青空の卵 の商品レビュー
外資系保険会社勤務 平凡な坂木司 過去の事情からひきこもってしまった大人と子どもの狭間 グレーゾーンがない鳥居真一 そこから関係が広がっていく様々な人々のミステリー 悲しい境遇からひきこもりとなってしまった鳥居と唯一の心の拠り所の坂木。2人の関係は、お互いに依存していると言って...
外資系保険会社勤務 平凡な坂木司 過去の事情からひきこもってしまった大人と子どもの狭間 グレーゾーンがない鳥居真一 そこから関係が広がっていく様々な人々のミステリー 悲しい境遇からひきこもりとなってしまった鳥居と唯一の心の拠り所の坂木。2人の関係は、お互いに依存していると言っても過言ではないが、お互いを思い少しずつだが前に進んでいく。その2人から少しずつ関係を広がっていき、そこに起こる日常のミステリーは読み終わったあと清々しさが心に溢れる。
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「夏の終わりの三重奏」 テレフォンカード一枚。 何一つ悪いことをしていないというのに、被害にあった原因は貴方にもあるのでは等と言われたら全てが嫌になるだろう。 「秋の足音」 後ろを付いて歩いてた。 もしも何かがあったらと思う人はいるかもしれないが、自宅につくまで手助けをするわけ...
「夏の終わりの三重奏」 テレフォンカード一枚。 何一つ悪いことをしていないというのに、被害にあった原因は貴方にもあるのでは等と言われたら全てが嫌になるだろう。 「秋の足音」 後ろを付いて歩いてた。 もしも何かがあったらと思う人はいるかもしれないが、自宅につくまで手助けをするわけでもなく付いていくのは変だろう。 「冬の贈りもの」 ファンだから知る情報。 こんな風に毎回一つずつ届くだけでなく、使い道を記した手紙ではないものが届けば意図も分からず困り果ててしまうだろ。 「春の子供」 誰も迎えにこない幼子。 この年齢で今どうすることが最善なのか理解しているうえ、周囲にバレないよう振る舞うことができるのは凄すぎるだろう。 「初夏のひよこ」 これまで関わってきた。 一人きりだったら絶対に繋がらなかった縁だろうが、定期的に外へと連れ出していたからこそ知り合うことができたのだろ。
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名探偵はひきこもり〜若干ひきこもりの鳥井と親友の坂木。日常ミステリーの連作短編です。 デビュー作であり、著者のペンネームはこの坂木司からつけたもの。 デビュー作にして日常ミステリーの完成度が高く、そういうシリーズが現在たくさんあるのも納得です。 ただこのシリーズはちょっとBL...
名探偵はひきこもり〜若干ひきこもりの鳥井と親友の坂木。日常ミステリーの連作短編です。 デビュー作であり、著者のペンネームはこの坂木司からつけたもの。 デビュー作にして日常ミステリーの完成度が高く、そういうシリーズが現在たくさんあるのも納得です。 ただこのシリーズはちょっとBL嫌いの人には受け入れられないかもって設定です。 心に傷を持つ鳥井… その傷を丸ごと受け止めた坂木… 鳥井の心の鍵を持っているのは坂木だけ。 どっぷりの共依存関係です。 そのあたりを嫌悪する方にはオススメしません笑 誠実で優しい坂木が関わる人達の謎を解く事で少しずつ他人と関わっていく鳥井が心を開く…そんな物語です。 性別を公表していない著者ですが… BL感満載のこの設定?間違いなく女性だと思いますね♪ わたくしはもちろん大好きです(〃ω〃)
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坂木くんと鳥井くんの関係性が、お互いに依存しすぎていて心配になる。でも、少しずつ交友関係の輪が広がっていくのを見るのは楽しい。2人以外の登場人物も魅力的で、シリーズ通して登場してほしい。特に木村のじいさんと塚本&小宮コンビが好き。
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ひきこもり探偵 第1弾 ・夏の終わりの三重奏 ・秋の足音 ・冬の贈りもの ・春の子供 ・初夏のひよこ ・あとがき ・筆者との一時間 『青空の卵』をめぐって 寺田結美・松谷明子 いじめと家族の問題からひきこもりとなった鳥井真一と、幼なじみで唯一無二の友人である坂木司が、町のあらゆる問題を解決していく。 歌舞伎役者に贈られる奇妙なプレゼントの裏側、迷子の真相など、登場人物が後々まで登場し、鳥井と坂木の周りに家族が出来上がっていくハートフルストーリー。 やや二人の関係に違和感を覚えなくもないが、真理を突いた言葉がしびれる作品。
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借り物 読み物としてはまぁまぁだけど作者と同じ名前の登場人物いるしBLみたいだし、こういうのは苦手です。
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男2人の関係が異常で、なんだか怪しい関係なのかと思いつつ読んでいました(笑) 坂木さんの本は読む度に、作者の性別がわからなくなる。 この本では作者と同じ名前の登場人物が男として現れるので、当然のように男性だと思って読んでいたけど、和菓子のアンシリーズでは作者は女性なのかと思っ...
男2人の関係が異常で、なんだか怪しい関係なのかと思いつつ読んでいました(笑) 坂木さんの本は読む度に、作者の性別がわからなくなる。 この本では作者と同じ名前の登場人物が男として現れるので、当然のように男性だと思って読んでいたけど、和菓子のアンシリーズでは作者は女性なのかと思っていたし。 性別を明かしていないので正解はわからないけど、男性女性、どちらが主人公でもその気持ちを上手に表現出来る人なんだなぁと思いました。 2017.9.6 読了
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鳥井氏と坂木氏の依存関係具合がなかなか。 これがいわゆるBoysLoveな世界なのだろうか 鳥井氏の推理もまだいまいち
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引き篭もり探偵第1弾!坂木と鳥井の友情がちょっと、行き過ぎていて、ちょっと引いてしまいました。 ちょっとそっち系を意識しているのかな?なんて・・・・(^^ゞ アセアセ 謎自体はそれほど興味惹かれるものではなく、あっさりとあまり記憶に残らない感じで読了。 巻末の雑談会で作者が語った内容で、イロイロと考えられた物語だったんだなぁ~なんて気がつきました。 相変わらず「読む力」がないです>(ノ_・。)
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坂木司デビュー作。 主人公も坂木司。 引きこもりSEの鳥井が安楽椅子探偵役。 主人公と鳥井の関係性が現実には中々あり得ないレベルの共依存で、途中までそこに馴染めなかったけど、そうなった理由や経緯、主人公の葛藤なども表現されてたので良かった。 「春の子ども」が一番面白かったかな...
坂木司デビュー作。 主人公も坂木司。 引きこもりSEの鳥井が安楽椅子探偵役。 主人公と鳥井の関係性が現実には中々あり得ないレベルの共依存で、途中までそこに馴染めなかったけど、そうなった理由や経緯、主人公の葛藤なども表現されてたので良かった。 「春の子ども」が一番面白かったかな。その面白さは鳥井と父親の関係改善によるものが大きかったけど。 職人の木村さんはかっちょええ爺さんでした。 三部作らしいので続きも読みます。 母親がいつ出て来るのか、 2人の関係がどんな結末(進展?)を迎えるのか、 楽しみに読みたいです。、
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