愛の倫理 の商品レビュー
読了。今の時代にやっと考え方が合ってきたのかなと思った。1968年刊行の本でその時著者は46才である。現在96才であるから、人生長いなと感じた。
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極右的で、極左的。 超保守的で、超改革的。 手厳しいようで、ズバッと的を射る。 強引な感じはするが、悪い気はしない。
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奥が深い。 何事も勉強することが大事なのに男女のことを勉強する人ってあんま多くない気がするのは気のせい? 自身は女でありながら、女という性に対して再発見が多かった。 深い。
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愛と欲望の違いに気がつかない人間達。 所有と束縛は 愛を腐らせ 自らも落とし込む。 それが業でもあり 人のナマの姿でもある。 そんな耳の痛い言葉が詰まっています。
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誇張が入っている(と信じたい)にしても、男が読むと結構驚かされる、女の愛情を赤裸々に綴っています。女も仕事をすべきという単純なジェンダー論ではなく、愛情を糧に仕事に打ち込むという姿を描いています。女性というのは、やはり想像の範囲外にある生き物なのかもしれません。そしてこれが196...
誇張が入っている(と信じたい)にしても、男が読むと結構驚かされる、女の愛情を赤裸々に綴っています。女も仕事をすべきという単純なジェンダー論ではなく、愛情を糧に仕事に打ち込むという姿を描いています。女性というのは、やはり想像の範囲外にある生き物なのかもしれません。そしてこれが1968年に書かれたということにもびっくりさせられます。
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20歳で結婚、26歳で離婚して、それ以来思いのままに生きてきた寂聴さんの、真実に生きようとする女性への応援歌、30年前の本であっても少しも色褪せていない。
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