしたことから相手の立場を推し量るセンスが育ったのだ。 それが、悪い敵を完膚なきまでにたたきつぶしてやっつけておしまい という話にはならない深さをもたらすのだ。 どうして相手がこんな行動を取ったのかを考え、その答えを見つける。 それが敵を敵に終わらせずに、仲間にしていくことへとつながる。 私たちは、立場が違う人とともに生きていかなければならない。 どちらかが善でどちらかが悪ということではなく、 その人なりの正義で生きているということもある。 迷惑行動が、こんな自分は嫌いだとわかっていながら、 そんな行動を取らずにはいられない 心の弱さが露呈してしまった末の行動ということもあるのだ。 子どもの世界にも存在するいじめに例えるならば、 いじめられる側にも心の傷があるが、 いじめる側にも心の傷があるということを 教えてくれているともいえる。 対立を超えて仲間になることのヒントが このシリーズの中にあるように思えた。 さて、おまけに、3部作の続編はあるのかということについて考えてみたい。 『ルドルフともだちひとりだち』と『ルドルフといくねこくるねこ』の間に 14年もあったことから考えると、 最初は前編後編で完結のつもりだったのではないかと考えられる。 実際、ルドのメインテーマは、 ほぼ『ルドルフともだちひとりだち』で完結しているのである。 『ルドルフといくねこくるねこ』は、後日譚のような位置づけになるのではないか。 でも、この後日譚は、ルドが咀嚼しなければならなかった現実から少し時間を置いて、 さらに考えに深みをもたせた。 そして、シリーズを通してずっと深めてきたテーマに ブッチーの言葉を借りてコタエを出した。 例外的な時差を超えて、 見事に3部作としてまとめられているのではないかと思う。 だから、これはきっと3部作である。 こんな言葉でこのシリーズに対する書評を終えたい。 タイムマシンに乗って15歳の自分に会いにいけるなら、 『ルドルフとイッパイアッテナ』と『ルドルフともだちひとりだち』を持っていく。 そして、お前がちょうど 29歳になる頃に この続編が出るから絶対に売らずに持っておいて、 続編が出たら買うようにと伝える。 私にとってこの3部作はそういう本なのである。

Posted byブクログ

2010/04/01

ルドルフシリーズの三作目。 読んだはずだがあまり記憶にない… また機会を見つけて読みたいと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

■ずっと二匹の幸せを願ってたから、 んで、この巻でそれが叶ったから、 すごい嬉しかった。 ■このシリーズを読み終えてから、 道端で黒猫やらトラ猫に会う度に、 もしやイッパイアッテナじゃなかろーかとか、 まさかルドルフじゃねーの、と思うようになった。

Posted byブクログ