人形式モナリザ の商品レビュー
スッキリしない読後感でした。犯人、動機、前作からの登場人物の設定など、読み進めていきたくなる要素は多いです。ただ、その影響もあってか、いまいち焦点が絞れませんでした。
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紅子さんたちの話。 モナリザの謎については、なんとなくそうじゃないかなーと思っていたのがそのままだった。 犯人の話がこじつけだなーと思う。 所詮言葉でしかないの。ってそれ言っちゃったら小説の意味ないじゃん。
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犯人なんてどうでもよくなります。 保呂草さんの謎やら紅子と林の過去とか練無も目が離せないし紫子にも裏がある?と勘ぐりたくなります。頭がぐちゃぐちゃです。 森博嗣先生に操られる私…
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四季を読んじゃったもんだから保呂草さんがどんな人か知ってるからやっぱ読まなきゃ良かったと思う反面、紅子さんはこんなに男みたいな人格もある人なんだと興味が湧く。過去に何があったんだろう。 ときどき出てくるシャレには笑える。関西弁もいい。 犯人を予想するのはなんとなく読めてきたという...
四季を読んじゃったもんだから保呂草さんがどんな人か知ってるからやっぱ読まなきゃ良かったと思う反面、紅子さんはこんなに男みたいな人格もある人なんだと興味が湧く。過去に何があったんだろう。 ときどき出てくるシャレには笑える。関西弁もいい。 犯人を予想するのはなんとなく読めてきたというか。でも犯人探しより最後までストーリーとか紅子たちの関係なんかが気になる。 きっといろんなヒントとか伏線とかあるんだろうけどわかってないとこあるんだろうな。また読みたい
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一族の名前と関係が覚えられなくて最後まで名前を確認しながら読んだ…集中して読めなかったからかな。 雰囲気としては、封印再度のような。 最後の一行で、ぞくっ、と。 慌てて振り返って、 うわあ、このひとも、人形だったのかと。 紅子さんと林さんとの三角関係が見どころ。 むしろそこ以...
一族の名前と関係が覚えられなくて最後まで名前を確認しながら読んだ…集中して読めなかったからかな。 雰囲気としては、封印再度のような。 最後の一行で、ぞくっ、と。 慌てて振り返って、 うわあ、このひとも、人形だったのかと。 紅子さんと林さんとの三角関係が見どころ。 むしろそこ以外はいまいち。 そのうち読み直してみよう。
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森博嗣のVシリーズ第2弾。 「乙女文楽」の演者が舞台で殺害された事件をキーに、独特の世界観で展開されて行きます。 ミステリとしてはちょっと浅さ目な感じで、トリックもディテールも今一つな感じですが、それを補う人間関係の妙味! 特に瀬在丸紅子vs祖父江七夏の対決は!それは読んでのお楽...
森博嗣のVシリーズ第2弾。 「乙女文楽」の演者が舞台で殺害された事件をキーに、独特の世界観で展開されて行きます。 ミステリとしてはちょっと浅さ目な感じで、トリックもディテールも今一つな感じですが、それを補う人間関係の妙味! 特に瀬在丸紅子vs祖父江七夏の対決は!それは読んでのお楽しみ(^_^;) 林刑事、罪なオトコです・・・
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Vシリーズのなかでは地味と評されるこの作品だけど、私は割と好き。 乙女文楽というあやつり人形の舞台で起きた殺人事件のお話。 なんだけど、一度読んだにも関わらずVシリーズってビックリするほど全然記憶に残ってない。 大学生のときに四季シリーズ読みたさにあまり深く読まずに無理やり進め...
Vシリーズのなかでは地味と評されるこの作品だけど、私は割と好き。 乙女文楽というあやつり人形の舞台で起きた殺人事件のお話。 なんだけど、一度読んだにも関わらずVシリーズってビックリするほど全然記憶に残ってない。 大学生のときに四季シリーズ読みたさにあまり深く読まずに無理やり進めた感じだったからなぁ。 さて、次は月は幽咽のデバイス!
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人間を模して造られた人形。 人間は人形のモティーフだし、人形は人間のメタファー。 人形師の指が人形を操る。 ではその指を操るカラクリは内側に?それとも外側に? 静かに佇む人間のそばで人形は鮮やかに踊っていた。 シンプルでシャープでスパイシィな瀬在丸紅子のVシリーズ2作目。
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再読。迷信めいたものをおどろおどろしさをあおることなく冷静に、それでも緊張感を失わずに道具立てとして使っている。何が謎なのかを構築しとかないと、謎解きが終わっても解体されない。そして女性陣強し。
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森博嗣の『人形式モナリザ』を読了。Vシリーズ第二弾。 本作のトリックは比較的シンプル。さらに様々な状況から見て、ミステリ愛読者にとっては犯人も分かりやすい部類に入ると思う。 しかし、作中にある「2年前の」読者に想像させる余地をかなり残している。エピローグの最後の一行で、ある程...
森博嗣の『人形式モナリザ』を読了。Vシリーズ第二弾。 本作のトリックは比較的シンプル。さらに様々な状況から見て、ミステリ愛読者にとっては犯人も分かりやすい部類に入ると思う。 しかし、作中にある「2年前の」読者に想像させる余地をかなり残している。エピローグの最後の一行で、ある程度までなら推理できるものの、それまでの経緯・背景までは判らない。そこがなんとなくモヤモヤした。 しかし、本作で取り扱う事件そのものとは直接的には関係しないのもまた事実。そう考えれば納得もできる。 結局は想像で補うしかないだろう。 前作に続きキャラは魅力的。意外性もあり(全く予想だにしていなかった部分)面白い作品。 二月六日には、シリーズ第一弾『黒猫の三角』のスペシャルドラマも放送されるようなので、そちらも楽しみである。
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