仁左衛門恋し の商品レビュー
インタビュー形式で、仁左衛門が自身の半生について語った本。 関西と江戸の歌舞伎のちょっとした違いや、苦労話も苦労と感じさせない語りで、話をしている本人を容易に想像できた。 子供を交えてのインタビューの部分もあったが、妻から見た仁左衛門についてや、他の歌舞伎役者からの話などもあ...
インタビュー形式で、仁左衛門が自身の半生について語った本。 関西と江戸の歌舞伎のちょっとした違いや、苦労話も苦労と感じさせない語りで、話をしている本人を容易に想像できた。 子供を交えてのインタビューの部分もあったが、妻から見た仁左衛門についてや、他の歌舞伎役者からの話などもあっても良かったように思う。 全体的に役者のイメージを壊さないためか、深く掘りさげるというより、さらっと、ちょっといい話を聞いたというよう感じで、深く心に残る部分は、あまりなかった。
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ここ数年、やっと歌舞伎を見に行けるようになり、夢中になっている役者・片岡仁左衛門さん。 このインタビューの中で、何度も歌舞伎の危機があったこと、上方(関西)との違いなど、まだまだ知らないことがたくさんで大変楽しく読みました。 個人的には、タイトルがいまいちだと思ってるんですけ...
ここ数年、やっと歌舞伎を見に行けるようになり、夢中になっている役者・片岡仁左衛門さん。 このインタビューの中で、何度も歌舞伎の危機があったこと、上方(関西)との違いなど、まだまだ知らないことがたくさんで大変楽しく読みました。 個人的には、タイトルがいまいちだと思ってるんですけど、内容は当時を知らない人間には興味深く読めましたし、いろいろご苦労があったうえでの今があり、その上であのハードスケジュールの中、舞台を続けてくださっているのは本当にありがたいな〜と。 新参者は感謝ばかりです! 舞台は生物、見に行ける時に見に行かないと!
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2011.9.25読了。 最近、観劇の機会が増えてきたので。上方歌舞伎復興までの道のりが印象深かった。
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「なんじゃ、こりゃ?」なのである。インタビューってのは 聞く側がどれだけ少ない言葉で、相手から多くのことを引き 出すことが出来るかが腕の見せ所。 なのに、付け焼刃の知識でインタビューしているとしか思えない。 ねぇ、小松さん、本当に歌舞伎の舞台を繰り返し観たことがあり ますかぁ?...
「なんじゃ、こりゃ?」なのである。インタビューってのは 聞く側がどれだけ少ない言葉で、相手から多くのことを引き 出すことが出来るかが腕の見せ所。 なのに、付け焼刃の知識でインタビューしているとしか思えない。 ねぇ、小松さん、本当に歌舞伎の舞台を繰り返し観たことがあり ますかぁ?って聞きたくなる。 孝夫時代からのファンであるが、あまりにも酷いインタビュアー に涙がこぼれるぜ。 よくこんな聞き手での出版を許したな、仁左衛門さんも。人が 好いんだろうな。 関西歌舞伎から東京へ。関西と東京の違いだとか、2度の大病 からの復活だとか。聞き様によってはもっと話を引き出せたはず。 話のどこをとっても上っ面を撫でただけ。もっと突っ込まんかいっ! 肝心のインタビューがダメダメなので、見どころは舞台写真のみ。 こんなことならもうちょっと奮発して写真集を買えばよかった。 とほほ。 こんな本を買っちゃった自分にも、情けなくて泣けて来る。
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歌舞伎役者片岡仁左衛門 帯に書いてある「僕は、みんなと同じようなスーツを 着ていても、人ごみの中を同じ歩調で 歩いていながら、 それでも目を引けるような そんな役者になりたいな」 という言葉にくぅ〜。っときた。
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