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アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト の商品レビュー

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2019/12/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

かなり前の本ではあるが、本質は変わらないという話もあり、過去の大きなトレンドを追体験できるという意味でとてもよい良著。 メモ ・2つのテーマ 新旧ベンチャーキャピタリストの際立った対照。西海岸と東海岸におけるベンチャー投資の文化と実務の違い。 ・ベンチマークキャピタル。マーケティング的思想。経営者には回復力、柔軟性、聞く耳を求める。、 ・リターンは先頭に立つ事業者に流れるので、ブランド戦略、マインドシェアをとることが非常に重要となる。

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2018/10/23

『アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト』読んだ。IT黎明期、VCの発生史を辿った本でありつつ、現在に至るまでの米国の経済発展の裏側にあるダイナミズムそのものを感じられる本。20年後の現在から答え合わせ的に読む、産業や企業の未来予測が面白い。

Posted byブクログ

2013/04/03

1.概要 いわゆる「ベンチャーキャピタル」という業態がどのようにアメリカで発生したのかを、創世記を彩った有名なベンチャーキャピタリストの証言をもとに構成されている。 アメリカでのスタートアップ企業の発展のおいて、ベンチャーキャピタリストの果たしてきた役割などが記載されている。 さ...

1.概要 いわゆる「ベンチャーキャピタル」という業態がどのようにアメリカで発生したのかを、創世記を彩った有名なベンチャーキャピタリストの証言をもとに構成されている。 アメリカでのスタートアップ企業の発展のおいて、ベンチャーキャピタリストの果たしてきた役割などが記載されている。 さらに、西海岸・東海岸などのロケーション、創世記やこれからの将来についてなどの時間的切り分けなど、それぞれの特徴を念頭に読み進めることができる。 2000年前のインタビューを元に構成されているため少し古い情報になる。 2.感想 読み始めたきっかけは、日本のベンチャーキャピタリストの人に勧められたためであった。 この業態に対しての知識・理解もなかった私としては、ベンチャーキャピタリストがどのように発生しどのような役割を担ってきたか、どのような事が望まれているのかを知るいい機会となった。 さらに、ベンチャーキャピタリストには幅広い経験が必要とされていることも理解できた。なぜならば、同じ経歴を持った人がいなかったためである。 昨今のベンチャーキャピタリストはよりfinanceよりになってきているとの指摘があるが、昔ながらのアーリーステージをサポートするような人物に対して憧れる。 3.総合評価 翻訳されているため少々読みにくい部分もあるが、内容としては申し分ない。 ベンチャーキャピタル業界を目指すならば読んでおいたほうがいい。 特に私のような若い世代は、今後のキャリアを考える上でも参考になる。

Posted byブクログ